境内から京急線が見える品川神社(階段のある神社・お寺)
階段をちょっと遠目に
品川神社は国道15号(第一京浜)に面しています。交通量の多い幅の広い道路で、向かい側からは少し距離があり階段全体の様子がわかりました。
階段を登ります
左右の狛犬に守られて階段が続きます。53段あり、下から28段目が踊り場になっています。
境内で(本殿と鳥居)
階段を登ると、二つの鳥居の先に本殿がありました。
鎌倉時代に源頼朝が海上交通の安全を願って、安房国の須崎明神(千葉県館山市)から天比理乃咩命(あめのひりのめのみこと)を迎えたとされています。かつて海岸線はそれほど遠くはなかったようです。
二番目の鳥居(写真では手前)は石造鳥居として東京都内では上野東照宮に次ぐ歴史のあるものだそうです。品川区の指定有形文化財になっています。
境内を階段まで戻ります。京浜急行の高架がほぼ目の高さであることがわかります。品川駅からだと新馬場駅のすぐ手前に位置し、特に各停がスピードを緩めてやってくるので、比較的ゆっくりと見ることができると感じました。羽田空港と成田空港を結ぶ電車も走ってきます。赤の車両だけでなく、青の車両も通ります。
富士塚(品川富士)
階段の踊り場では登りの左側(南側)に別の鳥居があります。富士塚の入り口です。
鳥居の内側に石で作った登山道入り口のマークがありました。すぐ1合目になります。
5合目付近から頂上を見上げた写真です。左側の白っぽく見える石碑が8合目、右側の高いところにあるのが9合目を示しています。
品川富士の山頂はやはり、高さを感じます。広い境内からはほぼ同じ高さに見えた京浜急行の高架も、ここからだとさらによく見えます。子供たちがやってくることもあるので、あまり専有しないように一本見たら戻りました。登り降りも階段の石一個は大人には小さい。次に登ってくる人が来ないうちに降りてしまいましょう。
富士塚の5合目が本殿と同じ高さになります。富士塚の広場側に富士浅間神社がありました。
5合目に戻ってきたところで京急線を見たら、青色の電車がやってきました。
近くの商店街
品川神社前の交差点は北馬場参道通り商店街につながっています。さらに進むと旧東海道に行き当たります。かつて、品川宿があった場所ということです。
アクセス
最寄り駅は京浜急行の新馬場駅です。北口から出ると国道15号をはさんで向かい側に品川神社が見えます。
新馬場駅は京急の品川駅から各停で2駅です。急行や快速、特急は停まりません。また、ホームは長いのに各停は4両編成のこともあります。北口改札から遠いところに停まりました。ですので、乗るときも余裕を持ってください。私は時間ギリギリにホームへ上り、降りてきた人たちの流れもあって、遠くの車両まで急ぐこともできずに間に合わなかったことがありました。気をつけてください。
(2023年2月下旬に行ってみました)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?