こんばんは。

今週は重賞が少ないので気持ち楽です。ただ日曜にはマイルCSがあります。上位人気にそれぞれそれなりの不安点があるメンバー構成で、どの馬のどこを評価するのか、どこを嫌うのか、この辺りの取り捨ては慎重にやっていかなければなりません。

先週は見解付きで推奨した本命馬が連対すらない状況ということで、参考にして頂いた方にはご迷惑お掛けしました。なんとか調子を取り戻したいところではありますが、競馬を楽しむ心はいつも忘れずに今週も頑張っていきたいと思います。

お知らせになりますが、私ただいまオープンチャットをしております。血統をメインとして気軽にトーク出来る場所になってますのでご興味ある方是非覗いてみて下さい。土日は速報で好走血統を、オープンチャット限定での推奨馬配信なんかもしていく予定です。

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それでは本日のメニューです。

馬場想定

東京 芝：良 ダ：良
京都 芝：良 ダ：良
福島 芝：良 ダ：良

累計成績

◇東京ダート成績◇ (10月〜)
◎10,2,5,20
勝率27.0% 複勝率45.9%
単回収327.5% 複回収104.5%

◇2019 重賞◇（3/16〜）
◎14,8,5,4,8,44
勝率17.0% 複勝率32.9%
単回収205.0% 複回収78.9%

◇見解付き推奨レース成績◇（9月〜）
◎21,6,12,54
勝率21.4% 複勝率39.7%
単回収223.3% 複回収88.9%
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東京ダート 本命馬

東京3R ◎7ピシュマニエ
東京7R ◎13グリューネリヒト

その他レース 本命馬

血統的には良さそうなので推奨しようかなと思ったのですが直前で落選した本命馬たちです。

京都10R ◎13 レオコックブルー
京都11R ◎1 トリコロールブルー

福島1R 2歳未勝利 ダ1150m

◎7 メシアン
◯1 アルカウン
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◎7 メシアン

→前走に続いての本命推奨になります。父エスポワールシチーはゴールドアリュール系種牡馬なので福島ダ1150向き。母父Woodman、母母父にボールドルーラー系のCapoteという米国系の速い血が入るので血統表的な印象は良いです。前走は外枠からのスタートで先頭からは2列目、内から3頭目という終始外を回らされる展開でしたが差のない4着。その前走で2着だった◯1アルカウンがさらに内にいるのでこちらを嫌うことは出来ませんが、2頭の一騎打ちになればと見ています。

ただタイミング的に前走のタイミングで激走してほしかったので今回の◎にはオッズ妙味はあまりないと思います。その辺りを踏まえ参考にされる際はレート等お気をつけ下さい。

東京1R 2歳未勝利 ダ1400m

◎1 アストロブレイク
◯11 ニシノホライゾン
▲12 ヴァンデリオン
△8 キラークイーン
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◎1 アストロブレイク

→父サウスヴィグラスはダートのスピード勝負に強いフォーティナイナー系なので前走1600から今回の短縮は間違いなくプラス。母はスマイルジャックの全妹なので良馬場ダートと言われると若干の疑問は残りますが、ロベルト系と捉えれば悪くはないので問題なしとします。
前走はスピードの出る馬場状態だったとはいえ1400m通過タイム1.24.9は、同日ダ1400mで行われた新馬戦の2着キョシンタンカイ(今回の出走メンバーのうちの1頭)の走破タイムよりも0.3早く、レベルも高いのではないかと見ています。前走0.1差で先着を許した2着馬ダノンファラオは先週しっかりと未勝利戦を勝ち上がったので当馬も時間の問題と見ます。

◯11ニシノホライゾンは、父A.P.Indy系のシニスターミニスターですし、ここまでの実績も申し分なし。安定感はあるとは思いますが個人的な見立てでは◎が逆転出来ると見ているので2番手とさせて頂きます。
▲12ヴァンデリオンは、父First SamuraiがStorm Cat系。先週の東京ダートは父Storm Cat系の活躍が目立っていました。母母父Gone West。近親ダストアンドダイヤモンズは米ダG1の2着馬。その産駒のフラーレンも順当にダートの未勝利を突破しました。
△8キラークイーンは、ノンコノユメの半妹なので東京ダートはもちろん合うとは思いますが、差しタイプのダート馬なので展開には左右される印象です。

京都1R 2歳未勝利 ダ1400m

◎4 シャムロックヒル
◯12 サイレントスウープ
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◎4 シャムロックヒル

