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株主総会とコーポレート・ガバナンス

昨日、当社マネーフォワードの第7期定時株主総会が開催されました。
株式会社において、株主総会は意思決定の最高機関であり、取締役の選任をはじめ、非常に重要な事項が決定されます。

総会前に、東証が提示されているコーポレートガバナンス・コードを改めてしっかり読み込みました。コードに記載がある「株主に対する受託者責任・説明責任」を全うし、「株主総会は株主との建設的な対話の場であること」を念頭に、当社の姿勢や考え方を誠実にお話し、株主の方々のご質問、疑問に真摯にお答えしようと思い、株主総会に臨みました。

株主総会では、多くの株主様のご協力のおかげで無事全ての議案が承認可決され、もう1年(当社の取締役の任期は一年ごと)私も代表取締役社長として、マネーフォワードの経営を任せていただくことになりました。

また、今回新たに取締役11名を選任。うち社外取締役の方は4名、田中さん(元三菱東京UFJフィナンシャルグループ副社長)、車谷さん(東芝CEO)、SaaSのプロフェッショナル倉林さん(Draper Nexus マネージングディレクター)のお三方は昨年に引き続き再任です。

そして、新たに人事組織のプロフェッショナルの岡島さん(プロノバ)に新社外取締役をお願いすることとなりました。当社初の女性役員です。

また、創業メンバーでもあり創業当時から取締役をしてくれていた都築が今回退任し、マネーフォワードベトナムの代表の任務に集中します。さらに、2017年11月にグループジョインしてくれたクラビス社の取締役CFOであった竹田が今回新たに取締役に就任します。竹田は、クラビス社の経営を担いながらも、現在マネーフォワードクラウドの事業推進責任者として、既に活躍してくれています。

株主総会には、多くのユーザの方々もおいでくださり、改めて素晴らしい株主の方々にご支援いただいていることを実感。

昨年調達した66億円のうち56億円をクラウド事業に投資し、ユーザーの課題解決により役に立つサービスづくりに邁進して参ります。

株主総会後の取締役会では、早速今後の取締役会の運営方法や、コーポレートガバナンスへの取り組みなど、積極的に様々なご意見、議論があり、改めて身が引き締まる思いがします。

総会はひょっとすると一年で一番緊張するイベントかもしれません。無事終わって、ホッとしましたが、結果をしっかりと出せるよう、株主様からの期待にお答えできるよう、引き続き気を引き締めていきたいと思います。

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