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コンビニ恋愛物語【エロ小説】〜結婚編〜

達也28歳愛18歳二人はコンビニで働いていた。
二人は付き合って二年のカップルだった。

あっ、あっ、あん、あん、あん、二人はたつの部屋にいた。両親は仕事でいない。静かな部屋にあいの声が響く。もしかして隣の部屋に聞こえているかもと思ったがあいは快感に負けてしまい声を張り上げてしまうのだった。たつはそれが気になってあいの口を塞いだ。これがいつもの二人であった。あいは高校三年生になっていた。あいの髪が顔にかかる。シャンプーの匂い。興奮するたつ。二人は仲良しカップルだった。

今日は土曜日。いらっしゃいませーと今日は二人でシフトに入る。

おい調子はどうだ?そうたつに声をかけた男がいた。音楽プロデューサーのとおるだった。とおるはたつの高校時代の先輩だった。どうって、何もないですよとたつ。こんにちはと挨拶するあい。かわいいねととおるが言った。彼女ですとたつが言う。えっお前彼女いんの?言えよ。ととおる。もう二年ですよとたつ。お前にこんなかわいい彼女がいるなんて知らなかったなー。紹介しろよー。なんでわざわざ。たつはわざととおるにあいを紹介しないようにしていた。何故ならとおるはたつと違って背が高くイケメンの女たらしだったからである。あいの体をじっくり見るとおる。今日はいい話があるんだよととおるが言った。
このあと会えるか?
えっいいですけど、とたつ。
何時に終わる?
9時は過ぎるかもしれないですね。
現在の時刻は夜の6時。
まぁいいや、じゃあ9時半に近くの喫茶店で落ち合おう。
そう言ってとおるはコンビニをあとにする。カッコいい人だったねとあいが言った。あいの顔が女の顔になっていた。たつは少し胸騒ぎがした。あの人は駄目だよ。えっどういうこと?と笑うあい。心配になるたつだったが、とおる先輩の話とやらも気になった。仕事が終わって喫茶店に向かうたつ。なんの話だろう良い話だったらいいなそう思った。喫茶店に入るたつ。とおるがおい、こっちだと手を上げて呼ぶ。席につく。それで話ってなんですか?と聞く。それがな、お前に良い話があるんだよ。それは製薬会社のcm音楽の制作の依頼だった。いいっすけど、そんな良い話、何で俺にとたつ。いや、お前にはさ、彼女がいんじゃん、あの子をちょっと貸してくれたらそれでいいんだよととおる。
は?何いってんすか?そんなん無理ですよとたつ。お前さ、売れたきゃ何でもしろって言っただろ。
嫌だ無理だと言ってたっていつまで経っても売れないぞ!ととおる。俺は、自分のやりたい音楽をやるんです。とたつはとおるの誘いを断る。後悔すんなよととおる。


koujinkobayashi作

たつは迷っていた。cmの仕事か…。音楽の才能があったたつは音楽制作の仕事をするのが夢だった。たつにとってこの仕事はまたとない絶好のチャンス棚からぼた餅の話だった。

たつは一生懸命デモテープを作っていた。

とおるさんお願いします。数日後とおるのもとを訪れたたつ。俺は何でもします。でもあいだけは手を出さないでもらえますか?とたつ。
ちょっとまて、これを聞いてからだとデモテープを聞くとおる。3パターン作ってきたたつ。全部いいな。やっぱりお前才能あるよ。ととおる。女のことはあったら確実だっていってるんだととおる。お前売れたきゃ我慢しろ。それとお前には貸しがあるよな?ととおる。たつはとおるに女性を紹介してもらった過去があった。たつの初めての女性はとおるの紹介だった。いや…黙り込むたつ。あいに聞いてみます。たつはこの仕事を諦め切れなかった。

