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Jujuの大冒険〜革命! そしてイバラの道へ

あけましておめでとうございました。
三ヶ日に 日本では、色々有りすぎまして。
正月らしいおめでたい感じに まったくならなかったのですが、
成人の日が、終わりまして 

「ヤッター!快挙!快挙!スゲェ」という話が舞い込んで 来ました。
推しの Juju 野田樹潤。
年末に

フォーマルな服装を見せてくれましてね。
170cmの長身なんで 可愛いより綺麗って感じなんですけどね。
まだ、17歳なんですよ。
彼女の好きな所は、レーシングドライブを「楽しんでいる事」。
メーカー系のレーサーが増えて 「クルマの運転が好き?」
って 疑問に思うレーサーが、多くなって。
若くして器用貧乏レーサーに 魅力が無くなったのは、事実。
角田裕毅の宇宙人みたいな「将来 レストランを開きたい」
みたいな方が遥かに好きなんですよ。
最近、渡欧した Juju。

BOSS GPの参戦を発表した直後でしたので
1月9日とか、「東京オートサロン」の頃には、
「Jujuは、日本に居ないんだ」
これが、色々 波紋を呼びまして
BOSS GP の クルマは、パワステ無し、トラクションコントロール無しの
旧 GP 2 の車両。2025年度に Super Formula以上のクラスに参戦する為に
練習として 参戦するのかと思ったのだが、周りのレースファンからは、
非難轟々・誹謗中傷などなど。

まさかのF1重視の「クレアの衝撃」から 角田裕毅と比べる投稿が上がり
色々と言っても 「注目してたのか?」とは、思いつつも、
実際 BOSS GPのスケジュールは、こんな感じ。

5月開催で 契約が決まったとは言え 1月にシート合わせをしても?
普通に考えたら 
「Formula Regional European Championship」 用の 新車両の受取か?
シートが、いっぱい甘っている 「F1 Academy」のシート探し
に 渡欧に行ったのかと 考えた方が妥当。
 何故ならば、FRECって Super Formulaと同じ スーパーライセンス
ポイントが、取れるのです。
FRECは、旧 Formula RENAULT で 旧F3に属するので
去年参戦していた、Zinox Laser F2000 Italian Formula Trophyと大差無い
車両なので チャンピオン争いが可能です。
F1 Academy にしても Wシリーズと違いメンテナンスは、指定された
レーシングチームで行われる為に 2022年のような悲惨な形にならない
とおもわれたのです。

Jujuは、National Formula F3 ChampionshipのChampionとして
スーパーライセンスポイントを10ポイント得ています。
Super Formula参戦で ノーポイントで終わるくらいなら 同一ポイントを稼げる Formula Regional European Championshipの方が 現実的な話です。
しかし、
「何事も前向きに レースを楽しむ!!」
Juju は、レーサーらしく 求められたものに参戦を決めました。

