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【WBC】プールD 前回大会準優勝 プエルトリコ代表紹介❗️

みなさんこんにちは❗
今回はプールD「プエルトリコ代表」を紹介していきます。

 2大会連続で準優勝と結果を残しているプエルトリコ。
 
 果たして今大会は悲願の初優勝となるでしょうか。

今大会の注目ポイント

監督Yadier Molina

 プエルトリコの心臓と言える存在であったMolinaが昨年現役を引退をしました。

 今まではフィールドの上で絶対的なリーダーとして支えてきました。

 そして、今大会は監督として再びWBCに戻ってきました。

 ただ、監督経験はありますが(2022年からVenezuelaのWLに監督として参加しています)大舞台で初めて指揮を取るのでリスキーの可能性もある選択でもあります。

 何よりMolinaが代表にいるとはいえ、選手ではなく監督なので前回大会とはまた違ったものになると考えています。

 チームのありとあらゆる所に影響を及ぼしているMolinaが選手ではなく監督という立場で今大会どのような影響をもたらすのでしょう。


キャプテンFrancisco Lindor

 今大会はLindorがプエルトリコ代表のキャプテンを務めます。

 今までMolinaが務めていたフィールド上でのリーダーシップをLindorが今回は担います。

 現在メッツでもチームの中心選手として活躍しているLindorが「新生プエルトリコ」を優勝まで導けるのか注目です。

ロースター

 この2人の辞退は非常に大きいです。
 もし、CorreaとMirandaが残っていた場合、プエルトリコの内野陣は今大会トップ3のメンバーになっていたでしょう。

 

オススメの選手

 さすがに前回のアメリカ代表紹介は長すぎたので今回は私のオススメの選手を投手4人、野手4人紹介したいと思います。

Pitcher

マーカス・ストローマン(Marcus Stroman)

 前回大会はアメリカ代表として出場をしたStroman。
 プエルトリコとの決勝戦では7回途中無失点の好投でアメリカを初の優勝に導きました。

 今大会では母親の母国であるプエルトリコで出場します。

 身長170cm程と190cm100kgの選手がゴロゴロいるMLBの中で一際小さい部類に入るStroman。

 しかし彼は「身体のサイズは関係ない。ハートのサイズが大切なんだ。(アレン・アイバーソン)」と言わんばかりの活躍をしてきました。
 (StromanとIversonて顔似てません?)

 ピッチングだけでなくフィールディングも素晴らしく、彼は本当に活躍するために細かい部分も突き詰めているように感じます。

 私の大好きな選手の1人なので今大会も頑張ってほしいです❗

2022年 25登板 6勝7敗 防御率3.50 119奪三振
138.2回 WHIP1.15 WAR2.0
 

ホセ・ベリオス(José Berríos)

 ブルージェイズでアレク・マノアと共に先発の柱として活躍をしているBerríos。

 昨シーズンは年間を通して不安定な投球が続きました。防御率も5点台でした。
 
 野手陣のおかげで結果的には勝ち越しでシーズンを終えましたが、終盤のポストシーズン争いでは2試合連続で5失点以上と勝ちきれませんでした。

 その後オフシーズンでは色々と修正を加えていったようです。

 果たしてWBCではどんなピッチングを見せてくれるでしょうか。

2022年 32登板 12勝7敗 防御率5.23 奪三振149
172回 WHIP1.42 WAR1.1

アレクシス・ディアス(Alexis Diaz)

 昨シーズン新人王投票5位にランクインをしたAlexis Diaz。
 
 彼の兄はこの後紹介する、メッツの守護神Edwin Diazです。

 メジャー1年目の去年はレッズの厳しい中継ぎ事情の中、59登板で防御率1.84と十分な活躍を納めました。

 今シーズンは更なる成長を見せてくれるでしょう❗

2022年 59登板 7勝3敗 防御率1.84 83奪三振
63.2回 WHIP0.96 WAR1.0

エドウィン・ディアス(Edwin Diaz)

 ニューヨーク・メッツの守護神Diaz。

 サイド気味のスリークォーターから放たれるMAX165km/hの4シームと消えるように曲がるスライダーが武器の選手です。

 昨シーズンは登場曲でも話題になり、日本でも人気のある選手になりましたね。

2022年 61登板 3勝2敗32セーブ 防御率1.31 118奪三振 62回 WHIP0.84 WAR3.0

内野手(Infielder)

マーティン・マルドナード(Martin Maldonado)

 昨シーズンのチャンピオン、アストロズの正捕手のMaldonado。

 彼の打撃はお世辞でもいいとは言えず、メジャーでもワーストに入るぐらいの打力です。

 しかし、それでも常勝アストロズの正捕手を任せられているのは、Maldonadoの守備面でのリーダーシップ、ゲームプラン組み立ての上手さなどが高く評価されているからです。

