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雑多な雑感――NPOの戯言①

《自己紹介①》NPO
 わたしはNPO。法人ではなく個人のNPO――のん兵衛・ポンコツ・おっさん。自虐趣味はないが、客観的洞察力に優れているせいか(言われたことはないが)、枯淡の境地に達しているせいか、ただのボケの兆候のせいか、いずれにしても間違いなくNPO。
◆注:健診後に送られてくる紙切れなど証拠の提示も可能だが、知りたいと思う奇特な人がいるはずもないのでやめておく。なお、先々月酔っぱらった挙句捻挫した足首はいまだ完治していない。

 そのNPOがなぜ駄文を綴ることにしたのか。
(1)暇になったからである。なぜ暇なのか。俗にいう「社会的責任」から免れたから。つまり馘(クビ)になって放追されたのである。明白な事実を挙げると所得税の支払いがなくなった。あれほど憎んだ所得税と面倒な確定申告から解放されたのだが、早くもいまは懐かしい。
 ただ、失職は赤貧への道のりを邁進することである。「清貧の倹しい生活を満喫」と言いたいが、さほど甘くはない。なので就活中。近辺には人を見る眼のない人が多いせいか目下「是非とも」という声が掛かる見込みは微塵もない。
◆注:実際、国税庁に何度電話したことか。こちらは平身頭低で質問しているだけだが、応対した職員の横柄な態度は忘れがたい(結構前の話だが根に持つタイプなので)。例えばこんな感じ(嘘偽りなき事実)。
――(具体例を挙げて)これらは必要経費に該当するのですか?
――はぁ。あなたきちんと調べたの。とにかく書類揃ってるの。だったら近くの税務署に相談して。
 納税者を尊敬せよとは言わないが丁寧語さえ使えない職員を国税庁は雇うのかと辟易したが、苦情を受け付ける役所が世界中探しても見当たらなかった。せめてスマホがあれば録音できたのに。

(2)謙虚さを絵にかいたような人間を自認しているが、なお反省の余地があるかもしれない。自己を顧みるいい機会、ひょっとすると徳を積むことに繋がる――ゆえに浄土で優遇されるかもしれないという淡い期待もある(下司と言うなかれ)。とりあえずそんなところ。






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