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天使の話(第24話) 判断の天使ジャッジ

人は無限の可能性を持って生まれて来るんだってお話を最初にしたよね。でも、変えることが出来ないことが2つだけあるんだ。それは、だんだん老いて最後は死が訪れるということだ。昨日の続きの今日はあっても、今日の続きの明日があるとは限らないって言ったのを覚えているかな?それは老と死が運命付けられているからなんだ。でも普段はそのことを忘れているでしょ。いや、思い出さないようにしているって云う方が正しいのかな。どうせ老いて死んじゃうなら、我慢したり努力したりするのが虚しくなっちゃうもんね。でも、決してそうじゃない。その理由はこのお話の最後に残しておいて、今日は天使ジャッジメント(判断)についてお話しするね。ニックネームはジャッジ。憧れの天使ウォンツのお話をした時に、せっかくスクリーンがあっても、映るものがなかったり、逆さまに映ったり、ピンボケしていたら意味がないって云ったよね?だから、位置や方向を修正したり、ピントを合わせるための絞りみたいな役割をする天使もちゃんといる。それがこの天使ジャッジで、その時心の入れ物の中にいる天使達が集まって、みんなで話し合って創りだされる天使なんだよ。会議のようにね。

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