『自尊心を保つ方法』
『自尊心を保つ方法』
『その場で嫌われても良いと思えるくらい、その分、安心できる居場所をほかで作る』
どれだけ嫌われようが、死にはしないし、結局その人それぞれの価値観でみんな生きていて、
誰もが共感できるもの同士なんて、無理なことなのに、なぜか人は群がりたがる。
自信がなかったり、嫌われることに臆病になったり、
生活を守るためだったり、大切な人を守るためだったり、
それは良いことでも悪いことでもあり、
どうするかの判断は自分でやるんだけれど、
ひとまず、そこ以外の場所で何も求めずとも安心できる居場所を作ることが強くあれる秘訣に思う。
『なにか自分の中でブレないものに集中する』
大切なものがある人は強い。支えてもらえる、支えたい、そんな状況にある人は強い。
それと、長年の経験上自信を持つ人もいる。
でもこれはもろ刃の剣で、時間が経つにつれ、その経験が役に立たなくなる場合もある。
これさえあれば、何もいらないというくらい自分の中でブレない何かを求めていたいと思う。
『嘘をついて笑えば傷つく。だから、嘘をつかずに笑う』
相手はこちらがどう思おうと、あまり気にしない人も中にはいる。
その人といて、自尊心が傷つくのかそうでないのかは、人それぞれだけど、
心のどこかで、一緒にいると嫌だなあと思う瞬間があるのであれば、
笑うことが嫌なことは口にせずとも控えたり、
出来るだけ素直にいることを続けることで、周りが察することもある。
性別でも違うのも分かる。でも、分かっていながらも苦しくなるほどの関係に、なんの利益も感じないのであれば、
例えば職場内の人間関係であったりならなおのこと、
出来るだけ、嘘はつかずに笑いたい瞬間だけ笑えば良いと思う。
『上手くできなくても良い、怒れなくても良い、はっきりと否定できなくても良い、相手に理解されなくても良い、自分の思ったことを口にする』
少しずつでもいい。これまで思ったことも言えなかったのは、自分のせいだけじゃなくて、周囲のとの人間関係や環境によることだってある。
だからこういうことができないからといって、自分を責めなくてもいい。
だけど、周りに気付いてほしい、気持ちを分かってほしいと思えば思うほど、そうならない時は苦しい。
人はそれほど自分以外のことに興味を持っていなかったりする。
興味を持たれたとしても、自分にとってそれが本当に幸せなことなのかどうかは分からない。
人によっては初めは良くても、気付かぬうちに自尊心を傷つけられてしまっている場合だってある。
判断基準は至ってシンプルで、
自分の主張を汲み取ってくれているか。
相手側がこちらの気持ちも無視して、自分の主張を押し付けていないか。
『NOと言えないことが最悪の問題ではなくて、NOと言わなきゃいけない環境を作らない。最悪逃げたって良い』
アメリカ人はNOということに躊躇しない。
NOということは当たり前のことで、できないこと、やりたくないことに関してははっきりと言う。
それが礼儀として認識されている。
日本人の悪い癖で、ついNOと言えず鵜呑みにすることは誰にでもある。
どう頑張っても、苦しくても、それでもNOと言えないことに悲しむ人もいることは分かってます。
そんな人を理解したいし、できれば苦しみを少しでも減らしてくれる人が身近にいるとラクになると思います。
でも、誰でもそういうわけにもいかなかったりするだろうから、
そういう場合、NOと言わなきゃいけない苦しみを味合わなくていい環境に変える。
もしくは、そういう環境には出来るだけ身を置かないようにすると、少しは状況も変わるはず。
『狼になれなくても良い。バカにされてでも、けなされてでも、くだらなさに時間を取られない余裕を作る』
くだらなさ。色んなくだらなさがあって、人それぞれに問題を抱えていて、
誰が手を貸そうにも、解決できないこともある。
自分が心から落ち着いて、嘘もつかずにいれるつながりはどこだろうかと考えてみる。
もしそれが今ないのなら、なんでこんな状況になったのかを振り返ってみる。
もっとやらなきゃいけないことはないか、大切にしなきゃいけないことはないか、
考えると苦しいこともあるかもしれない。
今まで逃げてきたことに向き合わなきゃいけないかもしれない。
それでも、自分は本当はどうありたいのか。
狼になれなくても良い。バカにされてでも、けなされてでも、くだらなさに時間を取られない余裕を作るには、
自分の中で繰り返し繰り返し整理をしないといけない。
これはあくまでも僕の考えてることであって、誰しもが当てはなることではないし、強要もしない。
だけど、少しでもこの記事が何か役に立てれば嬉しいです。
月刊 peace's gallery 7月号
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