君のことば

"stay hungry, stay foolish". と "Think different".

アップルの元CEOで、今は亡きスティーブ・ジョブズの言葉で
"stay hungry, stay foolish".
という言葉があります。

直訳すると、hungryは「飢えろ」、foolishは「バカでいろ」となりますが、ジョブズの言葉での意味は、hungryは「渇望せよ」、foolishは「常識に牙を抜かれるな」となります。

日本人の場合で足りないのは、「集団意識」や「集団圧力」によって個人がつぶされてしまうことです。そのような中で新しいことをやるのはとても勇気のいることで、周りの目は嘲り一色となることもあるし、最悪生命の危険にさらされてしまうことも可能性としてあります。
しかも、それができる日本人は「ごくわずか」だと思います。

しかし「本心での幸せ」を感じたいのであれば「個人や個性を露出させること」から始めなければならないと思います。

「自分をさらけ出すのが怖い」「ありのままの自分でいるのが怖い」のは、「世間を気にして流されるままに流された方が安全である」という誤認から、「自分の主張や考え、個性、個人をつぶしてしまうこと」です。
ましてや現在の国家政策に満足している国民はいないでしょう。

自分自身の体験ですが、国や地方自治体の公務員は「マジョリティ(多数派)」を支持するため、一個人の意見は反映されにくい、または反映されないのが現状です。
しかし個人の考え方に心を動かされる人もいます。
もちろん、賞賛だけではなく、反対する人もいれば、貶す人もいます。

もう一つ言葉を出すとしたら、アップルのロゴマークがまだレインボーだった頃のCMで "Think different." という言葉もありました。
これは「はみ出し者」や「厄介者」「トラブルメーカー」「場に馴染めない人たち」を取り上げたCMで、彼らは規則を嫌い、現状を肯定しないスタンスだが、物事を変え、人間を進化させてゆく力があることを教えてくれたCMでもあり、「人とは違っていいんだ」ということを教わりました。

正直この二つのフレーズは、SMAPの「世界に一つだけの花」よりも力強いと思います。

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