Jujuからの発表。
「みなさま、あけましておめでとうございます!Juju(野田樹潤)です。
今年もよろしくお願いします。
えーと、さっそくですけどわたしの2024年シーズン、今年はいち早く発表できることになりました~! 昨年はこれまでずっと乗ってきたF3という枠を越えた活動をいくつか経験することができた実りの多い年でした。
 シーズン半ばに急きょ「BOSS  GP」(BOSS GPはBig Open Single Seater)にスポット参戦できることになり、ハイパワー、ハイダウンフォースのマシンをドライブすることになりました。
そして1レース目でクラス2位、2レース目でクラス3位という成績を残すことができたのです。
 そんなBOSS GPと同じかそれ以上にわたしが驚かされたのが、シーズン終了後に鈴鹿サーキットで開催された日本の「Super Formula」のテストでした。その興奮は以前レポートした通り。
 さてさて、そんなビッグフォーミュラでの経験が、そのままわたしの2024シーズンの活動につながることになりました。もう本当にすごいんですよ。ひとつめは先日、既に発表されているのでご存じの方もいるかもしれませんが、わたし「BOSS GP」に参戦します! BOSS GPはヨーロッパで開催されているフォーミュラカーの混走レースです。
わたしがドライブするのは、昨年イタリアのモンツァで開催されたレースの時と同じオーストリアに本拠を置くチームHSエンジニアリングで、マシンも昨年わたしが乗ったダラーラT12(フォーミュラ・ルノー3.5)となります。 今回のBOSS GP参戦は、チームHSエンジニアリングから声をかけていただいたということもあるし、わたしたちとしてもビッグフォーミュラの経験をより多く積みたいという狙いとマッチしており決定しました。
 そしてもうひとつ、わたしの2024年シーズンのメインの活動となるのが「全日本Supe rFormula 選手権」参戦です!
チームは昨年テストでもお世話になった「TGM Grand Prix」となります。
鈴鹿サーキットで開催されたテストではこれまで乗ったこともないハイダウンフォースのマシンを楽しんで乗ることができたので、シリーズ参戦したいなーと思っていたのですが、なんと夢が実現してしまったのです!
 今年は日本とヨーロッパで戦います!Super Formula は、昨年の鈴鹿のテストでは3日間、11時間あまりの時間をかけて192周を走らせてもらいました。 そこで特にコースアウトやクラッシュもなく、ほぼ初めて走ったサーキットにも関わらず決勝レースに出場できるタイムを刻んだことなどを、「TGM Grand Prix」の池田和広代表に評価してもらえて、今シーズンの参戦が決まりました。
 わたしはもうすぐ、2月2日に18歳になって運転免許を取得できる年齢になるので、それもタイミングが良かったなと思っています。
ちなみに日本のトップフォーミュラシリーズに女性ドライバーが参戦するのは1973年にスタートした全日本F2000選手権から今日まで半世紀以上の歴史の中で初めてだそうです。
スーパーフォーミュラ参戦に関して、期待と不安はいっぱいあります! 
不安はわたし、日本の公式レースを走ったことがないんです。
しかもスーパーフォーミュラが開催されるサーキットをほとんど走ったこともない。 開催サーキットでの事前走行は禁止されており、あるのは予選前日に用意されている60分の公式練習走行だけなんです。
でもこれは今までわたしがヨーロッパで戦ってきたことを振り返ってみれば、それと同じなのだと思うことにしています。
そしてわたしの今回の参戦を先例として女性ドライバーの育成や国内モータースポーツの発展にもつながるのではないかと思い、父ともよく話し合った結果スーパーフォーミュラ参戦を決めました。
 2024年の全日本スーパーフォーミュラ選手権は3月の鈴鹿から11月の鈴鹿まで全9戦で争われることになります。 今年はヨーロッパと日本を頻繁に往復することになると思いますが、でもファンの方たちにはより身近にわたしの走りを見てもらえると思います。 ぜひこれまで以上の応援をよろしくお願いします!」

NODA Racing・TGM Grand Prix の発表

高校生ドライバーが、契約をした?
世界的に見ても FIA-F3を 経由しないで F2・INDY CAR・Super Formulaの
クラスに参戦するドライバー?
2024年に F2に参戦する Mercedesのジュニアドライバー
Andrea Kimi Antonelli(17歳)くらいしか浮かばないが、

Mercedesとの契約は、2019年からなので プライベートドライバーの
参戦では、2019年以降では、史上初!
まして 国内 TOP Formula 51年の歴史の中で 無免許のレーシングドライバーが、契約した事が、史上初。

日本のレース界に於いて カートチャンピオンから上のクラスに
上がるまでに 世界との差が広がるという事に対して
Juju は、革命を起こしました。
素晴らしいとは、思うのですが、

Formula Driver としては、スーパーライセンスポイントを取れる時に 取って欲しかったと思います。「500ps 以上の シングルシーターに 乗れる女の子」以上の結果を残すことは、イバラの道 意外 何でもないので。

MIKI HOUSE を含め 各スポンサーの方々、瀕死だった TGM を救って
頂き 参戦が可能になり Super Formulaを救って頂き
ありがとうございました。


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