幸せになるコツ

 我が家の家訓に「他人と自分を比べることは不幸になるコツである。他人と自分を比べてはいけない。」というものがある。
 長年、父から言われていたことであるが、それを証明するかのような出来事をここ最近で見つけた次第であります。

 「世界一幸せな国」と言われていたブータンという国がある。このブータンの「幸福度ランキング」が急落しているという出来事である。

【参考】ブータン「世界一幸せな国」の幸福度ランキング急落 背景に何が? | マネーポストWEB (moneypost.jp)

 以前のブータンの国民は「雨風をしのげる家があり、食べるものがあり、家族がいるから幸せだ。」と言っていたそうでありますが、ここ数年は幸福度が急落しているとのこと。
 前述のマネーポストWEBで精神科医の樺沢紫苑氏は、かつてブータンの幸福度が高かったのは、情報鎖国によって他国の情報が入ってこなかったからであり、情報が入ってくるようになり、隣の芝生が青く見えるようになり、順位が大きく下がったのではないかと分析している。
 
 長年、我が家の家訓となってきた「他人と自分を比べてることは不幸になるコツである。」という教えを後押しするような出来事に、考えさせられた今日この頃であります。

 しかしながら昨今はsnsの発達とともに他人の情報が入ってくるご時世になっているため、かなり気合いをいれていないと「インスタ映え」な情報と自分の現状を比べては鬱屈としてしまいそうな今日この頃であります。
 そんな時は家訓を思い出し「他人と自分を比べない!」と言い聞かせると共に、今の自分の幸せの要素(例えば、今のところ、生きていることとか、パートナーが健康であるとか。)に感謝をして、えいやっ!と他人と比べたくなる気持ちを抑えながら生きている今日この頃であります。

 かなり気合いを入れていないと「神様…せめてもうちょっとイケメンに産んでくれてもよかったんじゃあ…ない…の?」と神様への恨み言を言いたくなってしまう今日この頃であります。

 幸せになるコツは「他人と自分を比べず、今ある幸せに感謝をすること。」であると思う今日この頃です。
 こういう事って、当たり前のことなのかもしれないけれど、どこかで立ち止まって見直ししないと、忙しい毎日に追われてついつい見失ってしまいがちな出来事でもあると思います。

 今日はゆっくりと今ある幸せに感謝しながら過ごそうと思う今日この頃であります。

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