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11/3-11/26 文フリ

11/3
 『メゾン・ド・ヒミコ』鑑賞。昔見たはずなのに内容に覚えがない。クズ専務西島秀俊だったのにびっくりした。
 先週米粉ガレットを朝食にしてから毎日焼いている。もうパンはあまり食べないかもしれない。そんな人に自分がなると思っていなかった。
 鮭のホイル焼き、カブと油揚げの煮物、かぼちゃつぶしてクリームチーズマヨと和えたもの、トマト缶スープ(ひよこ豆キャベツじゃがいも人参ウィンナートマト玉ねぎぶなしめじ)、れんこんチーズ焼き。

11/4
 江古田で撮影。赤羽。17時過ぎに歩いていると2軒目を探すおじさん達がいて時間軸がずれているみたいだ。
 北野武『HANA-BI』鑑賞。北野作品を1作も観ずにいたので初。

11/5
 ピーマンの肉詰め、帆立ネギアスパラ炒め、きんぴらごぼう。
 『もののけ姫』鑑賞。

11/8
 忙しいのと寒暖差に身体がダメージを負ったようなので昨日早めに寝た。でも早朝目が覚め二度寝しようとしても眠れず仕方ないので起き上がる。秋葉原の皮膚科へ。本当はモネを見に行きたかったが諦める。
 お昼は飛鳥山の公園でおにぎりを食べた。
 ぶりの照り焼き、ウィンナー人参トマトコンソメスープ、さつまいもりんご砂糖煮。

11/11
 文フリ。色々なもの(布、小銭、電卓など)を用意する。寝る前から緊張と不安と後悔。こんな日に限って隣の人が夜中盛り上がっており、笑い声のたびに起きる。零時を過ぎるとやっと静かになったが、目が冴えてしまい、しばらくiPhoneをいじってゴロゴロしていた。
 朝。キビキビと支度し出発。会場は暑くて人が多くて酸素が薄くて頭が痛くなる。途中ローソンに行き何か食べたかったがおにぎりの棚には何もないし、レジはどこまでも並んでいたので諦めた。後半、壁だと思っていたところが扉で開き、今度は外の冷たい風が吹いてくる。知らない人がzineを買ってくれるのは不思議。お腹が減り帰りに絶対良い外食をしてやる!と思った。
 18時頃、行こうと思ってたお店が並んでて諦める。適当に食事を済ませ、悲しくてやり切れずセガフレードでカフェラテを飲んだ。美味しそうなケーキやお菓子があったけど小麦粉を控えてるので食べられず、余計むしゃくしゃした。ガーナの板チョコでも売っていれば…。9時頃に朝ごはんを食べて次に何かを食べられたのが18時って苦行。今日は1日シシ神に首を戻すくらい大変だった。悲しくてやり切れないのでコンビニで納豆巻きとおにぎりを買い暗い部屋で食べた。
 編集者によるzine「おてあげ」前号が面白かったので最新刊をブースで購入。まだ読み終わってないけど面白い。編集者の方のおすすめ本、どれも面白そうで読みたい。文フリ出店2回目で慣れもあり、ちょこちょこブースをでて買い物もできた。第一弾で買ったのはこのへん。

あと飯村大樹さんのと水上文さんのをゲト。他にも欲しいのあったが回りきれず。飯村さんのは3周くらい読んだ。

 あるzineで他者にも他者の気持ちがあり人生があり〜みたいな文を読んで、私はそういうことに気付くのが、これを書いた人よりだいぶ遅かった。皆がそれを踏まえているって認識がなかった。今も頭では分かっているつもりだけど、本当は分かっていない、というか尊重していないことが多い。今日はブースで変なおぢが「1人なの?」と話しかけてきて、前回自分語りおぢに捕まった記憶が蘇り相手にしなかったけど、あの人は変なおぢじゃなかったかもしれない。興味を持ってくれたのかもしれない。ちょうど良いブスだと思って舐めやがって!と思ったけど、そんなこと向こうは思ってないかもしれない。あの人を私は全く尊重しなかった。
 隣のブースが盛況で私のブース前にお客さんが何度も入り込んでしまう。文フリルール的にはNGで、こういう場合私ではなく隣のブースの人が、他の人のブースに入らないようお客さんを誘導しないとなんだけど、向こうの方も誘導係みたいな人なんていないし、何度か言ってくれてたけどお客さんは代わる代わるくるし、お客さん自体はそんなルール知らないだろうし…文フリは当日何かあった時スタッフの方に連絡するツールがあり、普通に考えたら私は多分それで連絡して事務局の方に注意してもらうべきだった。しかし…。ここでオセロ脳みその私はグレーをとることにして放っておいた。私のブースにきてくれる人って多分偶然の通りがかりではなく、ある程度興味がありきてくれる人だと思うから、別に隣のブースのお客さんが塞いでいても、あんまり意味なさそう。ただ、私の目の前に人影が現れると自分のお客さんかと思って顔を上げる→違った、ということが何度かあり、損な気持ちではあった。私はもうオセロをやめるのだ。その思いで1日を過ごし、帰ろうとすると、そのブースの人がすごく謝ってきて、びっくりしたわん。これはもしかしてグレーで正解だったのでは。そう思った。
 昔からこういうのが苦手だった。誰かが〇〇ちゃんがウザいと言っても、数日後には仲良くしている、みたいな。好き嫌いの二面性だけで私は生きてて、普通は360度色んな面があり、この人のこういうところが嫌とかこぼすくらいはあるけど人間性を否定しているわけではない。私はずっとそうしたことをずる賢さや小賢しさ卑怯な手段、世渡り上手だと思っていた。本当はそうじゃなかった。自分以外の人を最低限尊重していただけだった。多分そういう力を身につけている人は多い。だから私がそういう力を持っていない同じタイプの人と遭遇するとトラブルになりやすい。今までは向こうが大人だったのだ。そして今何コイツ?と思う人は私と同じ欠落点がある。
 社会経験の少なさが自分を幼くしていると思う瞬間がある。そういう意味で文フリのようなイレギュラーな場面があると疲れるけど、でも自分にもできるんだと経験になる。