→半姉セラピアは初ダートだった京都1400mでしっかりと1着。母は米ダG1馬ですし、母父Tapitなのでその影響からかしっかりとダートの才能を受け継いでいると見ます。また父がセラピアはオルフェーヴルでしたが、こちらはキズナ。すでにダートでも勝ち星を上げていますし、オルフェーヴルよりかは父として信頼出来るので、特に気になるところはありません。今回の初ダートという状況だったので狙いたいと思い、推奨しました。

◯12サイレントスウープはパイロ×コマンズといういかにもゴドルフィンらしい配合。曽祖母カーリーエンジェルはダイナカール牝系ではあるものの、その中でも比較的ダート寄りのダイナカールなので引き続き好走圏内と見ます。

京都4R 2歳未勝利 芝2000m

◎11 ラズルダズル

→おそらく人気にはなると思いますが、ここは勝ち上がりのタイミングと見て本命に推奨します。以前、牝系解説noteでも紹介したクラフティワイフの一族なのですが、その中でもエヴリウィスパーは京都芝に強い牝系です。母のラシンティランテは全3勝中2勝が京都芝コース。近親には先週エリザベス女王杯で4着と健闘したセンテリュオ。1600万クラス突破は京都コースでした。また、その全兄のトーセンスターダムはきさらぎ賞(京都芝1800m)勝ち馬。エヴリウィスパーの直仔からは、トーセンジョーダン(天皇賞春 2着)、トーセンホマレボシ(京都新聞杯 1着)など上げればキリがないほど京都芝の実績は高いです。

東京11R 東京スポーツ杯2歳S（G3）芝1800m

当レースの過去の好走馬を見てみると
18年 4着ヴェロックス(1着馬とタイム差なし)
17年 1着ワグネリアン
16年 2着スワーヴリチャード
14年 1着サトノクラウン
13年 1着イスラボニータ
11年 1着ディープブリランテ
09年 1着ローズキングダム

と、ダービーでも結果を残した馬が多く、いわゆる出世レース的な役割を当レースが担っていることがお分かり頂けるかと思います。よって狙いどころをダービーで好走しそうな血統として予想していきたいと思います。ただあくまでも今までのダービー好走血統を当てはめるのではなく、将来を見据えた血統見解を述べていければと思っております。

◎6 コントレイル
◯1 ラインベック
▲3 オーロラフラッシュ
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◎6 コントレイル

父ディープインパクト×母父Unbridled's Songという配合です。この組み合わせは過去に14年の朝日杯FSを制したダノンプラチナと同じ配合となっており早くから活躍できるという下地は既にあります。ただ、今までこの組み合わせからはクラシックで活躍するほどの大物級は誕生していませんでした。
しかし今年の世代で見てみると、先週のデイリー杯2歳Sを制したレッドベルジュールを始め、デビューした5頭のうち4頭が既に勝ち上がり。血統的に当たり年？の可能性も。血統のトレンドって年ごとに変化していくので現状は大物級が出ていなくても突然現れたりもしますからね。その可能性への期待も込みで本命に推奨します。またディープ産駒×矢作厩舎というところも11年の勝ち馬ディープブリランテと同じですし、意欲の関東遠征と捉えます。

◯1ラインベックは父ディープインパクトに母アパパネという三冠馬血統。現状アパパネの仔は、様々な問題もありクラシック路線では活躍出来ていませんが、こちらは早期デビューからここまで順調な過程。母父キングカメハメハとの組み合わせはワグネリアンと同配合ですし、母母父がヴァイスリージェント系ということで、キンカメの影響(母方の能力を引き出す)からディープ×ヴァイスリージェント系とも捉えられるかと思います。その場合はマカヒキと近い血統構成になるのでクラシック適性＝当レースに対する適性も充分と考えます。
▲3オーロラフラッシュは、父Frankel×母父デインヒル系。母母父Sadler's Wellsとダービー血統にはどちらかと言うと程遠い配合です。ただ私が評価したのは厩舎力。藤沢厩舎はFrankel×ドイツ血統のソウルスターリングをオークスで勝たせたり、ムーンクエイクやタワーオブロンドンなどの欧州血統の持ち主もレコード決着が出来るような速い馬に育ちます。さらに4代母Doff the Derbyはディーマジェスティを輩出した牝系なので、その辺りもプラス評価。初めてまともに走った前走からも片鱗は感じましたし、その辺りの可能性には期待したいところです。

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