23.聖書から学ぶ人間の本質⑤〜人間が生きる目的〜
こんにちは^^
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前回は、
「自分の霊という存在を生かすことで神様と通じることができ、それによって「本当の自分の価値・生きる目的・自分らしさ」を知ることができる」
という話をしました。
今回の記事でも引き続き「人間の本質」に着目しながら、
・本当の幸せとは何なのか
・本当の幸せを感じるためには何をすべきか
といった内容につながる話を書いてみます。
<人間が生きる目的>
皆さんは人生を生きる中で「自分は何のために生まれてきたのだろう」と考えて見たことはありますか?
子供の頃に何かがきっかけとなってふと考えてみた経験があるかもしれないし、
高校・大学への進学のタイミングで「自分がやりたいこと」について真剣に考えてみたりもするし、
就職活動をするタイミングでも自分に真剣に向き合います。
就職した後も、実際に働きながら、「あれ?思ってたのと違う」となって、悩み始めたりもします。
何かショックなこと・大変なことにぶつかった時もそうですが、
自分が最も大きいと思っていた目標を達成した時など、良いことが起きた後でも
「あれ?」とふと考えることもあるでしょう。
その中で、本を読んでみたり、セミナーや研修に行ってみたり、インドに旅に行ったり、色々と試行錯誤しながら、自分なりに結論を出して生きていきます。
旧約聖書にもこのような状況が書かれています。
約3000年前から人間は同じような悩みを抱えて生きていたのかもしれません。
「飢餓のききんではなく、神様の御言葉を聞くことができないききんが来るだろう。
そうなると人々は神様の御言葉を求めて、答え・真理を求めて探し回るが見つけられない。」
と書いてあります。
「人生を生きる目的」を探そうと様々に手をつけて悩んでいる現代人の様子は、まさにこの聖句に書かれている状況そのものです。
<農作と霊のために生きる人生>
聖書にはこのような聖句があります。
一時的な存在である肉体を持って、永遠な存在である霊を生かすこと、それが人生、特に肉体を持って生きるこの100年の人生の大きな目的です。
最近は若年層の就農が話題になっていたりもしますが、農作の過程を見ると、種まきから収穫に至るまでに数多くの工程があります。
苦労することも多いですが、最後に実を収穫するためにすべきことをしなければなりません。
農作の話を人間に置き換えると、肉体はまるで種のような存在であり、霊はまるで実のような存在だと言えます。
肉の体で蒔いて、霊の体に甦ると書いてある通りです。
<出産と霊のために生きる人生>
もう一つ別の例えで「霊のために生きる人生」について話してみます。
それは「出産の例え」です。
赤ちゃんが誕生する過程を見ると、
10ヶ月の間、お母さんのお腹の中で成長し生存するための機能を備えてから生まれてきます。
この期間、お母さんは自分一人のために生きるというよりは、お腹の中にいる赤ちゃんのためにも生きるようになり、食べるものに気をつけるなど様々な行動に細心の注意を払います。
人間にとって「霊」は「胎児」のような存在であり、「肉体」は赤ちゃんを身ごもった状態のお母さんのような立場です。
どういう話かというと、「人生100年(10ヶ月の胎児期間)」は、自分の霊を生かす期間であり、天国という世界で生存できるような霊に成長させていく期間だということです。
妊婦であるお母さんが自分勝手に生きたら胎児は正しく成長することができません。
これと同じく、肉体が自分勝手に生きたら、自分の霊もまた正しく成長することができない、ということです。
人は蒔いた通りに刈り取るようになります。
一生懸命勉強すれば資格試験に合格することができ、筋トレをした分だけマッチョになります。
霊もまた、霊のために生きてこそ、霊から永遠の命を刈り取り、天国に行くようになります。
<まとめ:霊のために生きることと肉体の人生の幸せ>
私たちが必ず衰え終わりが来る肉体だけのことを考えて生きると、「何のために生きるのか?」という根本の問題を解決することができません。
霊のために生きてこそ、本当の意味での問題解決に至ることができます。
そして、「霊のために生きる」というのは、霊”だけ”のために生きなさいという話ではありません。
① 神様の御言葉を聞き霊のために生きれば霊が生きるようになり、
② 霊が生きれば自分が生きる目的が明確になるし、愛と真理に満たされるようになるから、
③ その結果、霊”だけ”ではなく、肉体を持った人生もまた愛と幸せと喜びに満ちた人生へと転換する
という話です。
最後にチョンミョンソク牧師が教えてくださった御言葉を紹介して今日の記事を終わりにします。
「神様の中でちゃんと学んで行なって生きてこそ、幸せでうれしく、肉も霊も栄える。」
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました^^
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