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【千葉・北小金】紅葉名所の本土寺から、少し歩けば戦国時代の城跡にも

「悩み事は、散歩して忘れるのが一番。まあちょっと外へ出てみたまえ。ほら、悩みごとなんか、翼が生えて飛んで行ってしまう。」(Dale Breckenridge Carnegie)。

 今年も残すところ3週間、紅葉狩りの季節も終盤になってきました。気温も低くなってきて、ウォーキングしても汗をかきにくい季節。
 今日の記事は、2015年の11月末に北小金を歩いた時のまとめ。北小金は松戸と柏の間にある常磐線の駅で、ここにある本土寺というお寺が紫陽花と紅葉で名が通っています。
 創建1277年と古い日蓮宗のお寺、池上本門寺、鎌倉妙本寺とあわせて「朗門の三長三本」と称される代表的なお寺なんだそうです。(「三本」はいずれのお寺も名に「本」がついているからで、「三長」は本土寺の山号の長谷山、本門寺の長栄山、妙本寺の長興山からきているんだとか。)

北小金の本土寺、紅葉撮影に適した寺

 北小金の本土寺というお寺、あじさい寺という別名があるほどに紫陽花が黄数多くあるお寺ですけど、ニュース番組で紹介されることもある紅葉名所。7年前に訪れた時はまだ緑陽が多かったので有料の境内には入らなかったものの、今年は正に今が見頃なんだそうです。
 常磐線で北千住から北小金は20分強と近いので、この週末のお手軽紅葉狩りにもオススメです。


かつての巨大城郭、小金城を歩く

 せっかく北小金まで行ったのならばと、近くにある「大谷口歴史公園」にも足を延ばしてみることに。ここはもともと小金城というお城、高城氏という豪族の居城だったんです。
 高城氏は小田原の北条氏に従っており、豊臣秀吉の小田原征伐のときに所領没収となって小金城も廃城になったんだとか。400年以上が経過した今日でも空堀や土塁跡が残っており、城だったことが伺えるというのは凄い。歴史好きの方は是非訪れてみてください。


法華経寺の紅葉はそれなりの色。

 本土寺の紅葉はまだ見頃前、だったら下総中山の法華経寺はどうだと寄ってみたのが以下の記事です。
 このお寺も日蓮宗、迫害を受けた日蓮を庇護した千葉氏被官の富木常忍が1260年に開山したという歴史ある大寺院です。
 地元のお寺なので私にとっては見慣れた風景ではあるものの、江戸時代に建築された祖師堂や五重塔は見事なもの、一度は行ってみる価値はあると思います。


この店の汁なし担々麺はなかなかいける

 ランチは法華経寺参道にある『』という中華店、ここの料理は何を食べても美味しいんです。
 この日は汁なし担々麺、辛さはそれほど強くなく、モッチリとした麺がいい歯応え。そういえば最近行っていないので、近いうちにまた行くことにしようかな。


 本土寺と法華経寺を1日で巡るのではなく、別の日にそれぞれ、周辺の観光施設を含めて歩いてみる、というのは良い散歩になると思いますよ。

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