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【千葉・行徳】のんびりと自然に親しめる森がこんな近場にあったとは

「悩み事は、散歩して忘れるのが一番。まあちょっと外へ出てみたまえ。ほら、悩みごとなんか、翼が生えて飛んで行ってしまう。」(Dale Breckenridge Carnegie)

 千葉県市川市、行徳の鴨場といえば、天皇陛下が雅子様にプロポーズした場所として有名ですよね。その鴨場の横に行徳野鳥観察舎があり、「交流・憩い・学習の館あいねすと」という施設があるんです。遠方に出掛けることができなかった2021年、地元にあるこの施設を訪れてみた、というのが今日の記事です。

宮内庁鴨場のお隣、行徳野鳥観察舎ってどんなところ?


 東西線行徳駅から徒歩20分ほど、鴨場の前を通過しようとすると…

 あれれ、手前の金網がひしゃげていて、そんなロマンチックな場所には見えないような…
 まぁそれはともかく、行徳野鳥観察舎に入ってと。鳥の巣箱があったりするいかにも野鳥公園らしい一本道を進むと、「あいねすと」に到着します。この時はコロナ禍でカフェは閉鎖中、しかも入場の人数を制限していたので素通りして、行徳野鳥観察舎を歩き回ってみることにしました。

 「みどりの国」と書かれた橋があって、この先に何があるのかと入口にいたスタッフの方に聞くと、「あ、自然のままの森なんですよ。素敵な雰囲気ですよ。」とのことだったので、寄ってみることにしました


行徳野鳥観察舎にて、自然そのままの森をウォーキング

 自然のままの森、つまり伐採や清掃をしていないということなのか。これが山中だったら人が立ち入ることができなくなるものの、埋立地にある若い森なので問題ないということのようです。

こんな感じに木々が生い茂り、足元には松の葉が折り重なっていて、踏み心地が何とも心地よい小径。

 鴨場の干潟を見渡すことができるし、いつの間にかこの森の空気にすっかりと和んでいることに気付いて。人間には、やっぱりこういう自然が必要なんだよな。
 都会とは思えないような深い森の景色、ここを歩けたことに感謝です。


 最寄り駅の東京メトロ東西線の南行徳駅まで、大手町からだと20分ほど。都心近くにこんないい森があるので、週末の散歩コースとして訪れてみてはいかがでしょうか。ご参考までに、東西線との位置関係がわかる地図を掲載しておきます。

地図にはJR京葉線の市川塩浜駅も見えてますけど、この方面からの入口はなし。干潟を時計回りに迂回していく必要があるので、南行徳と距離はほぼ同じか、若干遠いと思います。

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