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個展写真の開催前Note先行公開#1 〜Embodiment: 写真と身体の一体化〜

3月24日〜26日に福岡県博多区住吉、キャナルシティの近くにあるファッションとインセンスのお店「UNRIPE」で開催する個展に先駆け、展示する作品をデジタルで事前先行でシェアしていきます。

リアルで感じていただきたいのは山々ですが、足を運べない方もいらっしゃると思いますし、どんなことをやるのかも分かりにくいと思うので、こんな感じなのねって感じていただければ嬉しいです。

上記のように、テーマについてのNoteも書きましたので、ご一読いただけると、より雰囲気が掴めるかなとおもいます。

では、作品をまず5点掲載します。


孤独な畑に、ぽつんと佇む椅子
誰もいないはずの空間に
それでも確かに存在する
窓辺に佇むおもちゃたちが、外の世界を静かに眺めている。その姿は、幼い日々の面影を色濃く残し、時の流れに抗っているかのようだ。その視線の先には、何を見つけ、何を感じているのだろうか。彼らの物語は、語られることなく、ただ静かに窓辺に漂っている。
かもめと共に遊ぶか、あるいはかもめに遊ばれるのか。いずれにせよ、彼らとの関わりは、この世界に生きることの喜びを教えてくれる。かもめたちの声と、羽ばたく風が、触覚を通じて私の心に届く。その瞬間、人生の悲哀も喜びも、かもめたちとの共鳴によって、かけがえのないものとなる。
バレンタインデーに贈られるチョコレートの包装紙は、デザインや質感に独特の美しさがある。その美しさをデジタル化することで、情報の形状を変え、さらなる可能性を探求できる。そして、再びアナログの世界に戻すことで、デジタルとアナログが交差する領域で新たな価値を創出することができるだろう。このプロセスは、現代社会におけるテクノロジーとアートの融合を象徴している。
何を思って描かれたのか、この作品に込められた意味は不明瞭である。しかし、ここには意味がないわけではなく、その意味は後から解釈や鑑賞を通じて付加されることを示唆している。まるで茶の湯の世界において、職人の足跡や作業跡が美しさとして語られるように、意味のないものにこそ、真の価値が潜んでいることを示唆する。





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