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劇場版スタァライトのパンフレットを読みました。

この記事は、現在も公開中の「劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト」のパンフレットを読んでみて思ったことの走り書きです。 (本編に関する感想等ではありません。かなり整理はついたけどまだ落ち着いていない。) 劇場ではずっと売り切れで、ようやくブシロードオンラインショップから先日届いたので読んでみたところ、これはもう(本編があってのものではありつつも)個別に検証すべきだろうと思い至った次第です。 ちなみに、併せて届いた劇場版再生産総集編「少女☆歌劇 レヴュースタァライト ロン

    • 舞台ブラック・ジャックの感想(思いつきを箇条書き)

      こんなに色々と挑戦的なことをやっていて、豪華なキャストを集めて、鼓童の方の生演奏もあって、こんな凄まじい舞台の感想はとにかくいったん文字にしたほうが良いんじゃないかと思って、とにかく思い出したことを箇条書きにしました。 ・なんというか、こんなに素舞台だとは勝手に思っていなかった。ただ、漫画の絵や吹き出しを投影する演出や、時代や場所を次々と転換していく演出には納得しかない(し極めて効果的だった)ので、そらこうなるな…… ・シアターロボティクスによって描かれるピノコの誕生は、

      • キラめきあたってあてられて(スタァライト舞台#4観劇記録)

        この記事は、めのフェ(@Menophe9901)さん主催『ぼくのわたしのスタァライトAdevent Calendar 2023(第1幕)』 14日目の記事です!! めでたい雰囲気の企画にさまざま素敵な記事が並んでいる中なんとも忍びないのですが、こちらは体調不良がテーマ、キラめきがあたってキラめきにあてられた一幕のお話です。 まえがき皆さんには「ご飯が喉を通らなくなった」経験はありますか。 もちろん食べすぎたとき、風邪等で食欲を失ったときは、そうなることもあるでしょう。

        • スタァライト概論(第2回)

          樋口達人教授は、キリンシャツをまとって登壇されましたが、セーター(?)の中に着ていたので残念ながら見えませんでした。ゾウやフラミンゴもいたらしい。 いつでも本気の教授ですが、キリンシャツはいつも以上に本気、全力の証。 冒頭挨拶第8話で号泣した。劇場で観るRE:CREATEの良さ。 監督はテレビ版の時から劇場への意識を持っていたんだなあ。 第1回の概論についてはTwitterやnoteでまとめてもらって感謝している。 皆さんが受け取った作品は皆さんのもので、みんなが正解

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        劇場版スタァライトのパンフレットを読みました。

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        • 「第102回聖翔祭」
          3本
        • 歳ぐぐり
          3本

        記事

          ミズキもロボ太も常連の漫画家さんもそこに居た(舞台「リコリス・リコイル」の感想)

          銀河劇場の「見切れ席」舞台リコリコ、チケットを予約しようと思っているうちに全席完売の報を受け、やってしまったと悔いていたのですが、そこに「注釈付き座席」の追加販売なる続報が飛び込んできました。 最初はガイドコメンタリーでも付くのかと勘違いしたのですが、座席に注釈が付くという意味だったんですね。「訳あり」の言い換え。 今回の注釈は「一部、出演者や演出が見えづらい可能性がある」ということでした。「見切れ席」の婉曲表現。 そうは言っても、やっぱり舞台は生で見るのと映像越しに見る

          ミズキもロボ太も常連の漫画家さんもそこに居た(舞台「リコリス・リコイル」の感想)

          「すずめの戸締まり」とりあえずの観賞メモ(ネタバレしかない)

          取り急ぎ思ったことを書き連ねます。備忘用のメモ。勘違いもある気がする。すみません。 緊急地震速報みたいな効果音が最高。こういう現実にあるものを模したものが出てくるの好き。 なぜ注意喚起をしてまで地震をテーマにして緊急地震速報を出してきたかというと、東日本大震災を取り上げることを始めとして、すずめの戸締まりの世界は完全に観客側の世界と地続きのものとして描こうとした結果なんだろうという気がしている。 というのが、劇中では宮崎で震度6弱の地震が起きる以外の目立った災害が起きな

          「すずめの戸締まり」とりあえずの観賞メモ(ネタバレしかない)

          往復1900kmかけて映画2本を貸切で観てきた人

          に、なっていた私の話です。 政府の「基本的対処方針」に基づく対応として、政府からは「帰省や旅行等、都道府県をまたぐ移動では、「三つの密」の回避を含め基本的な感染対策を徹底するとともに、移動先での感染リスクの高い行動を控え」るよう求められており、これを踏まえて一人で徳島県の辺りを回ってきた記録を以下にしたためるものです。 上の写真は徳島市街地から見た飛行機雲です。常に空に飛行機雲が伸びていた印象。 なお、あくまで「映画を旅程に含む旅行」をした認識なので旅行の全体像から書いてい

          往復1900kmかけて映画2本を貸切で観てきた人

          名探偵コナン「ハロウィンの花嫁」はなんでハロウィンだったんでしょうね、とか(ネタバレ感想)

          劇場版名探偵コナンの「ハロウィンの花嫁」を観てきました。 聞こえてくる前評判が全部良い(というか「前評判良いよね~」という評判しか聞かない)ので、若干おっかなびっくりに観に行ったのですが、確かに凄かった。考えれば考えるほど練られているポイントが見つかって腕組みせざるを得なくなる。 (以下、全編ネタバレです。過去のコナン映画のネタバレも含みます。というかそれに触れざるを得ないということがネタバレかもしれない。) 「ハロウィンの花嫁」って!!!!!!タイトルでネタバレする勇

