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シャオミから得たもの

小米(シャオミ)。
みなさんはシャオミという企業をご存じでしょうか。

近年ケータイ電話が身近なものになり、今では手放すことのできない必需品となりました。
中でもapple社の販売するiPhoneは世界的なヒット商品となり、この記事を読んでいる方もアップルユーザーの方が多くいることでしょう。

シャオミは中国が生んだケータイ電話を販売している会社です。
シャオミのすごさを表すとするのならば世界最速で1兆円IT企業になった会社だと言えばわかりやすいでしょうか。
トヨタで60年、ソフトバンクで26年、appleで20年、Amazonで13年、Googleで9年、小米で5年と言えばその速さが驚くべきものだと理解できることでしょう。

ただ、この記事はシャオミはすごい会社なんだと伝える記事ではありません。
何を書きたいのか。それはシャオミが行ってきた過程の考え方や戦略に目を向け、自分の生活やビジネスに生かしていくことをまとめること記事にします。

では、いくつかの章でまとめていきましょう。

①ファンを作り、ユーザーと友達に
私は身の回りの経営者の方と話をするときに、表現は違えど自分の人脈を多く作りなさいと教えられます。
「市場主義」「チームビルディング」etc
様々な言い方がありますが、どれも本質では自分が何かを発信するときに力になってくれる人を作りなさいいうことです。

シャオミもその表現に近いことを理念として掲げており「ユーザーと友達になる」であったりだとか「ファンを作っていく」ということが多く本の中で強調されてました。

やはり、自分自身のファンを作ることや、自分に共感してくれる仲間を作っていくことはどのレベルであっても重要なのだと感じました。

②シャオミの友達戦略

①でユーザーと友達になる。と書きました。
シャオミが行った友情を芽生えさせる戦略はい当たってシンプルでした。

重要なのは交流を多く持つことと、参加感を持たせることです。
他にもユーザーの期待値を超えることなど大切なことはありますが、ここでは省略します。

まず交流を多く持つことはそのままの意味です。
シャオミはユーザーの声を聴くことを意識し、ユーザーのコミュニティを作り、シャオミの従業員と直接やりとりできる環境を整えたり、オフラインのイベントを開催するなど、とにかくユーザーと近い距離でかかわっていきました。

二つ目の参加感は、そのイベントやコミュニティ内のユーザーの発言や、クレーム、意見などを取り入れ、時には素晴らしいアイディアを提供してくれたユーザーに賞を与えるなどして、ユーザーがシャオミに関わっているという参加感を作り出しました。

そのような工夫で、広告で宣伝することなく口コミで評価を高め、シャオミの端末を売っていくことに成功しました。

この内容は私自身のビジネスにも応用できると強く感じました。
コミュニティを作ったとしても、自分がそのコミュニティに参加している感覚がないと寂しいですし、楽しいと思わないですからね。

③ユーザーの期待値を超える

あと一貫して書かれていたのはユーザーの期待値を超えるということです。
期待値以下の商品だと感動がないため、人気がでませんし、口コミで広がっていくことはほぼないと言えるでしょう。

しかし、イベントであれ商品であれ期待している以上のもだと人間は感動します。
感動さえすれば口コミで広がっていくものです。
シャオミのトップである雷軍はシャオミはケータイ電話を売るメーカーではないと明言しています。
雷軍曰く、ケータイ電話はお客さんと繋がるためのツールでしかないと。
事実シャオミの端末はiPhoneの半額以下の価格で販売されており、雷軍は端末を売っても利益はほぼない状態だと言っています。
さらには利益率が高いスマホの修理などのサービスも低価格、もしくは無償で行っており、これがユーザーの中で大変好評です。

これがユーザーの期待値を超えるということなのだと思います。

④あまり長くなっても意味がない気がしますし、このままでは上手くまとまらないような気がするので、本のまとめは以上とします。

この本を読んで自分に応用できるところは多くあると思いますので、しっかりと落とし込んで使える技はどんどん使っていきたいと思います。

人脈、仲間、ファンを作ること。
お客さんに参加感を味わってもらえるように意識すること。
そして、ユーザーの期待値を超えるということ意識してビジネスに生かしていきたいと思います。

では、ありがとうございました。
次に買い替えるスマホはシャオミにしてみようかな(笑)





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