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竪穴住居にビックリした代々木八幡宮(階段のある神社・お寺)

 代々木公園の裏手を通る山手通り。その山手通りに面して代々木八幡宮がありました。

山手通りに面した階段と一の鳥居

 代々木八幡宮の階段は山手通りと直角ではなく少し斜めを向いています。28段を登り一の鳥居をくぐって進みます。


二の鳥居

 直線ではなく少し曲線になっている道、それもわずかに上り坂になっています。突き当りに庚申塔がありますが、そちらには行かず二の鳥居に向かって直角に曲がります。


社殿とその周辺

 二の鳥居をくぐると参道がまっすぐに伸びています。先には社殿がありました。混んでいるほどではないのですが、いつも誰かがお参りにきています。また、犬の散歩もよく見かけます。周囲に住んでいる人たちの憩いの場所になっているように感じました。


 社殿に向かって右側(東側)には白い梅の木がありました。

 社殿に向かって左側(西側)は社務所への回廊があり、その前に桜の木がありました。立て看板には「紅しだれ桜」とあります。手前の白い梅に周りの緑も加わってきれいです。

 社殿右側(東側)の奥には榛名社、天神社、稲荷社の3つが合わせて祀られているほか、その奥に出世稲荷社と富士登山記念碑(写真)がありました。


復元した竪穴住居(代々木八幡遺跡)

 参道の途中、少し奥まった場所に金網で囲われた場所がありました。動物園にありそうな囲いですが、中にあるのは復元した竪穴住居でした。こんなところにこんなものがあるなんて、それもそれなりの大きさで。初めて見た時はビックリしました。発掘によって地中に竪穴住居の跡が発見され、同じ場所から出てきた土器などの形態から石器時代のものとわかったそうです。発掘調査が終わってから埋め戻し、その上に茅などで復元したのが代々木八幡遺跡です。金網は復元を保護するものでした。遺跡の説明と復元の様子が案内されていました。


アクセス

 最寄り駅は小田急線代々木八幡駅と東京メトロ千代田線代々木公園駅です。
代々木八幡駅(小田急線)は山手通りの歩道と同じ高さに改札口がありますので、そのまま歩道へ出て北側への下り坂を進めば3分程度で神社の階段にたどりつきます。
代々木公園駅(東京メトロ千代田線)から地上出口に出て小田急線の踏切を渡り、山手通り横の階段を上るルートもありますが、代々木八幡駅のエスカレーターに乗ってしまえば改札階まで上れますのでそのまま山手通りに出ることができます。だいたい5,6分の距離になります。

周辺の概要

(2023年2月下旬、3月初めに行ってみました)



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