新作音MADニコニコメドレー「おかわりっ!チョッキンオトマッド」について色々と書き下す


まず初めに

ご覧いただきありがとうございます。
このnote記事は拙作ニコニコメドレーの『おかわりっ!チョッキンオトマッド(Cut.Oto-Mad:Again!)』のあとがきです。まだご視聴されていない方は以下のリンクからご視聴していただくことをお勧めします。

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niconico


前振り

と、いうことでようやくできました。製作開始は2023年の11月から。やっと終わったー!
自作メドレーで20分をオーバーしたのは初めてでした。以前は20分に迫るものはあったのですが、その壁は超えておらず、今作がロングタイトルになります。
といっても、本編自体はギリ20分に満たなくて、後ろに2分くらいのクソ長エンディングがついているので実質20分未満です。いやまあ他のもED含めてるんだけども。
ということで、このnoteでは前述したとおり、『おかわりっ!チョッキンオトマッド(Cut.Oto-Mad:Again!)』の編集後記をお送りします。どうしてこの構成になったのか、どうしてあのような打ち込みをしたのかをつらつらと書き連ねていきます。

メドレーについて語るZONE 突入

パート構成

前作の『チョッキンオトマッド』では、3パート+EDの構成になっています。
本編BPMは、「186→145→193」となっています。
これを踏襲して、本作の『おかわりっ!チョッキンオトマッド』でも同じようにBPMを運ばせることにしました。
「181→129→192」と、両端を速めに、中央を3つのどれよりも遅くし、左右では右のほうがちょっと速い、というBPMの運びにしています。

また、前作ではパートが終わるたびに一旦音を区切っていたため、本作ではそのままつながるように音源をエディターで繋げています。

もっと言うなら、BPMが変わる手前。その時に最後の曲の演奏速度はBPMを半分にして遅く演奏しています。遅く演奏することで「あ、終わるんかな?」ぐらいの意識を持たせるようにし、次からBPMが変わることの違和感を薄れさせる狙いがあります。

曲構成(全体像)

Part1 : BPM181でアトラクトゾーン
まずここは最初だけ見る人もどうせ全部見る人も含めて必ず通る場所。特に、今回音MADメドレーなので「そういうのがすきなひと」が集まるわけです。1曲目は仕方ない(後述)として、そこから音MADの定番曲をぶち込んでいます。
…その一方で、「ほかのメドレーとは違うんですよ、定番曲だけじゃないんですよ」というアナウンス的な意味合い…もとい、「珍しい曲を使う」というノルマのため、Track05に「コンピューターおばあちゃん」やTrack16に「殺陣のテーマ(暴れん坊将軍のアレ)」を入れたりしています。まあTrack05に関しては「コンピューターおにばばあ」というMADが好きなのもあるんですけど。

とにかく、若干のオリジナリティを出しながら定番曲でしばらく居続けてもらうことを目的としています。知らない曲ばかりだと飽きちゃいません?

Part2 : BPM129でTrapっぽいなゾーン
このゾーンは全体が52曲ある中で11曲分(ラグトレインはPart1で使用しているため実質10曲みたいなもんですが)と短めですが、BPMが遅いため、すべてのパートで同じ曲数、同じ拍数にすると、当然ここが肥大化する可能性があります。よって、前作の『チョッキンオトマッド』でこの低速地帯が曲数少なめなのも踏襲して、ちょっと短めにしています。(他のが6分~7分なのに対してここは5分くらい)

音MADとして人気のものも入れつつ、どちらかというと、「世間的に」あるいは「サブカルチャー全体から見て」人気曲を中心に入れています。のっけの『踊』なんかまさにそうですね。後は2023年にメガヒットした『人マニア』。

初めて打ち込んだ『Baqeela』は2021年の文脈から続く超人気曲ですね。キャルゴルシおそるべし。

その後は『神っぽいな』で決めるなどしています。このパートだけ、ドラムのラインが2本あって、TrapとEDMとで2本です。理由?Trapのドラム何となくこのBPMにあっててカッコいいから…まあ、なんとなく?

Part3 : BPM192でSUPER DOPER に行こうぜパラダイスゾーン
おそらくここが一番苦戦しました。
と、いうのもこのパート、ホントに『直近[チョッキン]で話題になった曲』が多いんです。そういうふうに作ろうと思ったので。12分も見てたら飽きてくるでしょ。じゃあ売れた曲のパワー借りればいいのよ。
『可不ちゃんと星界ちゃんのおつかい合騒曲』とか『オーバーライド』とか『アイドル』とか。とくに、オーバーライドは2023年末から2024年に入って爆発的に売れた曲。僕はピアノロールをカンニングしないと未だに打ち込めないので、作り始めた時(先に曲構成決めてから打ち込むタイプ)に、なんとオーバーライドのピアノロール動画や楽譜がどこにもないんです。それでも作り始めてストップしなかったのは、「長い間作ることになるし、そのうち誰か投稿するやろ」と思っていたからです。今思うと危ない橋わたり。動画が投稿されてよかったね~。

