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✅ 世界平和につながる想い

エステティシャンとして、多くのお客様から「ここに来た日は家族や周りの人に優しくなれる」との言葉をいただいてきました。
その言葉から、ストレスが多い社会の中で『家族の中にひとりだけでも、心に優しくなれる余裕を持った人がいることで、一番小さな社会となる家庭が平和な場所になるんだ』と気付きました。
そして、その小さな社会となる『平和な家庭』を増やすことが、地域社会の平和、国の平和、世界の平和に繋がると、壮大なイメージが心の中に広がったんです。
その日から、『エステティックを通じて世界平和に貢献する』という壮大な理念を掲げつつも、目の前のひとりひとりとの関りを大切にしています。

そして今、高齢化が進んでいる日本の政策の柱として『健康寿命の延伸』が掲げられ、企業の『働き方改革』『健康経営』『女性活躍推進』などの取り組みが進められています。

私は、それらに対して、エステティック業は大きな役割を担えると考えています。

✅ 出会い

1987年にエステティシャンとしてのキャリアをスタートさせ、1995年に独立してサロンをオープンしました。
独立前に、エステティシャンとしての知識不足を感じていましたので、プロを養成するスクールで再学習をしたんです。

そのスクールの創始者は、1972年に設立された、日本で一番歴史のあるエステティック業界団体を発足した4人のうちのひとりで、日本のエステティック産業の地盤を創った方でした。
私が学んだ時期は2代目の学院長で、当時の日本エステティック協会副会長、日本ネイリスト協会の初代会長でした。その学院長に「業界の発展無くして自社の発展はない」と、文字通り叩き込まれ、そのスクールからの派遣で、企業の社員教育や、講師の養成も行うようになりました。

エステティシャンとして最高位の資格も取得し、講師としての仕事は順調に増えていきました。ところが一方では、サロンの経営がなかなか軌道に乗らず、外部講師としての報酬をスタッフのお給料に充てる日々が続いていたんです。

✅ 新たな出会い

そんな頃、エステティシャンでもあり、当時7店舗を経営していた先輩経営者との出会いがありました。
そのときに「個人サロンでも経営者。経営をきちんと学びなさい。」とアドバイスを受けたんです。そして、その先輩自身や幹部の方々が、各々入会して経営を学んでいた《中小企業家同友会》に入会しました。

そこで経営を学びはじめて、なぜ自分の「サロンの経営がうまくいかなかったのか」を理解しました。エステティックの施術に、知識と技術が必要なように、経営にも経営の知識と技術が必要だったんです。

エステティシャンとしてのキャリアを重ねて、念願のサロンをオープンしても、私と同じく経営の知識と技術を持たずに独立して、結果として経営が成り立たずにサロンを閉店してしまう。その上、エステティシャンという職業をも辞めてしまう人たちを多く見てきました。そのように能力の高いエステティシャンが、エステティシャンを諦めてしまうことに対して、「どうにかできないだろうか」という想いが強くなっていきました。

✅ 日本エステティック機構(JEO) 設立

その後、経営者としての学びの中で自己分析を深め、自分自身を活かす道がハッキリしていきました。結婚を機にサロンは閉店して『エステティックを通じて、共に世界平和に貢献する』仲間を増やしたいと、エステティシャン養成校の外部講師、企業の責任者教育にシフトしました。

それからしばらくして、経済産業省の指導の下、2004年に、エステティック業の第三者機関となる日本エステティック機構が設立され、《エステティックサロン認証制度》の説明会がありました。

エステティシャンは国家資格ではありません。
そのため、日本のエステティックサロンのエステティシャンのレベルは、
一流のレベルから、趣味の域を脱しないレベルまで、さまざまなサロンが存在しています。
一流のエステティシャンは、外面的な《美》に導くケアだけではなく、食生活や適度な運動、睡眠や休養などの生活習慣の指導、精神的なストレスを心理学的なカウンセリングや、心地よい施術によるリラクゼーション効果などで、顧客のQOL(Quality of Life)を高めることができます。

