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#29「忘れられない恋」

忘れられない恋かぁ、、

僕今の奥さんと一緒になるまでは、いつもフラれていて。。

そのフラれ方で1番悲しかった話をしようかな笑


その彼女とは専門学校で知り合って19才のときに付き合い始めて

僕が香川から上京して遠距離恋愛が始まり、3,4カ月に1度会えたらいいかなって感じだったけど、逆に会えるときにすっごく嬉しくてドキドキして充実してた

1年くらいしたとき、彼女の上京が決まっていよいよ一緒に住めるってなって、美容師の仕事が辛くて辛くて毎日辞めたかったけど、それが支えになって頑張れてたなぁ

(この間に大事件が起きたんやけどここでは書けないので気になる人は直接聞いてね(*´-`))

そして彼女が東京の僕の家に引っ越してきて、半年後に2人で新しい所にに引っ越そうねってなり

彼女もバイトをし始めて

いよいよ引っ越しの準備が整ってってときに、、


ある日忽然と彼女の姿が消えました


仕事を終えていつも通り夜の1時前くらいに家に着いたら、机の上に手紙が1枚

そして部屋が綺麗に片付いていて彼女の荷物は全て無くなっていました

えっ、、、

最初はドッキリかと思いました

でも手紙を読んでみると

『上京してきたけど、ほとんど陽太は仕事で居ないし、自分は知り合いもいないから寂しかったしとても不安だった

不安が募り、バイト先の先輩に相談してみたら、本当に夜遅くまで仕事してるのかな?さすがに毎日それはない。それは違うよ、多分浮気してるよって言われて。

でも怖くて聞けなくて。

だんだんその人と話しているうちに、付き合いたいっていわれて意識するようになって好きになりました。

私はそちらに行きます。

ごめんなさい。

今まで本当にありがとう。』

的な手紙の内容でした。

そこから連絡も取れなくなり

僕は愕然として

寂しさ、辛さ、悔しさ、悲しみ、怒り

色んな感情が込み上げてきて

、、あれ今思い出しても本当に悲しかった

当時の僕はとにかく仕事頑張って、かっこいい美容師にならなきゃってがむしゃらに働いていて

休みの日も一日中モデルハントしてて、確かに彼女と一緒にいる時間は無くて

余裕が無くて優しくもできていなかったなぁと今になって思うなぁ

僕は彼女のこと大好きだったからこそ、とにかく自分は今やるべきことを頑張って幸せにしたいっていう気持ちでやってたから、浮気してるって疑われたのが本当に悲しかった。

初めてご飯たべれなくなって激ヤセした笑

何が辛いって、そのバイト先のパチンコ屋の30才過ぎたフリーターに奪われて、大好きな彼女がもうそいつ腕の中に居るってのが発狂寸前に辛かった

そんな自分だけが犠牲者になっていた22才の夏


今だとただのネタで爆笑ですけど!

当時は辛かった!ほんとに!悲しくて悔しくて泣いた!

まぁでも、振り返って思うのは自分なりの愛し方が彼女にとっては全然違ってたってこと

自分なりにやってるって今でも出てくるしやっちゃってるときあるけど、本当にクソみたいな主張だなって思う。

誰でもそうだわって話しで、相手のニーズというか欲していることを満たしていないんだったら意味がない。


自分なりに、、だけではダメなんだと気づけた恋。

何かしてあげるとかじゃなくて、相手の立場になって考えてあげることが寄り添うってことなのかなと考え始めた恋。


フラれるのは相手のせいじゃなくて自分がダサいだけだということに気付けた恋


忘れられない恋。

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