ランドリーサービスについて

3泊4日くらいの旅行だったら洗濯もいらないかもしれないけれど、2週間以上とかになると何かしらの方法で服を洗う必要が出てくる。たまに現地の人達よりも不潔なバックパッカーを目撃するけど、そうゆうのがアリかナシかっていうのは今回の趣旨ではない。自分で洗う派のバックパッカーも多いけれど、僕はランドリーサービスを利用するようにしているよ。今回はそのランドリーサービスの話。

ランドリーサービスはね、近所のレストランとかtravel info屋さんとかが兼業でやってたりする事が多いサービスだよ。だいたい店の前に

【Laundry 40B / 1kg】

とか書いてあるはず。そこら辺にいるはずの店の人っぽい人に、「すいませーん、ランドリーお願いしまーす」と言ってみよう。預かってくれて、そこの家庭の洗濯物と一緒に洗ってくれて、そこの家庭の中庭の物干しで天日干ししてくれるぞ。

バンコクなど都市部だと預かり書(カーボン紙のショボいやつ)を発行してくれる所もあるけれど、田舎のランドリーサービスにはそんなものない。洗濯物渡したら、「じゃ、よろしく」って立ち去るだけ。料金は後払い。僕らの顔そのものが引換券だ。あー最高。非現代システム最高。

実は宿泊しているホテルの受付に言えば、近所のランドリーサービスに取り次いでくれたりもする。それでも僕は直接持っていくのが好きだなー。なんで?と言われると難しいんだけど、自分の服が、地元の人達の服と一緒に、太陽の下でそよそよと揺れている風景って、なんかほっこりするじゃん。プノンペンにいた時、あえてスラム寄りのエリアでランドリー出した事もあったよ。掘っ立て小屋の物干し竿から見えるジャーナルスタンダードのTシャツは、なかなか不思議な絵になってた。

あーそうそう、ちなみに洗濯の質だけど僕的には「想像以上にちゃんと洗ってくれる」って感じだけど、人によっては「雑すぎ!」って感じる人もいるみたい。↑にジャーナルスタンダードのTシャツとか書いちゃったけど、これもう10年近く着てるやつだから、切れたりほつれたりしても僕は気にしないっていうカテゴリの服なんだ。もし女の子で「割と高かったワンピ/ リゾート用」なんてのがあったら、うーん、ランドリーサービスには出さない方が無難かもしれない。

ついでに服の話もしておくと、東南アジアに持っていく服としてオススメなのがzozoの1200円Tシャツだよ。安くてそこそこ強いので、東南アジアの雑洗濯にも十分耐えられる。あと無地ってのがいいね。景色に溶け込みやすくなるんだよね。でもzozoスーツプロジェクトが失敗に終わってしまった今、この商品は継続するのだろうか。個人的には好きなんだけど。

個々の考え方の問題だけど、東南アジアに高い服持っていくのは個人的にはオススメしない。僕の場合はむしろ、普段日本でパジャマに使っている服たちが東南アジアだと私服にグレードアップするイメージ。足りなくなったら現地で買う。低クオリティのパチもんTシャツが「思ひでの一品」としてもオススメだ(ただし、買いすぎると税関で怒られる可能性がある)。

で、そのランドリーサービスの一番好きな所は、洗剤の匂いだね。洗濯してくれる家庭で使っている洗剤をそのまま使うので、現地の人達と同じ匂いになるの。わぁ、なんだかちょっとだけこの地域に馴染めたような気がして、オラ嬉しいぞ。


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