 投手陣からの信頼も厚く、今大会はMolinaの代わりにチーム守備を支えていくでしょう❗

2022年 打率.186 15本塁打 45打点 WAR0.5
DRS+2

MJ・メレンデス(MJ Melendez)

  ロイヤルズ期待の若手捕手です。

 昨シーズンは18本塁打とルーキーとして非常に期待ができる活躍をしました。

 今年のスプリングトレーニングでも打率.375、
ホームラン1本、6打点当たっています。

 いい状態で大会に入れそうですね。

2022年 打率.217 18本塁打 62打点 WAR-0.2
DRS-18

ハビアー・バエズ(Javier Baez)

 前回大会ではノールックでランナーをタッチアウトにするプレーで話題を呼びました。

 元々アクロバティックな守備と大きなスイングから放たれるホームランが魅力の強打の内野手でした。

 しかし、昨年は攻守共に精彩を欠いたプレーが散見されました。

 現在30歳とまだまだ落ちる時期ではないので今シーズンが復活のシーズンとなってほしいですね。

 幼少期からの仲であるLindorがWBCではチームメイトなので刺激をもらってほしいですね❗️

2022年 打率.238 17本塁打 67打点 WAR2.0 DRS-4(ショート)

フランシスコ・リンドーア(Francisco Lindor)

 先程も紹介したプエルトリコ代表のキャプテンLindor。

 ショートで高い守備力を誇り2度のゴールドグラブを獲得しています。

 それに合わせて高い打力も持ち合わせており、2017年~2019年まで3年連続で30本塁打を記録しています。

 大舞台に強く、一昨年のヤンキースとのサブウェイシリーズでは1試合3ホーマーという大活躍をしています。
 
 前回大会も活躍をしており、今回もそれ以上の活躍を期待したいですね❗

2022年 打率 本塁打 打点 盗塁 WAR DRS

Outfielder

ヘンリー・ラモス(Henry Ramos)

 昨シーズンはKBOのでプレーをしたRamos。

 ケガによりシーズン途中で解雇となってしまいましたが、今シーズンからはシンシナティ・レッズのマイナーでプレーをします。

個人的にRamosは今大会のブレイク候補になっています。
  理由としては現在スプリングトレーニングで14打数で打率.557と大当たりしている点ですね。

 大会に向けて非常に状態がいいと言えるでしょう。

予想スタメン

 打線の核はLindorやRosario、Baezになります。

 ランナーが溜まった状態でこのクリーンナップに回ると大量得点が期待できます。

 他にも1番のMelendezの一発は大いに期待できるので初回先頭打者ホームランで流れを引き寄せることができます。

 個人的にはBaezが扇風機にならないか心配です。
 
  

守備

  守備での見所はLindorとBaezの二遊間コンビのプレーです。
 幼なじみの以心伝心プレーが見れることに期待したいですね。

大会展望

 強豪国が揃い、「死の組」と呼ばれるプールとなりました。

 今回のプールの中で最もハイレベルな戦いが観れることでしょう。

 現在の予想ではドミニカ共和国が頭ひとつ抜けており、その後をプエルトリコ・ベネズエラが追っていく形になるでしょう。

 ですが、プエルトリコはCorreaとMirandaが辞退をしてしまい、野手の戦力が大幅に低下してしまいました。

 そのため現状はベネズエラの方が予選通過の可能性が高い状態になります。

 イスラエルは前回大会でダークホースとして一気に野球界に名が広まりました。
 今大会もジョク・ピーダーソンを中心にたくさんのMLBプレーヤー・経験者が出場します。

 今大会も我々を驚かせるような結果に期待したいですね。

 初出場のニカラグアは他国のリーグと違いシーズンが開幕しています。各国の代表はこれから仕上げていく時期の中、ニカラグアは仕上がった状態で大会に臨むことができます。

 ニカラグアのレベルがどのくらいかはあまりわかりませんがこのプールのダークホースとなれるでしょうか。

 BerríosとStromanは先発起用で確定として考えています。

 後の投手は先発と中継ぎ両方での経験がある選手が多いです。なので残りの2人も先発経験が豊富という理由で先発にしました。

 恐らく先発投手が降板したあとは、中継ぎ投手を1回~2回程度で複数の投手で繋いでいくでしょう。
 そのために中継ぎ投手を多く招集したとも思うので。

 そこまでプエルトリコの投手陣は先発・中継ぎという枠組みに囚われなくていいように感じます。

 

最終結果予想

 プエルトリコの最終結果は準々決勝敗退とさせていただきます。

 恐らく2位通過になりそうなのでその場合はプールCの1位通過になると思われるアメリカと当たります。

 今回のアメリカを倒すのは少しキツいかなと感じるのでこの予想になりました。

 アップセットが起きるところも観たいですね❗


まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます!

プエルトリコは非常に厳しい戦いが今大会つづきますが、監督MolinaとキャプテンLindorを中心に勝ち抜いてほしいですね❗

 果たしてプエルトリコは悲願の初優勝となるでしょうか。


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