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心は揺れるよどこまでも

今日は、メンバーシップにも参加してくださっているライターの中村昌弘さんとの朝活でした。そこでの雑談で、彼から言われた言葉が胸に突き刺さり、今後のメンバーシップの方針をどうしようかと、まさに今、揺れている最中であります。

Xの投稿と重複する内容ですが、このような会話がありました(素敵な方だったので、ぜひXの投稿も読んでいただきたい!)。

昌弘さん「中村さんのなかで、『発信していたら、こんなおもしろい展開につながった』という話はありますか? そういう話がnoteにあったら、僕は読みたいですね」

ぼく「これまで断片的にはnoteで書いてきたと思いますが、もしそのテーマで連載を書いたら、おもしろそうですね。エピソードはたくさんあるはずですし、きっとそれらの記事によって、「発信することの素晴らしさ」を多くの方に伝えられるはずですよね。書いてみたくなりました。もし、『発信していたら、こんなことにつながった』という連載を書くとして、それはメンバーシップ限定の記事(有料記事)にするのと、全体公開(無料記事)にするの、どちらがいいと思いますか?

昌弘さん「いやー、それは、、、絶対に全体公開だと思いますね

その言葉に、ぼくは感動してしまいました。既に課金している以上、メンバーシップ限定で書いた方が、昌弘さんにとってはメリットがあるはずなのに、それにも関わらず、

「中村さんの記事は、広く全体に公開された方がいい。中村さんだって、本当はそうしたい人でしょう?」

と言ってくれたのです。普通、お金を出してメンバーシップに入ってくれている人がこんなことを言わないでしょう。自らメリットを放棄しているようなものなのですから。

だけど、彼はこう続けてくれました。

「僕は(無料で)全体公開していてもお金を払うから、中村さんにはのびのび発信してほしいんです。滅多にこんなことを思わない僕ですらそう感じているんですから、ほかにも同じような気持ちの人は多いと思いますよ。中村さんの文章は、『ここから先は有料です』みたいな性質のものじゃないと思うんです。ノウハウ記事とかでもないし。だけどそういうのを超越した文章だと思っていて、1万人に1人くらいの人だと思いますよ、あなたは。だって『好き』を仕事にしようと発信して、もがきながらもちゃんと仕事にしている人、ほかに知らないですもん」

ぼく自身、記事を限定公開することに対して、どこか引っかかるところがありました。というか、「メンバーシップの参加者に500円出してもらうからには、何かメリットを用意しなきゃいけない」と焦っていました。それは同時に、「自分を100%は信じ切れなかった」ということでもあります。「純粋な応援」を期待しても、実際は難しいのではないだろうか?という不安がありました。

だからこそ、昌弘さんの言葉が、涙が出そうなくらい嬉しかったのです。

そして彼は、代替案まで提示してくれました。

「だから、メンバーシップを『スポンサー枠』みたいにしてみてはどうですか?」と。

つまり、ぼくが書く文章は、基本的に誰でも無料で読めるようにする。そのうえで、純粋に応援したい人が、メンバーシップの「スポンサー枠」で支援できる形にする。今は月500円のプランしか設定していないけど、月1000円とか月5000円とか月1万円とか、いろいろな幅で用意してみる。

もちろん、それでお金を出してくれる人がいるのかどうかはやってみなきゃわかりませんが、もしその形が許されるのであれば、理想の生き方がよりストレートに実現できそうです。

「中村さんは、それが許される人ですよ」

少なくとも昌弘さんは、そう言ってくださいました。

メンバーシップを開始してからのこの一週間は、とにかく動きながら試行錯誤しようと思い、毎日たくさんの記事を書いてきました。記事の途中からはメンバーシップしか読めないようにして、「少しずつでいいからメンバーを増やしていくんだ!」と意気込んでいました。

でも、メンバーは思いのほか増えていきません。開始時にある程度まとまった人数が参加してくれましたが、そこから先の増加率は緩やかなものになっていました。だからこそ「今のやり方でいいのだろうか?」と自分にも密かな迷いがあり、そこに昌弘さんの言葉がストレートにブッ刺さったのです。

「結局、中村さんが資金に苦労してのびのびと文章を書けなくなったら、中村さんも苦しいし、中村さんの文章を楽しみにしている僕たちにとっても損失です」

そんなことを言ってもらえる朝活になると思っていなかったので、なんだか衝撃的でした。

ではもし、新たなメンバーシップの方針を、

・記事はすべて、無料公開する。
・プランは「スポンサー枠」という意味合いにして、様々な金額のプランを用意する。

のようにするとして、残る問題は、

・スポンサー枠の方のメリットをどうするか?

です。「記事の裏側の話が読める」とか? でも結局そういう話も、ぼくの性格上、書いたら全体公開したくなってしまいそうです😂

あるいはオフ会を開くのか、とか、「発信以外」でどんなことができるかな〜と考えているところです。昌弘さんは「そもそもそんなメリット自体不要で、ただ応援の気持ちでお金を出したい人もいるはず」的なことをおっしゃってくれましたが、その言葉をぼくはもっと信じるべきなのでしょうか。

あるいは、何かうまい解決法が見つかるかどうか。読者の皆さま、何かご意見や良いアイデアがあったら教えてくださいませ。いっそのこと、note株式会社さんがスポンサーになってくれないかな、とかそんなことも思ったり。どうせなら誰もやったことのないような、おもしろい「メンバーシップ」のやり方を考えたいですね。

そんな、まさに今悩んでいる最中の投稿でした。これぞ「メンバーシップについての自由研究」みたいな感じで、嫌いじゃありません。

P.S. 皆さん、温かいです🥲

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