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【WBC】準々決勝 メキシコ対プエルトリコ

みなさんこんにちは❗ 
今回はマイアミで行われた準々決勝 メキシコ対プエルトリコの試合を見た所感を述べていきます。

 果たして準決勝で侍ジャパンと当たるのはどちらの国でしょう。

こちらの試合については以下の記事もご参照ください。


スターティングラインナップ

 ⬆️準々決勝のスタメンになります。

 両チーム、1次ラウンドから大きく打線の変更はありませんね。

 プエルトリコは今大会全試合に3番に入っていた左打ちのメレンデスに代えてライトに右打ちのベラスケスを入れてきました。

 恐らくメキシコ先発のウリアス対策でしょう。


最終スコア

 プエルトリコ4‐5メキシコ
HR バエズ ロサリオ  パレデス

試合の流れ

  初回から試合が動きましたね。
 1回表プエルトリコの攻撃、1アウトからヘルナンデスが四球で出塁。続くベラスケスがセンター前ヒットで1.3塁。
 そして4番リベラの犠牲フライでプエルトリコが先制をします。

 2アウトになり5番バエズが逆方向に2ランホームランを放ちリードを広げ、

 続くロサリオもホームランを放ち4‐0。

 初回からプエルトリコらしい攻撃で大きくリードを奪いました。

 対するメキシコとしてはエース・ウリアスが初回からいきなり捕まり幸先の悪いスタートとなりました。

 打ってかわって裏のメキシコの攻撃。
 プエルトリコ先発のストローマンがいつも通りの投球で三者凡退。
 主導権はプエルトリコが握ります。

 しかし2回裏、1アウトから5番パレデスが左中間にソロホームランを放ち1点を返します。
 結局この回はこの1点のみでしたが、メキシコは初回の失点を引きずらずに反撃をしました。

 その後は両チームの先発投手が危なげなく抑えていきます。

 再び試合が動いたのは5回裏メキシコの攻撃。
 メキシコ打線がストローマンからヒットと四球で繋ぎます。
 1アウト満塁で2番ベルドゥーゴがセンター前に落ちるヒットで1点を返し、2点差に迫ります。

 ここでストローマンは降板となり、後をヤクセル・リオスが引き継ぎます。
 何とかここで終わらせたいプエルトリコ。一気に追いつきたいメキシコ。この勝負を制したのはプエルトリコでした。

 リオスが3番メネセスをファーストフライ、4番テレスをセカンドゴロに打ち取り満塁の場面を最小失点で抑えました。

 これで再びプエルトリコに流れが傾くかに思われましたが、プエルトリコは初回の猛攻以降チャンスメイクをしてもあと一本が出ないという状態に大会を通して悩まされ、不穏な空気が流れていました。

 5回以降も先発のウリアスに代わって登板したハビエル・アサドに抑えられてしまいました。

 そして7回裏、試合が大きく動きます。
 この回から登板したアレクシス・ディアスがケガで離脱した兄エドウィン・ディアスの登場曲「ナルコ」が流れる中登場しました。
 
 演出バッチリの中での登板でしたが先頭の9番バーンズに2ベースヒットを打たれいきなりピンチとなります。

 その後も2者連続で四球を出してしまい0アウト満塁と最悪の状況でマウンドを降ります。

 絶体絶命の状況で登板したのはホルヘ・ロペス。このロペスがメネセスとテレスを打ち取り何とか2アウトまでいきます。

 しかし、続く5番パレデスがレフト前に落ちるタイムリーヒットで2点を返し同点に追いつきます。

 これで勢いづいたメキシコは6番ウリアスがライト前に運び遂に逆転をします。

 ロペスが何とか次の打者を抑えますが、
 スコアは4‐5。
プエルトリコ遂にリードを奪われました。

 これで余裕がなくなったプエルトリコ。
 8回表の攻撃、1アウトから途中出場のメレンデスが四球で出塁をします。

 続いて3番リベラ。カウント3‐2から低めのスライダーを掬い上げます。
 しかし、レフトへ上がった大飛球をアロザレーナがジャンピングキャッチで同点のピンチを救います。

 このプレーでほぼ試合が決まったと言ってもいいでしょう。それぐらいのビッグプレーでした。

 1.2塁間で悔しがるリベラの姿もWBCという大会が選手にとってとても大きなものだと感じました。

 その後もチャンスを作りますが、あと一本が出ませんでした。

 そして9回表、プエルトリコ最後の攻撃。
 メキシコはカージナルスで活躍をしているガイェゴスを起用します。

 先頭7番バスケス。今大会を通して当たっているバスケスが3球目をレフトに運び出塁します。

 しかし、続くマチンが送りバントを上げてしまい1アウト。
 9番マルドナードもファーストフライで2アウトで絶体絶命となります。

 ここで1番キャプテン、フランシスコ・リンドーアに回ります。
 今大会チームを支えてきたリンドーアがセンター前に運び1.2塁のチャンスを作ります。

 このビッグチャンスでベンチとスタンドの期待を一心に背負いキケ・ヘルナンデスが打席に立ちます。

 一打同点、長打で逆転の場面。
 カウント2‐2からの6球目、真ん中外よりのスライダーを見逃し三振。

 メキシコが初回の4点をひっくり返し、準決勝に駒を進めました。

 プエルトリコは初回の猛攻で主導権を握りましたがその後は解説のAKI猪瀬さん曰く、「熱しやすく冷めやすい」とのことでまさしく同じように打線が沈黙してしまいました。

今日のヒーロー(メキシコ)

 ここからは準々決勝で活躍をした選手を個人的に選出します。

ハビエル・アサド(Javier Assad)

 メキシコ先発のウリアスの後を継いで登板したアサド。
 2回2/3を投げ、プエルトリコ打線を勢いづかせずしっかりと抑え反撃の気運を高めました。

アイザック・パレデス(Isaac Paredes)

 2回にソロホームランを放ち7回には同点の2点タイムリーヒットを放ったパレデス。

 単純にこの試合では彼の一打が無ければ勝てませんでした。プレッシャーのかかる場面でのこの活躍は日本戦でもかなり警戒をする必要があるかもしれません。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます!

 これで21日に侍ジャパンと対戦する相手が決まりましたね。
  メキシコ代表は壺にはまると一気に得点を重ね差を広げてしまう怖さがあります。

 ですが、日本の投手陣はNo.1なのでそういったビッグイニングを作られることはあまりないと考えています。

 WBCもあと数試合。
 最後まで楽しんでいきたいですね🎵

準決勝
 日本 対 メキシコ 日本時間3月21日8:00

出典


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