2018年3月レビュー

今月は企画が目白押しだった。仲間のおかげで、すべてをほぼ計画通りに終えることが出来、とても学びの多い月だった。

振り返って思うのは、人様から受ける刺激が一番強いということ。自分は比較的好奇心の強い方で、本を読んだり、旅に出たり、映画・写真展・美術館に行ってみたりするけど、結局は人様から受けた刺激が一番自分に多くの気づきを与えてくれるし、変革させてくれる。

今月は、日本の国防の指揮を執られていた元自衛隊幹部、長くNHKの看板番組でキャスターを務められたジャーナリスト、長く業界で活躍されている芸人さん、強い使命感をもって常に挑戦し続けている先輩社員、ファシリテーションの先駆者の皆さん・・・などにお会いすることが出来、とても刺激的だった。

今の会社にいると、一流の方にお会いできる機会を作りやすく、とても感謝している。皆さんに共通するのは、日々の気づきを大事にしながら、自分に何かを問い続け、意志をもって愚直に生きておられること。自分もそうで在りたい。

一方で、1か月を振り返って思うことは、自分はもっと困っている人の実態を把握する努力をしないといけないということ。上記の凄い人たちに会うのは良い。でもちゃんと目線を広げて生きているだろうか。”見えづらい課題”を見つけようとする努力が出来ているだろうか。世の中を見ることを、メディア情報やコンサルレポート(二次情報)に依存していないだろうか。ジャーナリストの池上彰さんはこんなことを言っていた。「事実はいろんなところに転がっているので、そのどれを取り上げるかは、すごく主観的。事実の再構成によって、いろんな世界を描くことができてしまう。私は、それに対して“恐れのような感情”を持つようになった。」自分の目で見て、心で感じて、自分で何かを構想するしかない。それが正しいかどうかは、やり切ってみないと分からない。

世界には、多様な価値観があり、その想いを一つに纏めるのは並大抵のことじゃない。けど、自分の人生をかけて目指すべきは、多様な人々の心をも一つにし、勇気と希望を与え続けること。それには並々ならぬ覚悟が必要。でもどうせ生きるからには、そこを目指したい。ウィンストン・チャーチルのように。Success is not final, failure is not fatal: it is the courage to continue that counts.(成功があがりでもなければ、失敗が終わりでもない。肝心なのは、続ける勇気である。)

【3月に読んだ本】
「抵抗勢力との向き合い方」(榊巻亮)
「世界最強のオールブラックスが受け継いできた15の行動規範」(カー,ジェイムズ)
「実行する組織」(ジョン·P·コッター)

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