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《父から息子と娘に伝えたい、88の人生の教訓》その9(自分の時間)

《父から息子と娘に伝えたい、88の人生の教訓》

その9(自分の時間)


1978年、4歳、神奈川県横浜市金沢区


幼稚園に入園した。
当時は、まだ2年保育が主流だったので、年少・年長の2年間だった。
近所の友達の中には、保育園に通う子もいたが、幼稚園と保育園の違いがよく分からなかった。
お母さんが働いている子は保育園と教えられた気がするが、うちは母がずっと専業主婦で、そういうのが普通で当たり前と思ってたから、お母さんが働いている、というのがピンと来なかった。

今思うと、3人の子育ては大変だっただろうし、経済的に1人で支え続けた父親もすごい、と思う。学費などを捻出するのは、相当しんどかったはずだ。
僕も含めて子どもたちが成長してくると、母は習い事を始めた。
料理教室、アートフラワー、パンフラワー、ステンドグラス、習字、など。作品を、家の中に飾ったりもしていた。
一方父親は、大手建設会社に勤務していたが、自宅から会社まではバスも含めて1時間半の通勤でだった。付き合いや接待などもあっただろう、ほぼ毎日11過ぎの帰宅だったが、休みの日には、ゴルフの練習、ラジオ講座で語学の勉強、庭いじりなど、常に何かを忙しくしていた。
二人ともジャンルは異なるが、1人でコツコツと勉強したり、何かを作り上げるのが好きで、人生を楽しむのが上手だったように思う。


教訓9

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