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データ

皆さん、こんにちはこんばんは。

2024シーズンも開幕してはや2ヶ月が経とうとしています。
リーグ戦も10節が終了し、現時点で2勝2分6敗17位に位置しているテゲバ。
今回はそんな今期のテゲバと過去のJ3のデータを比較していきたいと思います。

では早速。

J3リーグ過去10年間のスタッツとその平均値

という訳で今回、Jリーグが公式サイトで過去のデータを公開したことに合わせてデータを引っ張り出してまとめて来ました。

現状のテゲバのスタッツ。

※過去3シーズン分のデータもまとめています。

全て上から順に2021・22・23・24シーズンのデータとなっています。

今季のここまでのスタッツの中で注目すべきは、ボール支配率が過去3シーズンと比べ圧倒的に低い事です。それに伴い、攻撃系スタッツも過去3シーズンより下回ってるものが多くなっています。
ほぼ全ての試合において、相手に長時間ボールを握られシュートを多数浴びているのは皆さんも見ていて分かると思います。
結果的にそれが毎試合失点に繋がっているいってもよいと私は思っています(勿論それ以外にも毎試合失点してしまっている理由はありますが、、、)
ですが、このサッカーの形が悪いという訳ではなく、相手に長い時間ボールを握られてしまうのであれば、いかにシュートを打たせないか、打たれてもキーパーが簡単に取れるようにコースを切れるか。この部分を突き詰めていけると守備面に関しては失点を減らす事は可能です。

一方良い点は、決定率がリーグ平均値に近いという事。
昨年1番苦しめられたのがこの部分でした。
今年は少ないチャンスの中でもそれをしっかりモノにする事が出来る力があります。
これからチームが上昇していく上でとても大事なスタッツになっていきます。

過去10シーズンの優勝クラブのスタッツ。

ここからは、過去10シーズンの優勝クラブのスタッツのお話になります(データの箇所によっては6シーズン分のみの箇所もあります)。

下二つのうち、上が10年分(6年の箇所は6年分)の平均値。
下は今年のテゲバのスタッツ。
また、数値の横の()内はその年のリーグ内でのスタッツ順位です。被○○系のスタッツはトップからの順位となっています(J公式サイトスタッツとは逆の順位表記としています)。

プレーオフ圏内クラブのスタッツ

続いてはプレーオフ圏内クラブ。

今回は
・12〜14チーム参戦年→3位
・15〜16チーム参戦年→4位
・17〜18チーム参戦年→5位
・19〜20チーム参戦年→現行プレーオフと同じ6位
のクラブをプレーオフ圏内と仮定しデータを集めてまいりました。

そしてここからが本題。
注目して頂きたいのが 2023ガイナーレ鳥取
初めてJ3が20チームになったこのシーズンにおいて、6位に入ったガイナーレ鳥取はシーズン序盤、現在のテゲバと少し似たような状況だったのを覚えていた方もいらっしゃると思います。

開幕2戦は勝利したもののそれ以降6試合勝ちが無かったりなど、10節終了時点では3勝5分2敗。成績上では差があるじゃないかと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、大事なのはここからです。
ほとんどの試合で複数失点しており、10節終了時点では失点は17となっていました(得点は18)。
結局その後も失点数は減ることなくリーグワースト3位タイの失点数となりました(失点52。ちなみに、23テゲバも失点は52)。
では、昨年同じ失点数だったテゲバと鳥取で何故ここまで成績に差が出てしまったのか。それが先程触れたシュート決定率の部分でした。
要は何が言いたいかというと、今年のテゲバは昨年の鳥取のようにシーズン途中で変貌することが出来る可能性が大いにあるということです。
実際、直近の3試合は5得点と得点力も伸びてきており、毎試合失点していながらも2勝1敗で乗り越えることが出来たのはこの部分がとても大きいです。
私個人の考えとしては、多少の失点を覚悟の上で更に攻撃に重心を置いてもよいのではないかと捉えています。

以上長くなりましたが締めとさせて頂きます。
拙い文章ですが最後まで読んで頂きありがとうございました。
ではまた。

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