そしてこの時に、一番の見せ場だと思っているので、駆け抜ける感じで重ねを連発!(Track37~Track37.4)おそらくここがこの動画の一つの顔になってくれると信じています。

また、音MAD定番曲を外さないような選曲も行っています。
そのあたりはまた曲別の項目でお話ししましょう。

PartED : 激怒注意ゾーン
お待たせしました。問題児のゾーンです。
メドレーの曲構成を考える時点で、EDはヴェルディの「怒りの日」にしようとは思っていました。もちろん、ちょっとしたおふざけも入れるつもりでした。そもそも、「怒りのティン」というMADを採用する予定だったのです。

ご覧いただくとわかりますが、かなりのぶっ飛び具合ですよね。まさに超エキサイティン。初見時の腹筋崩壊具合を今でも覚えています。

ところが、製作中に次の問題作を見つけてしまいます。それがこの「激怒注意」です。(ご視聴の際は音量・音圧・激しい点滅に気を付けてご視聴ください。)

これを見た時のインパクトたるや。僕はいったい何を見せられているんだ?僕はいったい何を聞かされているんだ?となりました。
ここまでぶっ飛んだものを作られたとなっては黙ってはいられません。

結論、こちらも壊れて暴れてやろう。となったわけです。

そうなると、これらをリスペクトした何かが必要になる。ヴェルディの「怒りの日」の前奏は、その1音1音に重みがあるのが特徴です。
じゃあその重みをバカデカくしてやればいいんじゃない?こゆく=サン(クッソお胸がでかいVtuberさん、かにかまさん経由で知った)みたいに。
と、いうことで、ドラムに極端なディストーションを掛けました。
何かがこっちに来ているような。そんな得も言われぬ音をリズムよく心地よく刻むことで気味の悪さを演出します。

で、EDが初めてBPM2段階式になっています。序盤はゆっくりと、後半はBPM182で駆け抜けます。怒りの日は2部構成だと思ってて、序盤の「デン!デン!デン!デン!」と後半の「テーテ、テーテ…」ってところ。序盤はゆっくりと来て、後半はそれが走り去っていく不気味さを演出したかったんですね。

なんでEDのほうが文章量多いんだよ。


映像構成

映像に関しては、僕のいつものフォーマット通りです。
medibangPaintで描いたフレームの後ろから音MADを垂れ流す。
で、画面の左端には曲番号・右には素材名。
画面下には曲名とアーティスト名・上には音MADのタイトルと投稿者名。
変わらずこのフォーマットで続けております。

それと今回は新しい試みとして、「フレーム右下の余白に、参照作品があればそのタイトルロゴを持ってくる」ことをしています。序盤の「Oshama Sclamble!」や「bloomin' feeling」などで見られますが、特に音ゲー曲なんかでは助かりますね。曲を聞かされた時に「あれ?これきいたことないな、何の曲だ?」ってなったとき、右下に出典のロゴがあれば視覚的に後で探すときにわかりやすい。知ってる人からすると、「ああ、これね!」ってなるので、ちょっと嬉しい。嬉しくない?

あと、下の曲名表示に重ねられる。これまでだと、例えば「beatmaniaIIDX 30 RESIDENT オリジナル楽曲」とか書かないといけないのが、右下に画像をポン、で終わり。視聴者もそんなに文字読んでる暇ないでしょ。音MADの映像が見たいとか、或いは音源を聴きたいはずなんだから。

あと、ぶっちゃけますけど、フレームは前作のチョッキンオトマッドのを色を変えてそのまま使用しています。

曲構成(曲別コメント)

Track 01:アポロ
いつもの通り、1曲目を「ポルノグラフィティ」の曲で始めるという自分へのノルマを課しております。今回はアポロ。実は以前に使っているという。

Track 02:Oshama Scramble!!
以前から打ち込みで使いたかった。と、いいつつ難しいなこれ。まあ納得いく出来ではあるので良しとします。音が下がるところを意識して打ち込んでいます。

Track 03:bloomin' feeling
音ゲー曲が連続します…。そもそもがIIDXプレイヤーなのと、この曲が好きすぎて入れてる感じですね。かつてのSP6段に立ちはだかるボス曲。
そもそもがハッピーハードコア系列なのでやかましさやポップさを重視しました。

Track 04:白金ディスコ
前の曲を割り込むように入れたのは、音MADの元になっているメドレーでも最初の5音を強調していたからです。また、音MADがGBなので、それを映像演出に銜えたかったのもあります。そうすることで、この曲に違和感なくつなげるようにしています。
打込にはお琴を使っています。聞こえてきません?

