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BAYCAMP 2019 on 14 Sep 2019 at 川崎市東扇島東公園

去年たまたま行く機会を得てとてもよかったベイキャンプに今年も行くことにしていた。今回は6組の演奏を聴くことができた。

眉村ちあき

ちょうどリストバンドを交換して入場した頃、とても力強い歌声が聴こえてきたので見に行った。客席に何度か降りてきてお客さんをいじっていた。アーティストグッズのTシャツに眉村さんの顔写真が入っていてとても目立った。彼女自身はその生地を用いたTシャツとパンツのセットアップを着用していた。自分でラップトップを操作して曲を演奏していた。それだけかと思ったら白いギターを弾きながら歌ってもいた。

ヤバイTシャツ屋さん

ベースを弾く女性とギターを弾く男性、双方ともヴォーカルをとっていて、その掛け合いがスリリングだった。MCで「今回ヤバイTシャツ屋さん見るの初めてな人手を挙げて」と言われたので手を挙げたらけっこうな人数手を挙げていて、「ハイ直ちに手を降ろしてくださいね」と言われたのがおもしろかった。なんでしょうねこの固定のお客さんの少なさ、というようなことを言っていた。けれどフェスで新規の人が多いのは当然のことで、それを織り込んで自虐的なことを言って盛り上げていたのだろうと思う。

曽我部恵一

曽我部さんのソロは、以前ティーンエイジ・ファンクラブというスコットランドのバンドが来日した時に前座で観た。その時と曲目が一部共通していたのでじっくり聴けた。曽我部さんのお嬢さんがことし18歳になるそうだが、そのお嬢さんが生まれた時に作られた曲を今回もやっていた。「おとなになんてならないで」という歌い出しで、涙がじわっとにじんだ。曲が進むにつれて涙がだんだん目にたまって、しまいには流れ落ちた。

中村一義

中村さんのバンドはすごかった。「海賊」というバンドなのだそうだ。久しぶりにこんなすごい演奏を聴いた気がした。このアンサンブルの堅牢さ。うまい演奏というか、すごいバンドというのはこういうものなのだなと思った。フェスは恐ろしい。プロにもいろんなプロがいる気がした。

9mm Parabellum Bullet

ずっとライブを観てみたかった9mmをついに観られた。フロントの3人がそろって背が高くて細くて、暴れまくるので目が離せなかった。特にベースの人の暴れぶりがすごかった。私が唯一知っている"Black Market Blues"もやってくれたのでうれしかった。ことしで15周年なのだそうだ。

佐藤千亜妃

今回のベイキャンプのチケットを買ったのは佐藤さんを観たいからだった。きのこ帝国の頃の曲をさらっとやっていたのでとてもびっくりした。でも、彼女が作った曲なのだから別にいいのかとも思った。名曲の数々を封印してはもったいないことだ。ギターを弾く佐藤さんも少し観たかった。白いきれいな服を着ていた。マーチン的な白いブーツを履いていた。けっこう前の方に陣取っていたので、演奏が終わったあと自分たちの後ろに人がわんさかいてびっくりした。クロノスタシスの始まりと終わりがとてもかっこよかった。1曲知らない曲があった。大キライを生で聴けてよかった。

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