こんばんは。

最近はオープンチャットなるものを少し出遅れ気味に始めてみました。

一応、「血統」をメインに自由な感じであれやこれや語っておりますのでご興味ある方は覗いてみて下さい！

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今回のテーマは
『血統から狙い馬を発掘しよう！』です。

私は血統予想の1番の魅力は隠れた才能を予測することだと思っています。やっぱり狙った穴馬から高配当を得ることは単純に楽しいですし、自分の予想にも自信が出てくるようになります。

そういった部分に繋がるような血統的観点からの狙い馬をご紹介出来ればと思っております。是非ご覧になってみてください。

10/27 東京12R 西湖特別 ダ1600m

4人気6着 バスカヴィル

→父はパイロやシニスターミニスターと同じA.P.Indy系のBernardini。母父はサウスヴィグラスなどでお馴染みフォーティナイナー系のDistorted Humorという血統です。サンデー系を持たないダート的なパワーとスピードに才能が傾いた米国型血統です。

父の血統をもう少し細かく見てみるとA.P.Indyに、速いダート戦が得意なファピアノ系のQuiet American。姪には暴走してしまうほど前向きさのあるエクレアスパークル(現3勝クラス)の母でもあるプリティカリーナがいるということで"前向きな気性と速いダートに適性が高そうなところ"がこの馬のポイントかと思います。

西湖特別は稍重馬場で、ある程度スピードが求められる馬場でもあったのですが、1着馬はロードカナロア産駒×母父サクラバクシンオーの差し馬。3着馬も父サンデー系の差し馬ということで、ダート的なスピードとパワーよりも芝っぽいスピードや瞬発力、上がりの要素が求められたレースだったと言えます。

バスカヴィルはサンデー系を持っていないダート血統なので、戦績が示す通りダ1600mよりもダ1400m向きかなと思っていたところもありますし、前述したような差し展開でもあったので敗戦も致し方なしと捉えています。(ダ1400mの方が米国的なダート色の強い血統が合う)

実際に馬場が渇いた次週の新馬戦(ダ1600m)では同じBernardini産駒のアメリカンベイビーが圧勝。ダート的なスピードとパワーが求められるいまの馬場であれば、再度見直してみたい馬です。ただ米国型は揉まれない競馬(前向きな気性を活かす競馬)をした方がいいはずなので外枠であればという条件も追加しておきます。

11/2 京都9R 近江特別 芝1800m

5人気7着 ヒルノダカール

父ヴィクトワールピサ×母父メジロマックイーンという血統です。ヴィクトワールピサに関しては自身のベストパフォーマンス自体が私は皐月賞だと思っていて、短い直線を一瞬の瞬発力で抜け出してくるところに適性があると認識しています。実際に有馬記念も勝っていますし、そういった小回りや内回りのコースでは、同産駒を割と狙うようにはしています。

母タイムウィルテルはフラワーC(中山芝1800m)の勝ち馬。半兄にはラジオNIKKEI賞(福島芝1800m)の勝ち馬であるウインガナドルがおり、母や兄弟からも"小回りコースに適性のある血統"ということが言えます。

この馬の直近の成績を見てみると、外回りコースの京都芝1800mで着外が2戦。500万脱出時は内回りコースの京都芝2000mでした。同じ小回りのラジオNIKKEI賞では着外に敗れていますが、0.5差の6着とそこまで大きく負けている訳ではありません。5着馬のアドマイヤスコールは既に2勝クラスを突破していますし、6着以下の馬たちも2勝クラスでの好走が目立ちます。

よってこの馬に関しても現級で力負けしているのではなく、ただここ最近走っているコース形態がこの馬の才能とマッチしていないだけという回顧をすることが出来ます。

また今開催の京都芝は、台風や重馬場で開催された影響か明らかに欧州血統を抱えている馬がよく好走しており、この馬の母父の系統でもあるトウルビヨンを持つ馬はここ何週かでよく好走しているので注目しておきたい血統のひとつです。
11月中にもう一戦どこかで京都芝2000mの番組を使ってくるようなことがあれば積極的に狙ってみたいと思います。

以上です。今回は普段私が回顧を行う際に考えているような考え方を実際に文字にして表現してみました。こういった感じで回顧をしていくと、次走狙い馬やタイミングなどを見つめ直すことができる為オススメです。

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