中山善貴の面白いと思ったドラマ『トリック』

「おまえのやった事はすべてお見通しだ!」

皆さんはこの決め台詞が有名なジャンルの良く分からない「トリック」というドラマをご存じでしょうか?

果たしてこのドラマ、サスペンスなのかミステリーなのかコメディなのか。
改めて見返してみても全く判断つきません。

しかし、そのゆるい感じのつかみどころの無さからか、人気を博し大人気シリーズとなりました。その数はなんと10シリーズにも及びます。

最初は深夜ドラマとして放送されていたにも関わらずあまりの人気さから、ついにはゴールデン帯に進出する程の人気ドラマなのです!

このドラマの特徴、何と言っても登場人物全てがとにかく濃い。
味つけしすぎだろうと言うほどにとにかく濃いのです。

が、なぜかドラマの独特なリズム感で言い具合に落し込まれている不思議なドラマ。何と言いますか、演じている方達の演技が見事にそのキャラクターにハマっていて、見ていて全然飽きないんですよね。

なんというか見れば見るほどハマってしまうドラマ。キャラクターが濃すぎても全くお腹いっぱいにならない。

多くのドラマでは主人公やヒロイン、ライバルのキャラ付けをもっとも濃くすることで印象に残し感情移入しやすくするというのが大部分なのですが、他のキャラクターまで濃いというのはなかなかありません。

そういったところが人気の理由なのかもしれませんね。

シリーズとしては既に完結してしまっているのですが、これだけ人気の作品でも最初は大赤字だったそうですよ。なんでも3000万円も赤字になってしまったんだとか。

DVD等が売れてなかったらとんでもないことになってたかもしれないそうですよ。

主役を務めたのが仲間由紀恵さんと阿部寛さんだったので、いま考えると超豪華なドラマだったんだなという感じですね。

以上、中山善貴でした!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?