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念のためって何のため?

”念のため”

一見石橋をたたいて渡るような慎重さを感じなくもないが、思考停止してやることをただ増やしてしまっているケースが結構ある。


例えば社内で新ルールができた際に、そのルールができた背景や目的を深く考えずに、”念のため”と言ってそのルールよりも広範囲をカバーするローカルルールを部署内で作ってしまったりするのを最近経験した。


新しい社内ルールで帳票が一つ増えることになって、でも例外的にいらないケースもある。そのいらないケースがうちの部署の場合結構多くて、ちゃんと精査すれば無駄な帳票が増えるのを抑えることができる。

しかし、その例外に当てはまるかをいちいち考えて決裁したくないのか知らないが、社内ルールの定義する範囲外でも新帳票を念のため出せといった具合だ。

当然、働き方改革が叫ばれる中で無駄な工数が増えるため抵抗したが徒労に終わった。

せっかくその新ルールに当てはまらないケースがうちの部署の場合多いことまで社内でにぎったのに、その苦労も念のための一言でかき消されてしまった。


そこで声を大にして言いたい。


その”念のため”って何のためにやるの?ということを。

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