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日本サブカルはディズニーと張り合わなければ国際的価値はないのか!?

今回の記事ではタイトル通り
〝日本のアニメ・漫画文化は米国ディズニーと張り合わなければ国際的価値がないのか!?〟と言うテーマで記事を作っていこうと思います。

このお話をする前に前提として
日本のアニメ・漫画文化は米国ディズニーと〝張り合わなくても国際的に価値がある〟と言う結果を前提としてお話します。

その上で、何故この前提結果が導きだされるのかをお話したいと思います。
科学で言う。仮説→検証→結果の流れですね。

では事の発端からお話しましょう。
ツイートを転載する訳にもいきませんので簡単な概要だけかいつまんで
お話します。

1.講談社から出てる人気漫画「なんでここに先生が!?」の宣伝PRで
等身大のキャラクターパネルにおっぱいマウスパッドのように
おっぱいを触れるように加工したパネルを展示していたそうです。

2.それを聞いた知能の低い方々が「これは女性搾取だ」「女性を性的消耗品として助長している」と声を上げ始めたようです。

3.それを見た別視点のお持ちの方が上の女性養護の為に関係ないモノを叩いている人達に反論してる人の意見を見て。
「嫌なら見るなと言うのは自由だけど、その先には鎖国された珍獣の楽園しか残らず国際的にクールジャパンとして日本のサブカルで勝負してもディズニーとは渡り合えない」と言うお話をされていた。

(珍獣の楽園と言う言葉はオリジナルのツイートの物をそのまま引用してます。ご不快になられましたらクレームは本家に申し立てください)

と言うのは事の大まかな流れでございます。

以上の物をもってこの記事の制作に踏み切りました。
ちょっと面白い話題でしたので。では検証の方に入りたいと思います。

検証1〝ディズニーとなんここはそもそも比較できるのか〟

こちらの内容から切り込んで行きたいと思います。
ではまずディズニーのジャンル的カテゴリーから見て行こうと思います。
本家ツイートではディズニーと言う大まかなカテゴリーでの主張でしたので
それがCGなのかTVシリーズなのかグッズなのか判別ができませんので
一般的に有名な映像の路線から見て行きたいと思います。

ここで言うディズニーを指すコンテンツ。

・CGアニメーション映画。(シュガー・ラッシュ。ベイマックス等)
・TVアニメシリーズ。(ラプンツェルTVシリーズ等)
・アクション。ヒーロー。ファンタジー。ラブストーリーetc

なんでここに先生が!?の持つカテゴリー。

・コミック
・雑誌媒体
・TVアニメシリーズ(放送開始前)
・エロコメディ

大体このあたりに分類されると思います。
まずこの時点で比較できないコンテンツだと言う事を理解頂けますでしょうか?
単純に共興収入VS初版の刷数売り上げと言う構図が成り立たないのです。
何故なら上記ディズニーのメディア媒体となんここのメディア媒体は一致しないからです。

映像作品と紙媒体を比較してどちらが優れた作品だ!と言うのは
正確な答えは出せません。

次にディズニーのCGアニメ映画はベイマックスの様なヒーローコンテンツだったり手書きアニメ映画ではターザンの様な真剣なボーイミーツガール的な作品だったりとその時々でジャンルが変動します。

これに対して真剣なエロコメディコミックであるなんここと比較して
ディズニーを越えたか!?越えてないか!?と言うのは発想そのものが
方法を少し違えていると思います。

検証2.マーケティングとしてのターゲットの違い

そもそも、ディズニーとなんここのターゲットは比較できるのでしょうか?
検証1でも述べた通りディズニー映画作品は、その作品毎にジャンルも系統も180度変わります。その度に狙っているターゲット層も変わってきます。

これは本当に極端な比較なんだという事をお伝えしたい。

例えばベイマックスと言う作品は6人組のヒーローチームが悪役をやっつける作品。日本で言えばスーパー戦隊。アメコミで言えばアベンジャーズ。そう言う系統の作品。

比べてなんここは真剣なエロコメディ作品。

これを比べてしまうと
「ヒーローモノなんて幼稚で劣ってる!」や「エロは性犯罪を助長する!」等のとんでも理論や偏見と差別が生れてしまいます。

どちらのジャンルも比較できません。比較できないくらい、どちらのジャンルも必要とされていて優れているんです。

ベイマックスで言えばヒーローモノが好きな子どもやヒーローモノに魅了された大人に向けて作られています。
ヒーローモノすごいでしょ!恋愛映画なんか見ないでこっちをみてね!
何てセールストークをディズニーがしますか?

逆になんでここに先生が!?は男の夢とロマンが詰まった素晴らしい作品でヒーローが悪者をやっつけるかったるい作品とは訳が違います!
なんて事講談社が発信しましたか?

どちらも他者を侮辱して自分がナンバーワンだと言う発想は持ち併せていません。

どちらも自分達の作品がどんな人達に向けて発信したいのかと言う所で戦っています。
比較ができるとしたら同じ表現方法やメディア媒体・同じターゲットに対して発信してる場合だけだと思います。

手法も土俵も違うモノの優劣をつける事は不可能だと僕は思います。

ハサミと電子レンジどちらが優れているかと言う位に。

またディズニー映画が好きな日本人。
漫画が好きな外国人。

そのどちらもターゲット層から外れた予期せぬ幸運なんです。

ディズニー映画は基本的に現地の文化や風土の中で作られています。
その映画を好きになった日本人は、あくまでも現地の人向けに作られた映画に魅了された日本人なんです。

逆に日本のエロコメディ漫画を好きになった外国人はあくまでも、日本人向けに作られたエロコメディ漫画に魅了された外国人なんです。

どちらのケースも最初から日本にも海外にもウケる作品を作るぞー!って作った作品ではありません。
少なくともディズニーとなんここに限ってはそうでしょう。

まとめ。

インターネットの普及で簡単に色んな事を発信できるようになった反面
発信する側も色んな事を考えて発信しないといけないな、と思っています。
上昇志向と非論理的思考は切り分けて考えないといけないな、と思いましたので自戒の意味も込めてここに記述しておきたいと思います。

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