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雑多な雑感――NPOの戯言⑦

《たぶん普遍的なテーマ①》 モテる男とモテない男(1)
 前回《自己紹介⑥》で未婚を明示したので。
 わたしはモテない男である。未婚である理由の根源にモテないという厳然たる事実があることに気づくまで随分の時間を浪費してきた。この事実は、すでに歪んでいる人間性をさらに歪め卑屈にさせる重大な問題になり得る。必然ではまったくない。とりあえずの事例はわたしの現状のみである。すでに述べたように自虐趣味はない。根拠あって一定の結果を導くという真理に則っている。わたしの性格上の欠陥もあったのかもしれない。もちろん運・不運という与り知れない事態も否定しない。
◆注:もちろんモテないことと未婚は比例関係にない。それでも一定の相関関係があることも否定できない。間違ってるかな?

 モテない男であることを自覚したのは高校の時である。周りにモテる男が数多いたせいもある。やっかみも覚えていたかもしれないが特定の人物に対してではない。第一そんなの覚えている方がどうかしている。いずれにしても分かりやすい例はバレンタイン・デー。毎年芳しくない2月を通り過ぎるのを待っていた気がする。所詮、学校時代のことであるから、未来の自分に希望を託すこともできた。ところがその後も「モテ期」をすっ飛ばして現在に至る。
◆注:「モテ期」にわずかでも信憑性があるとすれば、あまりにも早熟だったわたしの場合、たぶん園児から小学生の頃と考えられる。思い込みかもしれない。
(つづく)


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