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目黒不動尊 12月のいまも紅葉が続いていました


 今年2023年3月に「階段のある神社・お寺」で紹介した目黒不動尊へ再び行ってみました。泰叡山 瀧泉寺たいえいざん りゅうせんじ で天台宗のお寺になります。境内の中に路線バスの停留所があるお寺です。写真は阿吽の金剛像が納められている仁王門です。車両進入禁止のマークがあり、路線バスだけが境内の道路を通ることができます。


 仁王門の後ろ向かって左側には立派なイチョウの木があります。午後は西側から射す太陽の光で、黄色が映えています。


 仁王門の手前からバス停の方向を見ると後ろにイチョウの木がここからもしっかりと見えています。このバスは渋谷駅東口からやってきて、五反田駅へ向かう東急バスです。


 仁王門の先に進みます。正面に大本堂へ通じる男坂の階段があります。もう、お正月の準備が始まっていました。初詣での参拝ルートは男坂を上って、右横に見える女坂を下る一方通行のルートになっています。「階段のある神社・お寺」では階段の段数を計っていましたが、今回も数えながら上ってみます。男坂は47段でした(変わるはずはないのですが、念のため)。


 男坂を上ったところに鳥居があり、さらに大本堂の階段を上ります。ここでは階段の中央が上り、左右が下りになっています。大本堂でお参りし、さらに裏へ周り大日如来坐像も拝んできました。その後、女坂を下って戻ってきました。女坂は57段ありました(こちらも変わっていません。あたりまえですが…)。


 バスの道路をはさんだ向かい側には稲荷社がまつられています。カエデが植えられていて、この時間は木の上の方が太陽の光で鮮やかに赤く染まっていました。


 稲荷社の前からイチョウの木を眺めてみます。手前の池にも反射して見えます。


 お寺の中を散策していると時間があっという間に過ぎてしまったようです。見送ったのはついさっきと思っていたバスが終点の五反田駅からもう折り返してきました。門前の商店街をゆっくりと境内へ向かってきます。私はこのバスに乗って帰ることにしました。



目黒駅から目黒不動尊へのウォーキングルート

 話しは前後しますが、今回は目黒駅から歩いて目黒不動尊までやってきました。目黒駅からは大通りの目黒通りではなく、一本手前の細い道路を歩いてきました。行人坂です。その途中の様子もちょっとだけ紹介します。

 目黒駅から行人坂を歩くと右手にホリプロの本社があるのがわかります。行人坂は急な下り坂で、その途中、ホリプロとは反対側、左手に松林山大圓寺があります。通称は大黒寺です。門の外側からでもカエデが赤くなっていることがわかります。

 お参りし、境内を見渡すと、門から見えたほかにも紅葉がありました。

 坂をさらに下って目黒雅叙園の入り口までやってきます。ここまでくると道は平坦です。振り返るとそこにも赤と黄色の葉っぱが浮き出ていました。

 この後、目黒川を渡り、斜めの道路を山手通りまで進みます。交差点を過ぎて少し進むと右手に目黒不動尊参道の入り口があります。さらに進んで、うなぎのにしむら店までやってきます。このお店の前には(お休みでないときは)うなぎができあがるのを待っている人が並んでいるので、私は目印にしています。お店の前の十字路で右にまがるとすぐ目黒不動尊の仁王門がわかります。

(12月10日に歩いてみた風景でした)



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