レベルE

長期入院してしまったフリーランス | #4 検査・検査・検査

毎日寝るか検査か点滴かの日々が続いています。
友人が"レベルE"の2巻だけ差し入れてくれました。ありがとうございます。

#3 の続きです

抗生剤の点滴は1日4回、6時間おきに続けています。点滴の針も刺しっぱなしだと漏れたり痛みも出て来るのでたまに差し替えるのですが、どうやら僕は血管が分かりにくいらしく、一度は看護師さん2人によるどの血管を狙うか会議も開かれました。刺される痛みは大したことないのですが、点滴前に入れる生理食塩水の腕の内側からひんやりとする感じがどうも慣れません。

基本は点滴を打ちながらベッドでじっとしている生活なのですが、色んな検査もやりました。
以下は自分へのメモ程度なので、正確な情報であると保証はできないのでご容赦ください。

・エコー(超音波)検査
最初の病院でも同じ検査はしましたが改めて。心臓の様子を確認します。細菌の塊らしきものも視認できました。10分~15分くらい。

・レントゲン
胸部のレントゲンも撮影しました。2,3分くらい。

・CT(Computed Tomography)検査
X線を使っての身体の断面図を撮影しました。
ドーナツのような大掛かりな機械に全身が吸い込まれてゆきます。
機械音声の「息を吸って…止めてください」の指示を何度か繰り返します。
イラストだと頭から入っていってますが、実際は足から吸い込まれていきました。20分くらい。


・経食道心エコー
直径1cmくらいの管を喉から食道に通し、心臓の裏側からのエコー検査でした。胃カメラみたいな感じです。入れる前に口内を麻酔します。入れる途中は吐き気が尋常じゃなく、落ち着いてからも異物感がすごいです。
検査前の1食は抜きます。体感1時間くらい。(たぶん実際20分くらい)

・歯科検診
虫歯など、感染性心内膜炎の原因特定のための検査。
また全身麻酔で人工呼吸器を通すときに歯が折れたり抜けてしまうことがあるので、歯のぐらつきがないかのチェックもありました。
現在は特に問題もなかったので、10分くらいでパパッと終わりました。

・PWV(血圧)
脈がどれくらいの速さで進むのかの計測をしました。よくある腕に巻く血圧計のようなものを両手両足につけ、計測します。5分ほどで終わりました。

・CT (造影剤あり)
上記と同じくドーナツに吸い込まれますが、ヨード造影剤というを静脈から注入してからの検査でした。注入時、全身にブワッと熱さが広がる不思議な感覚が起こります。冷え性だといいかも。
こちらも1食抜きで行いました。20分くらい。

・採血(血液検査)
抗生剤の効き目を確認するために何度か採血しました。
太ももの付け根からの採血もありましたが、めっちゃ痛いわけではないけどなんとも言えない気持ち悪さが…。

・エコー検査(首)
頸動脈のエコー検査も。15分くらい。

・麻酔科診察
全身麻酔をするにあたっての説明を受けました。
色々とリスクも説明されましたが、まあとりあえず手術中寝てるだけかと楽観視してます。

などなど、もう2、3個あった気がするのですが思い出せず…。

大学病院なので敷地が広く入院病棟と検査病棟がかなり離れており、検査の都度車椅子で運んでもらっていました。普通に歩ける状態ではあるのでちょっと申し訳なく思いつつ。車椅子のちょっと低い視点で高低差のある建物を行き来するのはかなり新鮮でもありました。


それから、手術日は明後日に決まりました。
外科の先生から詳細な説明もあり、いざ手術のことを考えるとちょっとドキドキです。

続きます。

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