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これから重宝される仕事、動画ディレクターを進める理由

 先日こんなツイートをしまして、割と本気で動画ディレクターの方が重宝される時代になると思ってます。

 恐らく、ディレクターさんと仕事をする人は大手とか制作会社とか広告代理店と組んだことのある人だと思います。僕の運営しているコミュニティ、#やわラボ ではディレクターを起用していて、ディレクターとクリエイターがタッグを組んで動画制作をしています。

ディレクターは何をするのか

 動画に限らず、アートディレクターはスケジュールを把握し、取りまとめ、推進していくのが仕事です。納品物の制作をしたことがある人の方が仕様もわかってるし、気遣いの部分も理解できるので、有利であることは確かです。

 では経験ない人はできないのか、これは否だと言い切ります。なぜなら、僕も未経験の分野でディレクターをしてきたし、僕の運営しているコミュニティでも動画作ったことない人がめちゃ活躍しているからです。

動画ディレクターの仕事
・クライアントや要望の情報整理、仕様確認
・クリエイターに伝え、制作物を納品する
・無いものは作る、設定してみる
・納品物、素材の管理
・スケジュール管理

 100%ルーチンワークではないので、臨機応変にできない人は難しいかも知れません。例えばクライアントからの要望はクライアントの動画の知識有無によっても違いますし、こだわり度合いも違ったりします。

ディレクターは何故必要なのか

例1)クライアントA
オーダー:地下鉄の車内広告で動画流すから作って!

例2)クライアントB
オーダー:地下鉄の車内広告で動画流すから作って!
1920*1080以上の解像度、mp4で納品。
20秒尺でファイルサイズを2G以内に収めてください。
指定のdropboxにアップロードしてください。

 世の中には動画ディレクションできるクリエイターさんは沢山いて、クライアントAさんのオーダーも要望を汲んで作れる人もいます。しかし、作れない人もいます。その時にディレクターの出番。

 クライアントBさんの場合はそのまま作ればいいですが、Aさんの場合はBさんのような仕様をクリエイターに伝えなければなりません。

 場合によっては車内広告(デジタルサイネージ)の仕様を調べる必要があったり、クライアントに聞いたり広告元に問い合わせする必要があるかもしれません。手配をしてあげるのがディレクターです。

 また、うっかりしていて要望は組めるけどスケジュール管理が下手、とか最終チェックが下手、という(僕みたいな)人もいて、そんな人にはディレクターがいるとめちゃ助かります。制作に没頭してたら締め切り間近とかあるある......。

 案件ごとにクリエイターにつくマネージャーみたいなお仕事、と書くとわかりやすいかもしれません。あくまでクリエイターが仕事をしやすいように調べたり動いたり。かつクライアントの気持ちも汲んで間をとり持つ。

 大変だけどどちらからも感謝されてどちらからも好かれる美味しい立場だなと思います。仕事ができればの話ではありますが!

ディレクターをする利点

 先日、運営コミュニティでZOOM会議をしました。その時のクリエイターさんから、ディレクターと仕事をしたことがなく、一緒にしてみてやりやすかった、気付かないところを知れた、制作に集中できた。という話が出ていました。

 また、先のクライアントAさんみたいなオーダーが来た時に、ディレクター経験があると、これまで受けることができなかった案件も受けることができるようになるかもしれなせん。

 肌感ですが、仕事をちゃんと受けて活躍しているクリエイターさんはディレクター経験があったり、無意識にディレクション経験があるなぁと感じています。逆にディレクター経験がないと独立していくことは難しいと感じます。

 そこそこはいけると思いますが、大手と仕事をすればするほどディレクターの経験やディレクション能力は必須。クライアントが大手でなくとも、ディレクションはクリエイターに求められる能力になってきています。

個人が仕事になる時代

 今後、動画の需要は今より増えていくことが予想されています。5Gという話もありますが、それよりは動画の活用方法が更に開発されていくと思っています。なんにせよ増えていく動画需要に対して、クリエイターとクライアントの間を取り持つ人が足りなくなってきます。

 ディレクターに注目している人は少ないけど、企業はクリエイターの管理に「リソースがない」状態になります。最初は自社で......と動くも厳しくなってディレクションできる人を探すようになります。

 そして僕に仕事来るパターンが今までめちゃくちゃありました。かれこれ8年企業のクリエイティブを作ったりしてきました。写真だったりテキストだったり......どのクリエイティブも例外なくこの現象があります。

 企業がフリーランスに仕事を頼む事が増えていきている今、この足りなくなる現象は目に見えていて、ディレクターを探すディレクションもできるクリエイターを起用するようになるはずです。

 今のうちにディレクションができるようになっておくのは5年後に大きくリードができるので、少しでも気になる人は#やわラボでディレクターを募集(ディレクターグループを作って初心者同士でも切磋琢磨)しているので是非トライしてみて下さい。

やわらかいライブ配信ラボ
ライブ配信のノウハウや配信現場に一緒にいける。またインフルエンサーや企業の動画を制作する編集プロダクションのような体験型サロンです。
https://camp-fire.jp/projects/view/111685

 このスキルを獲得できると動画だけでなくイラストや音楽、イベント制作のディレクションもできるようにはずです。そうすると収入源や活動の幅を更に増やす事ができますよね。

頂いたサポートは僕が電車を乗り間違えた時に凹み回復のにコーヒー代に使わせていただきます。あとソイジョイ。