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「ずるい考え方」を介護現場に活かしてみる

ずるい考え方の「ずるい」は「卑怯ひきょう」ではありません。

ラテラルシンキングとはどんな前提条件にも支配されない自由な思考法のこと

エドワード・デ・ボノ博士

ラテラルシンキングの反対の考えとして「ロジカルシンキング」があります。論理的な思考のことです。
ロジカルシンキングは筋道を立てて論理的に解答することで、ラテラルシンキングは思考の幅を広げてる考え方です

ロジカルシンキングは「悪」でラテラルシンキングが「正」というわけではなく、問題の性質によって使い分けるといいよという感じです。

13個のオレンジがあります。子ども3人で分けてください。

①1人4個ずつ分けて、残り1個を3等分する
②はかりを使い3等分に分ける

①1個のオレンジを3等分にするのは難しそう。あっちの方が大きいと不満がでた
②私のだけすっぱいオレンジだった。不公平だーと不満がでた

①②はロジカルシンキング

③ジュースにして分ける
④オレンジの種を植えて育ったオレンジを分ける

③加工してはいけないというルールは設けていないので有効。私たちは現物をなんとかしようと考えてしまいます。
④とっても時間がかかるなと思ってしまいますが、これも有効な考え方。

③④がラテラルシンキング

年齢と共に経験値が増え「これならできる」「そこまではできない」と無意識に決めていることがあります。
自由な発想という点に関しては経験が豊富ということが不利に働くなと感じました。
ただ、経験というリミッターを外すのはなかなか難しいですよね。

トップ企業の隣を狙え

トップ企業は綿密なマーケティングの下、販売店舗の場所を決めています。競合にならないように他の場所に店舗をオープンするより、トップ企業の隣に店舗を置くことでマーケティングにかける費用を抑えられトップ企業に来たお客さんの視界に入るので流れてくる可能性が高まります。
コバンザメ作戦です。

介護転職フェスに置き換えてみます。
人気のあるA会社。A会社の隣に自分のB会社のブースを置く。「A会社のブースに入れなかった。いつ空くか分からないので隣のブースにとりあえず入って様子を伺おう。おや、意外とB会社良さそうだぞ。A会社は人気があって入社できそうにないからB会社にしよう」となるでしょう。
#そんなに上手くいくんか

結果的に1人も採用できないかもしれません。ただ、何の知識も得ずにむやみに出店するよりこういう方法もあるんだと知ることで0を1にすることができるかもしれません。

ずるく生きて、楽しくいきましょう。



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