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【愛知・名古屋】豪華絢爛な古を再現、名古屋城の本丸御殿は必見のスポット

「見知らぬ街で自分が全く孤独だと気づくことは、世界でもっとも大きな喜びのひとつである。」(Freya Stark)

 名古屋旅行のシリーズ、前回の記事は以下のリンクからご覧ください。

 さて、本日は連載5回目、名古屋城についてです。
 名古屋城は日本三名城の一つ、明治以降も残っていた天守や櫓は第二次世界大戦の空襲で焼けてしまったというのが非常に残念、一時期は木造天守を復元するということで話題にもなっていました。この計画がどうなっているのかは定かではないものの、確実に進んできたのが本丸御殿の復元。2015年はまだ一部しか完成しておらずでしたけど、それは見事なものでした。


3日目:名古屋城、本丸御殿は一見の価値ありあり

 本丸御殿というのは聞き慣れない言葉ですけど、簡単に言えば城主の住居と庁舎を兼ねたもの。城主は天守閣に住んでいた訳ではなく、近くに建つ低層の御殿にいたんですね。
 その御殿を復元しているのが名古屋城、戦災にあうまで残っており、写真や図面等もあって復元可能だったという事情なんだとか。他では川越城で江戸時代から残る本丸御殿を観たことはあるものの、全国的にも珍しいんじゃないかと思います。
 名古屋に行ったら本丸御殿は必須の観光地、そう思って頂いたほうがよいのではと思いますよ。


3日目:鉄筋コンクリートの天守閣も悪いもんじゃない

 上にも書いた通り、木造天守を復元しようという動きもあり、老朽化・耐震性確保のため現在は閉館中の天守閣。鉄筋コンクリート製とはいえ、現在の天守も外見は江戸時代当時のものなんだそうです。
 展示物もかなり立派なものだし面白かったので、一旦は耐震補強をしておき、木造天守にする予算を二の丸等の復元に使った方がいいんじゃないかというのが素人の考えですけど、はてさて、今後どういう動きになっていくやらですね。 


3日目:名古屋城にて、優雅に抹茶と和菓子

 天守を観た後ははるばる歩いて二の丸へ、名古屋城は無茶苦茶広いので、二の丸に行くだけでも相当の距離があるんです。
 これだけの規模があり、堀が深く石垣も高い、至るところにトラップが仕掛けられたこの城を攻め落とすのはかなり難しいだろう。そんな堅牢さを感じることができる構えは今でも残っており、城好きにはたまらない魅力があるのが名古屋城です。

 そんなことには興味のない方でも、『二の丸茶亭』であれば抹茶と和菓子を堪能できるので、二の丸に足を延ばしてみるのも面白いのが名古屋城なんですよね。


 というところで、本日の記事は締めくくりにしてと。この旅の最終日については以下の記事からご覧ください。

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