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自分に自信がなくて行動できない場合はとりあえず誰かに乗っかればいいのかも。

つい先日、友人から「自分に自信をもてなくて新しいチャレンジがなかなかできない」という相談をもらいました。
自分に自信のない人、自分を肯定しにくい人ってけっこう多いですよね。
※「承認欲求」が強い人もこのタイプなのかもですね。
それが『謙虚』というレベルであればまだ良いと思いますが、度が過ぎると常にネガティブな発想になってしまう人になります。

そういう僕もとくに自分に自信があるわけではないのですが、個人的には自信のなさと(根拠がなくても)自信があるところをバランスよく半分ずつくらいでもっているのが精神的にも良くて結果も出やすいかなと思います。
※なにごとも両極にある感情や思考をバランスよくもつと良いんじゃないかなと思っています。

自信のない人、ネガティブ思考の強い人に「もっと自信をもちなよ」「もっとポジティブに生きなよ」といってもなかなか難しいものです。誰かからの進言で簡単に改善できるのであればそんなに思い込んでいないでしょうから。こういう場合は小さくても良いのでちょっとずつ成功を積み重ねて自信をつけていくしかないんだと思います。

一方、自信のなさやネガティブな気持ちが必ずしもマイナスであるとはいえません。自信がないからこそそれを打ち消すために努力や行動ができる人もいますし、ネガティブゆえに慎重にリスクヘッジを行うこともできるでしょう。コンプレックスがあったり、ネガティブな感情が成功への原動力となることもしばしば見受けられます。

しかし、多くの人はその自信のなさから行動することをためらってしまうことが多いのではないかな、と。

そういう場合はあえて受け身になって流されるのも良いかなと思います。
周囲にはきっと自信家で常に積極的・行動的な人もいるでしょう。常におもしろいことばかりやってそうな人、新しいチャレンジばかりしている人もいると思います。そういう方にくっついて(乗っかって)自らの行動力のなさを補完&牽引してもらう、そして少しずつ影響を受けていくということでも良いんじゃないかなと。
行動しなければ成功も失敗もないし、何も起きなければ自信のつけようもありません。自ら行動できないのであれば、他人の行動力に便乗させてもらって牽引してもらうというのもひとつの策です(苦笑)。

その際に注意が必要なのは付いていく相手が自分と『相性がいい人』であり、『信用できる人』であること。

付いていく相手の考えがそもそも自分と全く合わないのでは意味がありませんよね。自分がやりたいと思っていることと同じ方向性、同じような感性(趣味嗜好)、相手の良いことも悪いことも受け入れやすい相性の良さというのが大事かと思います。
また、(多少の利害関係はあれども)信用できる相手でなければ安心して共に行動することはできません。危機に陥った時にハシゴを外してくるような相手に付いていってしまってはいけません。
このため、普段から自分にとって「相性のいい人はだれか?」「信用できる人はだれか?」を見定めておくと良いでしょう。

・・とはいえ、いつまでたっても他人に便乗して付いていっているだけでは自分の人生を自分でコントロールできていないということなので、いずれは独り立ちできるようにしていきたいものです。少しずつでも良いので、付いていっている方の真似をして積極性・行動力を自分のものとしていく。そうやって自らを確立した存在に昇華させていければいいと思います。

自分にできない(得意じゃない)ことは周囲の方に補完してもらう。そして自分は得意なところに集中する。これは仕事の基本だと思うので、上記のような考え方もあると思って参考にしていただければと思います(笑)。

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