見出し画像

「死とは何か」を介護現場に活かしてみる

内容はとにかく難しくて一度読んだだけでは理解できません笑
要約を読んだりYouTubeの解説を見て少しだけ理解できるようになりました。

【剥奪説】
もし自分が存在しなければ、生きて存在してさえいれば得られるものが得られなくなる。
死が悪いのは、人生における良いことを奪うからなのだ。

「剥奪説」をもとに死を考えると、まだやりたいことあるのにそれが奪われるから「死」が怖いということになります。

逆に、奪われるものがないと「死」というのは怖くないということになります。

入居者さんからこんな言葉聞いたことありませんか。
「永く生きすぎた。もういつお迎えが来てもええ」
もうやり残したことがないので死を受け入れていると解釈してもいいかもしれません。

「そんなこと言わずにもっと永く生きましょうよ」と返すのが一見優しく感じますが入居者さんからすると「いや、ホントもうええで。マジやで」と心の中で思っているのかなと思います。

前々から「永く生きましょうよ」ということに違和感を覚えてた僕は「わかった。ここにいたら僕がちゃんと見送るから。ただ、その日は今日じゃないね。まだそれだけ喋れてるからね」と返すようにしています。

「そうだのん。その時は頼むで」と返されることが80%くらいです。
#全国介護士連合会調べ
#どこ ⁉︎

死にたくなるのは明るい未来が見えず、自殺にも繋がっていきます。

ほぼ体験しないケースですが、自殺したい人から相談受けた時は「自殺なんかけしからん!」というよりは「今は辛いかも知らないけどこの先良いことがあるよ」と伝えるのが良いのかな。
#もっと専門的な知識とアプローチが必要だよね

本の中では身体的に機能しなくなった時が「死」なのか。人格を失った時が「死」なのかなどとにかく難しく書かれています。ホント読み進めれません笑笑
たまには難しい本読むのも良いですよね。

今日を精一杯生きています。

今日の一曲は🎵
尾崎豊で「15の夜」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?