経済産業省の方針では、消費者被害の多い エステティック産業において、エステティシャンを国家資格にするのではなく、お客様が安全な施術を受けられ、安心してサロンに通えるように、「サロン運営における衛生管理」や「エステティシャンの育成基準」、「契約に関するコンプライアンスの遵守」を基準として、サロン運営の管理体制に対して《 認証 》を付与する制度が設けられたんです。

私は、説明会でこの話を聞いたとき、『個人の小さなサロンが、サロンの運営を学ぶいい機会になる!』と感動すら覚えました。

そして、2007年の、第1回のエステティックサロン認証から現地審査員として、たずさわることになりました。
第1回目の現地審査のときは、ISO認証の審査員をしている中小企業診断士の方と2人で審査対象のサロンを訪問し、現地審査をおこないました。

その時、その中小企業診断士さんに、こんなことを言われたんです。

「このような《認証制度》を世の中に広めるには、20年かかりますよ。
 今でこそ当たり前になった《ISO認証》でも、それくらいかかって
 います。」

その時は、よくわからなくて「そうなんですね~」と軽く受け流してしまいましたが、後々、『20年かかる!』その言葉が私の支えになりました。

《エステティックサロン認証制度》は、大手事業者の認証取得は進んだものの、私が必要だと感じた小規模事業者への周知がほとんど進んでいませんでした。

そこで、2015年に、エステティックサロン認証促進アドバイザーとして委嘱を受け、《エステティックサロン認証制度》の啓蒙・周知のための、広報的役割を担うようになったんです。

✅ 今のお仕事

自分自身の仕事は、企業に求められる内容が、社員教育から運営コンサルティングまで広がり、管理職研修、カウンセリング販売力の強化、教育のOJTの仕組み化、新規出店のサポート、サロンの立て直しなどの業務も増えていきました。

一方で、自治体や一般企業の『働き方改革』『健康経営』『女性活躍推進』などのコンサルティングに参入できるよう、2019年から準備をし始めました。

そして、2020年、コロナ禍において、ずっとやりたいと思っていた、個人サロンのオーナーがオンラインで経営を学べる講座を構築、開講しました。

✅ これから目指していること

◆ 社会的な信用の証となる《エステティックサロン認証》を取得した
  一流の個人サロンを増やすこと。

◆ 自治体や一般企業へ向けて、健康経営視点での女性活躍推進コンサル
  タントとしての取組み。

【健康経営視点での女性活躍推進とは】
女性自身や男性管理職の「女性の一生のライフステージ」や「毎月のリズム」などのヘルスリテラシーを高め、関わる人たちが、自分らしく、活き活きと働き、企業としての生産性を高められることを目指すことをいいます。

◆ 一流の個人サロンと自治体や企業とのマッチング。

【目指していること】
Ⅰ.エステティックサロン認証を取得した個人サロンを増やすこと
Ⅱ.自治体や一般企業を対象とした
        健康経営視点での女性活躍推進コンサルティング
Ⅲ.エステティックサロン認証を取得した個人サロンと
        自治体や企業とのマッチング

✅ 資格など

◇ 特定非営利活動法人日本エステティック機構 
         エステティックサロン認証委員会 委員
         エステティックサロン認証促進アドバイザー
◇ 一般社団法人日本エステティック業協会 教育委員会 委員/認定講師
◇ 一般社団法人CIDESCO-NIPPON 
         CIDESCOインターナショナル・エステティシャン
◇ 一般社団法人日本エステティック協会 
         トータルビューティーアドバイザー
◇ 一般財団法人ICAM JAPAN 認定講師
◇ 東京商工会議所認定 健康経営エキスパートアドバイザー
◇ 日本プロフェッショナル講師協会 認定講師
◇ 女性活躍推進サポートクラブ 認定コンサルタント


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