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外交青書から北方領土が削除された件について

先日、外交青書に、北方領土は日本帰属という項目が削除されました。

参照:毎日新聞


プーチンからの圧力があったのか、安倍総理の任期中にロシアとの平和条約の締結を狙ったのか、事の真意はわかりません。

榎本武揚を始め先人たちが守ってきたものを、なし崩し的に手放している気がして、悲しい気持ちになりましたが、こうなることはある程度、予測はついていました


このまま行くと2島どころか一島も返還されないでしょう。


日本が軍事的に独立をしていないから

その一番の理由は、日本が軍事的、独立をしていないからです。国内では共有されておりませんが、他国には軍事的、独立を果たしていないという国として見られております


喧嘩の弱い人間が喧嘩に強い人間と対等に話ができないのと同じで、軍事力がなければ、まともな交渉はできないでしょう。

しかし、ロシアと樺太千島条約(樺太と引き換えに千島列島を領土する条約)を結んだ、当時の明治政府も、西郷隆盛を始め、当時日本最強と言われていた薩摩兵が帰郷していたため、きちんとした軍は持っていませんでした。


※交渉を行った榎本武揚は、ロシアがイギリスからの軍事的干渉に頭を悩ませているところに付け入る形で、千島列島を日本領土して認めさせました。

引用元:Wikipedia

当時の国際情勢は弱肉強食の世界だったため、今と比べ物にならないほど外交がシビアだったと思います。


日本人が話せばわかると思っている民族だから

それに比べると現代の日本は外交上手とは言えないでしょう。これは日本人が話し合いで解決できると思っている民族だからだと思います。

日本はロシアに限らず、話し合いで解決したいと思うがあまり、外交の現場で譲歩することが多いです。


ケースバイケース、妥協点を見つけることも大切ですが、領土問題に関しては、譲歩分だけ、付け入られるというのが関の山。

そもそも北方領土は、4島だけでなく戦前は千島列島も含まれていました。そのことからも、ロシア側が北方領土返還に前向きでないことがわかります。

引用元:wikipedia


本来であれば、既成事実を作らないためにも、領土問題についてはなるべく曖昧にすべきだったと思いますが、このままだとなし崩し的に、北方領土自体がなかったことになりそうです。

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