見出し画像

コンビニ恋愛物語2【エロ小説】

達也26歳、愛16歳二人はコンビニで働いていた。
いらっしゃいませー。
やっとレジを覚えたあい。
でもミスが多い、さっきもおにぎりをダブルスキャンしてしまった。何回目だよ。そうたつに怒られるあい。でもそれがちょっと嬉しかった。わざと間違えた訳では無いが何故かたつに怒られるのが嬉しかった。何故ならたつは怒りながらも丁寧にフォローをしてくれる隠れ優男だったからだ。二人はお似合いだった。付き合っちゃえばいいのにそう思っていたのはバイト仲間のしゅんだった。しゅんは25歳でたつの1個下。たつのことをたつさんと慕う男だった。しゅんは厳しいながらも真面目なたつのことを慕っていた。しゅんはたつのことをたつさんと呼んだ。「たつさん、あいのことですけど、またミスってます。あいついつになったら仕事覚えるんでしょうね。」
「俺が教育するからもうちょっと辛抱してやってくれ」あいに優しいたつ。
あいは土日だけのバイトだった。コンビニバイトは覚えることがたくさんある。レジに品出し棚卸しに商品発注、掃除、あいは自分が覚えが悪いことを自覚していたが、失敗してもあまり反省をしないたちだった。きっとたつくんがフォローしてくれる。そう思って仕事に取り組んでいた。
たつのことをたつくんと呼ぶのは、彼に好意を抱いてることをアピールするためだった。あいはたつのかわいいところを知っていた。それは人参が食べれないところだった。弁当の人参を食べ残す。かわいいたつ。そんなところが好きでたつくんと可愛く呼ぶのであった。
たつくんと呼ぶとたつはニヤけた。たつくんごめんねと言うと。しょうがねぇなと許してくれた。
あいはたつにデートに誘われるのを待っていた。
たつはどうせあいには彼氏がいるんだろうとたかをくくっていた。それぐらいあいは可愛かった。
あいは待ちきれずこう切り出した。今度の試合見に来てくれませんか?試合とはあいの陸上の地区大会の試合だった。あいは地区で1、2位を争う幅跳びの選手だった。たつはあいの誘いに驚いた。純粋に嬉しかったが、なんで俺なんだろう?そう思った。たつはそんなに見た目が良いという訳でもないどちらかと言うとブサイクよりの顔だった。
でもあいはそんなたつが大好きだった。良いよ!と返事するたつじゃあ来週の火曜日仕事休めます?とあいが言う。
えっ!いや休むよ!絶対店長に言って休ませてもらう。
絶対来てくださいね❤あいには自信があった。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?