男を食い殺す究極のサゲマン女! 霊能者が見た、サゲマンの正体

※某K氏の話があまりに面白かったので、2012年にナックルズで掲載。

 俗に世に言うアゲマンサゲマン、ようはナニをして男の運気を上げるのがアゲマン、反対に運を吸い取ってしまい、男の人生をボロボロにするのがサゲマンである。そういうサゲマン女は本当にいるのか?
 魔性の女と呼ばれる大竹しのぶ。彼女に関わった男性は、何人も若くして不可解な死を遂げている。
 大竹しのぶの最初の結婚は1982年。中村晃子と婚約していたTVディレクター、服部晴治を中村から奪い取る形で結婚し、当時、略奪婚だと話題になった。しかし結婚してわずか5年で服部は癌性腹膜炎により死去。結婚当時、『鬼龍院花子の生涯』のヒロインに抜擢された大竹だったが、降板。代わりに主役を射止めた夏目雅子は白血病で死去。服部の闘病中に大竹は明石家さんまと親しくなり、服部の死後、まもなく入籍するも離婚。劇作家の野田秀樹と同棲するが破局。なお野田秀樹は大竹と付き合う少し前に右目を失明している。
 大竹は男関係の噂が絶えず、噂のあった松田優作はハリウッド進出直後にすい臓がんで死去。映画の共演で親しくなった忌野清志郎とは、忌野の趣味だったロードバイクにのめり込むが、忌野も2009年に癌性リンパ管症により死去している。彼女の周りの男たちは残らず、不幸になっていく。例外は明石家さんまだが、大竹しのぶと出会ったきっかけである俳優としてのキャリアは、彼女との離婚とともになぜか終了している。
 その間、着々とキャリアを積み上げた大竹は2011年に紫綬褒章を受賞した。
 関係者があまりにも死にすぎる。
 霊能者のY氏はテレビの心霊番組などにも出演、除霊では定評があるサイキックである。Y氏は関係者に大竹しのぶを霊視してくれないか? と頼まれたことがあるという。
 舞台が終わるのを客席で待っていたY氏は、大竹の周りをドロッとした黒い影のようなものが包んでいるのを見たのだそうだ。
 除霊した方がいいとY氏は思ったが、
「ところが会えないんですよ。アポイントもとって何度か会いに行ったんですが、なぜか会えずに待ちぼうけになってしまうんです」
 たまに強力な悪い霊が憑いている場合、とり憑かれている人はY氏のようなサイキックを無意識に避けることが多いのだそうだ。そういう人は私と目を合わせない、とY氏。Y氏によれば、相手のエネルギーを吸い取ってしまうタイプの女性はたしかにいるというのだ。
「演歌歌手の藤あや子もサゲマンでしょうね。あの人は後ろにサングラスかけた男の人がいつも立っている」
 デビュー前に結婚していたが、デビュー後に離婚、再婚相手の音楽会社社員が自殺。その後に最初の結婚の元夫も自殺した。藤の後ろに立っているのは2番目の夫らしい。
 サゲマン中のサゲマンは誰か? 最強のサゲマンとは? それは占い師として一世を風靡したあの細木数子ではないか?
 バブル崩壊以降、日本は不況から脱することができずにいるが、見ようを変えればまさに平成という元号になってから日本は不況になったと言える。平成という呼び名を考えたのは陽明学者の安岡正篤だと言われている。老齢の安岡に細木は近づき、親族と裁判沙汰になっているのだ。85歳の男と入籍し、その地位と財産を奪おうと画策した女が細木であり、まさにそのさなかに安岡は平成という元号を提案している(安岡の死去後、元号は平成に変わった)
 安岡の後ろ盾を使い、細木数子は易学で売り出すが、お笑い芸人のおさるは細木に従ってモンキッキーに改名するも仕事は激減、三原じゅん子と結婚したコアラはハッピーハッピーと改名したが離婚。付き合いの深かった朝青龍は日本中のバッシングを受け、小室哲哉は破産、妻のKEIKOはくも膜下出血で闘病中である。
 これこそがまさにサゲマン! 細木数子こそ日本をクラッシュさせた最悪のサゲマンに違いない。
 女がサゲマンなら男はサゲチンである。サゲチンといえば、SMAPの中居正広だ。2005年頃、中居との交際が公になった中野美奈子は寿退社も噂されたが、捨てられる形となり、レギュラーも絞られてフジテレビの看板アナだった勢いはない。中野美奈子の後に中居が付き合ったのが倖田來未だ。羊水が腐る発言から一気に運が落ち、エロ路線に転向するも鳴かず飛ばず。中居と破局後1年して、昨年末にBACK-ONのKENJI03と入籍、これから彼女に運は戻るのか? 
 男の運気をあげるアゲマン。内助の功とアゲマンを区別するのは難しいが、爆笑問題の太田光や橋下大阪市長の妻はアゲマンかもしれない(サゲマンではないだろう)。野球監督の落合博満の信子婦人もアゲマンの可能性がある。25歳でプロデビューするもパッとしなかった落合がレギュラー入りをしたのは1980年。ホステスだった信子婦人と出会った頃である。そして信子婦人と再婚(落合は一度離婚している)した後の落合の活躍はご存知の通りだ。
 女の場合、財力のある男に可愛がられれば、その男は基本的にはアゲチンだろう。没落したとはいえ、西武鉄道全盛期の堤義明は吉永小百合やちあきなおみらと浮名を流したが、影のスポンサーとしてプリンスホテルでディナーショウを開かせ、CMに使い、彼女たちの仕事に配慮している。アゲもサゲもつまるところは金の使い方ということだ。

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