あい今度の週末とおるさんのところに行ってくれないか?そういうたつ。なに急に、あの人は駄目って言ったじゃない。いいから会えよ。イケメンだっていっただろ?俺の仕事がかかってんだよとたつ。
なにそれ私を売るの?とあい。あいは怒ったが、とおるさんに少し好意を抱いていたあいは結局とおるに会いにいくことにする。

とおると待ち合わせをするあい。とおるは車でやってきた。とおるの車に乗り込むあい。今日はよろしくねととおる。はいとあい。あいは製薬会社の社長とホテルで会った。てっきりとおるとそういう仲になると想像していたあいは動揺した。とおるさん…私…。うん?大丈夫だから。今更断れる雰囲気でもない。緊張するあい。たつの仕事のため。行こうかと社長に肩を抱かれる。シャンデリアと赤いカーペットあいは初めての高級ホテルで好きでもない男に抱かれた。あいは挿入されている間中ずっとたつのことを考えていた。たつの仕事のため、たつの仕事のため、たつのため、たつのためと思いながら、我慢していた。30分くらいでことは終わった。君は可愛いからいくらでも囲つて貰えるよそう言われた。社長の愛人になれるよという意味だった。お金持ちの社長からの言葉に少し浮つくあいだったが、頭に浮かぶのはたつのことばかりだった。

今日はごめんね。ありがとねと優しく声をかけるとおる。急に泣き出すあい。私たつのことが好きなんですとあいが言った。その泣き顔が純粋で可愛くてとおるはあいにキスをしてしまう。
やめてくださいとあい。俺もお前が好きだ。ととおるはあいに告白した。俺とのことも考えてくれ。俺の方がお前を幸せにできるととおる。あいは戸惑った。寂しそうなとおるの顔があいの母性をくすぐった。私にはたつがいるのでごめんなさい。とあいはとおるの誘いを断った。そうか、分かったととおる。いつでもいいからと連絡先を渡されるあい。モテるあい。家まで車で送ってもらう。

数日後cmの仕事がたつに決まる。これはたつにとって初めての音楽の仕事だった。レコーディングスタジオに初めて入るたつ。初めて本物のレコーディング機材を触ったたつの胸は踊った。たつが作った音楽がcmになる。たつは喜んだが少し複雑な気持ちだった。あれからあいとは疎遠になっていた。仕事が忙しいのもあったが、たつはあいに会うのが怖かった。

あいは後悔した。こんなことしなければ良かったと思った。あいは泣いた。1週間泣き続けた。こんなにもたつのことが好きだったことをあい自身も分かっていなかった。

たつはあいに電話した。あいは泣いていた今から行くとたつは言ったがあいは会いたくない、会えない。と言った。二人の関係に暗雲が立ち込める

たつは泣きながら作曲した。

何もできない僕

君がそうだね
僕がそうだね
いつもそうだね
そばにいたね

君のそばで
僕のそばで
ずっとそばで
笑ってたね

煌めく夏の空、汗ばむ君の肌
艶めく秋風にただよう君の髪
こんなにも愛してた君のことだけを愛してた
なのに〜

僕は裏切ってしまった。
君を裏切ってしまった。
全部分かっていたのに。
君を裏切ってしまった。

ただ君の悲しみに寄り添うことさえできなくて。

涙でいっぱいになるキーボード。
たつもこの仕事を受けたことを後悔した。
もっと俺に実力があれば愛をこんなに悲しませることはなかったのに。でもあいのお陰でやりたかった仕事ができた。たつはあいに頭が上がらなかった。たつはこの仕事のギャラで婚約指輪を買いに行く。あいの家まで会いにいくたつ。結婚してくれ!そうあいに婚約指輪を差し出した。あいはびっくりして泣いてしまう。考えさせて、そう言われてしまった。俺はお前の為に生きるだから俺についてきてくれ。そう言った。あいは考えて、もうあんなことさせないでと言った。分かったごめん。と仲直りした二人は結婚の約束をした。達也28歳愛18歳の出来事である。


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↑挿絵を描いてくれた人↑

前作です↑







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