          名探偵コナン「ハロウィンの花嫁」はなんでハロウィンだったんでしょうね、とか(ネタバレ感想)

          劇場版スタァライトのオケコンで何があったか――「二層展開式」の極致

          まえがき2022年2月6日(日)、幕張イベントホールで開催された「劇場版少女☆歌劇レヴュースタァライト」のオーケストラコンサート。 1日限り、昼の部と夜の部のたった2回しかなかったこの舞台で起きていたこと、体験したことを書きます。 (もともと昼の部だけの予定だったんですが、終わった後の衝撃に耐えられなくてその場で夜の部の席をとったので2回とも体験しました。結局衝撃が2乗されただけで今も引きずっています。) ヘッダーは、スタァライトのデザインっぽいなと思って、開演前に現地で撮

          劇場版スタァライトのオケコンで何があったか――「二層展開式」の極致

          「彗星は夜空を飛んでいく」(第102回聖翔祭 #3)

          劇場版少女☆歌劇レヴュースタァライトまで見終えての二次創作です。 自分が次の駅に進むために作りました。 卒業してから初めての聖翔祭に来たはずなのに、キャッチボールをしている花柳香子(花柳彗仙)と愛城華恋のお話です。 「彗仙」という名前はこういう意味なんだと思っています。(公式の解釈が見つけられませんでした。) 以下本編です。  聖翔でキャッチボールをしたことはなかった。  それに、香子ちゃんとトレーニングのペアを組んだこともなかった。  それなのに、いま私は香子ちゃんとキ

          「彗星は夜空を飛んでいく」(第102回聖翔祭 #3)

          「キリンの首は、星を喰むための――」(第102回聖翔祭 #2)

          劇場版少女☆歌劇レヴュースタァライトまで見終えての二次創作です。 自分が次の駅に進むために作りました。 卒業から1年、初めて再会する西條クロディーヌと新国立組のお話です。主にむすっとする天堂真矢を取り巻く物語です。 一部フランス語で書いていますが、フランス語は全く勉強したことがなかったため、誤った文章・訳があれば御指摘ください。以下本編です。  卒業して最初にいわゆる「主役」を張ったのはクロ子ということになる。 「チャントリーマァムのCMだけどね。」  聖翔の頃から再出演

          「キリンの首は、星を喰むための――」(第102回聖翔祭 #2)

          「十七時」(第102回聖翔祭 #1)

          劇場版少女☆歌劇レヴュースタァライトまで見終えての二次創作です。 自分が次の駅に進むために作りました。 本作は、卒業してから初めての聖翔祭を控えた、星見純那と大場なな(と神楽ひかり)のお話です。以下本編です。  ふと目に入った時刻表示に驚く。もう二十二時を回っていた。通話時間も確かに一時間を超えていた。  画面の向こうの純那ちゃんは、まだ気づいていない様子だ。 「――西條さんには、まあ配信で見てもらうわけにもいかないし――」  第一〇二回聖翔祭。  卒業してから初めての、

          「十七時」(第102回聖翔祭 #1)

          『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』と「美しい」+「です」(感想)

          ヴァイオレット・エヴァーガーデンはハードルが高かった。有休に好きなことすると、次の出勤日が辛くなるのであまりしないんですが、するとやっぱり良いですね。してしまった。 昨年(2020年)の春に録画するだけして放置していた「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の再放送を観ました。 こう、ただでさえ新しい作品に手を出すのってハードルが高いのですが、精神的な負荷が大きいとわかっている作品はなおさらで、その筆頭が「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」でした。 それが、金曜ロードショー

          『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』と「美しい」+「です」(感想)

          「なんでミュージカルって急に歌い出すの?」など(「アイの歌声を聴かせて」感想)

          0 まえがき(ちょっとだけスタァライトの話をさせて)職場に有休をとらされたので、ちょうど良いタイミングと「アイの歌声を聴かせて」を観てきました。 結果、有休を無理やり入れてくれた職場に感謝しかないです。早く観るべき作品でした。 極めて個人的な話ですが「レヴュースタァライト」の沼に溺れてはや数か月、ここ最近は沼が干上がってきて底に取り残されてすっかり「ロス」の状態になっていて、何とかせねばと壁をよじ登っていたところでした。 その私を思いっきり引っ張り上げてくれたのがこの作品で

          「なんでミュージカルって急に歌い出すの?」など(「アイの歌声を聴かせて」感想)

          歳ぐぐり(13~15歳)

          まえがき前(「歳ぐぐり(6~12歳)」)に書いてからもう1年以上経ってたんですね……年齢の話をしている記事なのに更に1つ歳が重ならないと書けない。 (たぶん仕事が落ち着いて書けるようになった頃にスタァライトに出会ってしまったのが原因。これも聴きながら書いている。ずっと助けてって言いながら聴いている。) 前の記事も含めた、この関係のマガジンはこちらから。 なお、今回の記事で使う画像も前回までの記事で使ったものと同じタイミング、令和2年8月に撮ったものですので、今の検索結果と

          歳ぐぐり(13~15歳)

          「びっくり仰天ぎょぎょてんてん」の由来について

          まえがきTwitterで先日たまたま見た「『びっくり仰天ぎょぎょてんてん』は何が由来なのか」とのツイートを受けて、今回、手元で試しにたどれるだけたどって探ってみました。 (めちゃくちゃ「いかがでしたか?」記事みたいな導入で嫌だけど、クオリティはそう差がないので何も言えない。) 何かを調べるのが趣味になってきている。 「ひとりでできるもん!」のキャラの台詞か今のところ(私の中で)最有力の説は、1997年(平成9年)頃に放送されていたNHK教育の「ひとりでできるもん!」に登場

          「びっくり仰天ぎょぎょてんてん」の由来について