身に覚えのない金額を請求され訴えられた話
ドラクエのレベル上げをするバイトを雇いたい。やわらかゆーすけ(@yawarakayyman)です。今回は2/5に訴えられた話と裁判終わった経過を報告します。
前提部分の教訓。これを学んだので返してもらえない一件を訴えてみました。その話はまた今度。
2/5訴状が送られてきた
去年、お金を貸しまして、一向に返してこない人を訴えました。「お金返して」と言い続けるのも疲れましたし、罵倒もされて精神的に参ったので終わらせたかった。詳しい内容は守秘するという内容で裁判は和解したので伏せます。
ここまでが前提。そして、それを受けて訴えられたのが今月の頭でした。訴状には「労働した分の賃金を払え」と書いてあり請求額は僕の貸した金額まま。これは「逆恨み」と「失ったお金を取り戻したい」。という事ですね。
2点の理由から支払う義務はありません。
・まず雇用契約を結んでいない。
・請け負いの場合も「条件*にマッチしたらお支払い」という募集要項に「原告は応募」してきた。そして、条件にマッチしていないのに請求をしてきている。
*条件:クライアントが出したお金とカメラマンの希望額がマッチしたら仕事としてお願いをする、というものでした。原告はマッチしていない、事前に希望額も言っていないのに約2万円/件(根拠なしの)お金を請求してきた、という。
なんだけど、訴状を見ると自分が一気に罪人みたいな気持ちになる。
弁護士に頼んだ
書類用意するのが面倒だったので、という申し訳ない理由ですが、弁護士にお願いしました。弁護士さんはヒアリングして、訴えに対して反論できる証拠を揃えてくれます。素人では中々客観的に証拠を出せないので、弁護士は神。
答弁という反論文も出すんですが、弁護士さんの内容が神がかってて公開したいくらい。対して神しか書けない僕の語彙力よ。
主張
・雇用契約は結んでない。事実もない。
・案件に対する金額の根拠がないじゃん。どこから出た数字?
・原告が自分の出した証拠の中に「請け負いではない」と認めてるのに請け負いを主張するのは何故?
・裁判中に雇用でもない、を認めてるのにこの金額は何なのか
原告曰く、金額は一般の給料が30万として、5日同行したから一般労働の20日の1/4。7.5万円。という雇用を前提にした条件だったらしい。
けど、請け負いで訴状出してるんだよね?一般とは何の一般なのか??というクエスチョンマークいっぱいの場で裁判官も大変そうでした。僕も頭こんがらがりそうだった。
裁判所の様子
僕が受けた裁判は少額訴訟と言われる簡易的な裁判で、中華料理の円卓みたいなテーブルで裁判官他3名と原告被告で座るもの。話し合いは裁判官を通じて話す。つまり、裁判官が原告と話す、次に被告と話す、みたいなもの。
直接、相手と話すことはありません。和解に応じる意思があれば、別室の取調室みたいなところに隔離されて、役員の方が伝書鳩をして和解に向けて話をしてくれます。
和解は大体が分割でお金返します、とかそういう感じ。今回、僕は和解の余地なし。払う気なし。で臨んだので、移動せず。
原告1人。被告2人(僕と弁護士)で行いました。
今回の結果
こちら側の勝訴(訴状棄却)で終わりました。支払い義務のないものに、内容不透明な請求書が送られてきた感じだから、そりゃ支払義務は僕には無いでしょ。っていう。
今回の訴えに対して、僕発信で「雇います」「この金額でお願いします」といったものがあれば勿論、棄却にはならず僕が敗訴してたでしょう。
まとめ
裁判は裁判所に出かける日時を強制的に決められるし、行けないと訴えを認めた事になっちゃうし、訴状が届いた時の心的ストレスが大きいです。
負けないとわかってても不安は出ちゃうし、この1ヶ月は楽しめるものも楽しめなくて正直辛かった。助けてくれる人、支えてくれる人がいるわけでもないし。独り身つらい。
今回の裁判を通じて学んだことは裁判は簡単にできること(原告も個人で起こした)と、証拠集めや答弁は素人には無理。ということ。誰でも訴えることはできるし、訴えられることもある。ということ。
全てのやりとりに関して、自分の発言や行動には気を配らないとって思います。
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