11/12
 たくさん寝れるかと思ったけど起きたのは9:30だった。
 鮭バジルオリーブオイルで漬けて焼いたもの、豚汁、かぼちゃの煮物、ウィンナーとレタスと卵炒め。
 僕のマリ『実験と回復』読了。爽やかなラスト。

11/15
 『借りぐらしのアリエッティ』鑑賞。

11/16
 『天空の城ラピュタ』鑑賞。

11/17
 毎朝米粉ガレットを焼いているうちに、小麦粉を避けるとどうやら具合が良いらしいと思い、次に考えてみるとお肉を避けた方が良いかもしれないと思い控えてみている。いつもなら問答無用で鍋には肉派だったが魚にしてみたり。今日のお弁当はかぼちゃの煮物、人参とツナ和え、じゃがいもの揚げ焼きと味噌汁だった。これはこれで大丈夫なんだろうか。でも唐揚げも食べる気にならないし豚バラで何かを巻こうなんて欲がない。過食期にはまたギトギトのものを食べるんだろうが。

11/18
 『海がきこえる』鑑賞。
 ごまさば味噌煮、手羽元人参ブロッコリー玉ねぎぶなしめじじゃがいもコンソメスープ、セロリのきんぴら。

11/19
 G7でイスラエルを支持していないのは日本だけ。ロシアとウクライナが戦争をすれば即座に反戦を掲げるのにイスラエルとガザには白黒つけられない。日本の国としての方針も不明瞭なのにデモに参加できる人がすごい。本当に本当にその選択で後悔しないのだろうか。ウクライナの場合は日本が全面的にウクライナ側に立ったから日本人もそうするのは分かるけれど、今回は何故なんだろう。
 帆立玉ねぎ人参ブロッコリー舞茸のシチュー、ほうれん草入れるつもりが忘れた、ベーコンじゃがいも焼き。

11/21
 『あのこは貴族』鑑賞。公開当時見て以来二度目。

11/25
 久しぶりに街へ出た。スープマグ、菜箸、お花、カルディでチャイとカレーとレーズン。買う必要はないが目に入ると欲しいものを買う贅沢。
 買ってきたコロッケ、ちくわと小松菜の甘辛煮、残ってた鍋。

11/26
 最近島耕作を読んでて、今122話を読んだところ。面白いし続きも読む予定だけど、これ普通に最悪じゃない?時代のせい?ただの村上春樹みたい。主人公は何故かとにかくどこでも女にモテー部署を移動しても海外に赴任してもー、派閥争いには加わらないものの飄々と出世しー、登場から悪人顔の人物は悪人でー、しっぽを必ず掴める謎の探偵が味方におりー、そんななので離婚するが娘は島に懐いておりー、小さい頃は娘が作ってくれた料理を不味いと思いー、一切育児をしないのに娘はいつの間にか絶品の料理を作れるようになり振る舞ってくれる。
 撮影が雨でリスケになり『ケイコ、目を澄ませて』を鑑賞。面白かった。景色が綺麗。荒川の河川敷、夕焼けの濃い青、白に近い青、薄いピンク。橋の黒い影。自転車の白いライトが照らすケイコの影、寂れたジムに埃がキラキラと舞う。設備の整った綺麗で新しいジム、iPadの眩しい液晶、あの汚い古ぼけたホワイトボードと黒いマジックが懐かしい。
 かぼちゃクリームチーズレーズンマヨ、豆腐ほうれん草蒟蒻白和え、あげやきじゃがいも、鮭人参玉ねぎ舞茸バターポン酢ホイル焼き、白菜ウィンナーコンソメスープ。
 葉山莉子『ノージョブ・ユートピア』途中から気付いていたけれどめちゃくちゃ面白い。『ティンダー・レモンケーキ・エフェクト』はまだ読んでいなくて、それはAmazonじゃなくて本屋で買うタイミングを窺っているから。でも多分面白いんだろうなと思った。この方が出版するまでどういう道のりを辿ってきたかは知らないが、これを読んだだけでもこの人は書ける人だ、と分かった。自分がもし編集者でこんな書き手を見つけられたらさぞ嬉しいだろう。とても好きな読み心地だった。この先何ページ続いても読み続けられそう。

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