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人間失格

現、実家の金木町にて人間失格カステラサンド4月販売開始!
そして、走れメロンパンが5月1日から発売

太宰生誕記念(110周年)

個人的には、太宰系列?の人間の不条理、心の闇をとことんまで追求した作家が好きで

太宰、阿部公房、カフカ、ドストエフスキー辺りの
砂、壁、虫とか地下室に何故か興味を持って
世の不条理、無力感、絶望感を共感しながら見るのであり(笑)場のエネルギーを頂いております。。
(ちなみに、現地のおじいさん世代は太宰より津島のせがれ、津島の殿様、金持ちの山源さんという方が結構多いです)

太宰の金木町も、昔から相当な田舎にわざわざ足を運んでいただき、マニアの方々が熱く語っているのをよく見かける斜陽館で

天才という方、ろくでなしという方
賛否両論別れて、天才と評価する方からは
自己破滅型の天才(非常識な感性を持つがゆえに常軌を逸して健康を省みず、感受性が高すぎて傷つきやすい)だそうです。

面白いのは、凄い!かダメ!の大体どちらかの評価しか聞いた事が無く
バランスの無い極端な評価を受けてて、尚且つ自殺したのが今の自分と同じ歳で。。

この街をどんな気持ちで見てたのか?
何気ない風景を、幽体離脱して太宰の視点から見る感覚だと見方や景色が変わってくるなぁと感じます。

青森の津軽半島の田舎に、太宰もいれば、奇跡のリンゴの木村さん、森のイスキアもご近所で
日大の田中理事長とか、、羽柴の秀吉さんとか
影響力の大きい人が多い生誕の地が不思議な感覚であり

津軽の小説が売れて現地に来る人が小説通り津軽半島回って頂いて、観光誘致に役立ってたりと
ビジネス視点では結構貢献してるんじゃないか??

そんないろんな角度から見て話出来る人間になれれば面白くて、走れメロスも美談だけではなく、苦しい時に仲間意識、友情をどこまで守り貫き通せるかを考えさせられる内容でもあり
1つの小説に解釈が10通りあるとして、その人その人に響くポイントで
パターンを変えて伝えれる人間になれれば魅力的だなと。相手の意図を汲んだり、言うではなく伝える、響くという視点、クリエイティブな発想の視点から小説を読む大切さ、読んだ後実際に現地に行ってみて五感で感じる事。そういう先生や親、教育があったら魅力的だなと思うのであります。