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ユアミトスブログ Vn.Botti

アレンジの思い入れパート2です。

灯火

加入して初期のころに渡された曲だったと思います。
その当時はまだ、ストリングスではなくバイオリンの単旋律のイメージしかありませんでした。
エナジーもそうですし、実は空の巣の1番最初のイメージもそうでした。
ボーカルの対旋律のようなかんじ。
静かな曲なので、16分音符や8分音符などでしつこく動かしまくるより、長い音符をなるべく使ってうるさくならないように...
だけど、演奏人数が少ないからこそ、目立つこともしたいという思いも...

長い音符でも印象的な音の並びにしてみたり、同じフレーズを何回か繰り返したり、ということを意識して作るようにしました。

弦楽器は♭系の調性がとても苦手なので、記譜中に時々パニックになったりすることもありました。

Super attractor

この曲はコード進行や転調が激しく難しい曲ですが、直感ですらすらとフレーズが浮かび、ワンコーラスあっという間に出来上がりました。

さて続きを作ろうとなったとき、ワンコーラス目のセンスのまま、いい調子のまま、最後まで仕上げられるのか?というプレッシャーを感じ始めてしまい、そこからなかなかアレンジが進まなくなりました。
逆に理論的に考えようとして余計ぐるぐるしたり。
苦しくて泣きそうになりました。

音源に合わせてバイオリンを弾いて、自分の感じたリズムと音符を信じて即興でいろいろ弾いていくことにしました。
そうしていくうちに、ファーストとセカンドが奇跡的に素敵なハーモニーになっていたり、上手く絡み合っていたり。
そういうのをどんどん生かしてなんとか最後まで持っていきました。

曲自体ドラマチックに進んでいくので、こちらのアレンジもころころ変化していくように、1度使ったフレーズはなるべく使わないように!ということも心がけて作りました。

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