Track 05:コンピューターおばあちゃん
前述の通り「コンピューターおにばばあ」が使いたかっただけです。あと、面白いのが1つ前の映像で助けた人がまさかの悪行の限りを尽くす人だったというオチでつながっちゃったことすね。いまでもこの曲が通じるって、すごいね…

Track 06:トキメキ☆ボムラッシュ
ボムラッシュは使う予定だったんですけど、本当は天国と地獄が先に来る予定でして。で、改めて考えた時に、やっぱりこっちのほうがいいやってなって今の並び順になってます。結果的に正解。
音の切れ目が楽しい曲だと思っているので音はけっこう短めにしてます。

Track 06.1:20mシャトルラン
音MADに音作りを合わせに行ったパターン。何となーく入れてみたら意外とありだったのでこのままにしています。合わなかったら映像はそのままこれ消えてたかもしれない。

Track 07:天国と地獄(Kan Kan)
天国と地獄のMADで「天国と地獄に落ちろ!」を見ていた時に、もう一方の「天国と地獄ときりたん」を見かけ、「じゃあ今作ってるところに入れるかぁ」ってなって入れました。打込はこれまたハッピーハードコアっぽく。ありがちな「トン、トン、トン、トン、トトトン、トン、トトン、トト」っていう感じのキックを入れました。余談ですが、「天国と地獄ときりたん」って、音MADといえるのかなと思う、ぎりぎり思考実験的なものだと思っています。メロディはソフトウェアが歌っている。でも、それ以外のセリフとかはすでに内蔵された音声は切り貼りしている。うーん…これって音MADなんですかね?

Track 08-A:SigSig
前作ではできていなかった重ねゾーンです。これはだいぶ前にニコメドのDiscordで「【急募】sigsigのラストに重ねたら合いそうな曲」って募集掛けたら「Wanna Party?」と返ってきたので、じゃあそれでいくかぁってなった感じです。さっきから説明が雑だな。

Track 08-B:Wanna Party?
上記の説明に続きますが、こちらも同じくDiscordで採用された部分です。
実は、この曲目にする前に「LAB/RAM[beatmaniaIIDX 8thSyleオリジナル楽曲]」を採用する予定でした。しかし、結構曲調が独特なので、LABは没に…。でもRAMさんの曲は好きだしなー、使いたいなぁ~!って思ってたらまさかの「Wanna Party?」ですよ。(RAM作曲)
RAM曲も採用出来ていい感じに打ち込みアレンジもできたので、僕、満足!

Track 09:INTERNET OVERDOSE
BUTUDANET OVERDOSEの動画で、「お経を3拍子で詠むんじゃないよ」ってコメントがあるんですけど…これ、僕です。なんかめっちゃニコられてたので、せっかくだしメドレーに採用することにしました。

Track 10:シャルル
当たりま~す!が好きで採用しました。まあ広島県民だからね…。そしてなんだかんだで打ち込んでなかったので、採用!練習になったよ。
 
Track 11:ヴァンパイア
どっちかって言うと実はなかやまきんに君MADの影響の方が強いです。で、そっから連鎖的にいろんなのを見にまわった感じです。

Track 12:ラグトレイン
ぶっちゃけヴァンパイアの後にラグトレインって合うのか?と思いましたが、全然違和感なかったです。ラグトレインはおもろいMADがまだまだ埋もれているので発掘してくれよな…。

Track 13:エイリアンエイリアン
あの…あまり言いたくないんですけど…採用理由これなんですよね…。(下ネタ注意)
逆にひどすぎて採用しちゃった。で、ヴァンパイアよろしく周りを埋めるように見ていった形。でも没にした構成にエイリアンエイリアンがあって、そのMADから引っ張り出してきたりもしてますけどね。

Track 14:イワシがつちからはえてくるんだ
いずれ打ち込まないといけんなぁ~と思っていた曲です。
ということで今回はちょっと変わった演出をしてご登場です。
音の運び方といい、これはもうちょっと開発し甲斐がありそう。

Track 15:クーネル・エンゲイザー
尺が違うのであれですが、「FavOtoMæd」の曲順リスペクトです。[14→15]
まあ界隈曲だからほぼイコールみたいなもんやろ()
前回とは打って変わってハイスピードに身を任せて激しめにしました。

Track 16:殺陣のテーマ
これ繋いだ時にさっきの曲の最後の音とこれの初めの音一致するの笑っちゃった。
「あぁ~!ばれん坊将軍の音ォ~!!」の影響が一番大きいです。ちょっと前からあるやつですが、素材の選び方といいホントにセンスが光ってると思いました。
これ、意外とピアノロールが無くって苦戦しました。なので、キーに沿って2つ下の音を重ねるという即興ハーモニーで製造。うまく行って良かった~。

Track 17:いわれなきリベンジ
なんかこの曲目作ったころ、どこもかしこも「いわれなきリベンジ」使ってるとこ多すぎて「じゃあ分かったよ!俺も入れるよ!」みたいな半ばヤケクソで入れた気がします。

Track 18:夏祭り
気付いたら相当通ですが、「【合作】チャンポン一杯 ~ いい天気だからまた思い出すね!」のリスペクトです。[17→18]動画にも採用しましたけど。

いわれなきリベンジの後に夏祭りを入れたのはこのせいです。季節外れな選曲は許してね。広瀬香美さんだって夏にpromise歌うかもしれないでしょ。



Track 19:踊
ここからPart2のBPM129に入ります。低速でカッコいい曲って言ったら…なんやろな…?と考えた時、IIDXを遊んでいて思いました。「踊」じゃん!と。

これですね。たまたまですがBPMも128とスーパーニアピンです。
半端な数字なのでKOされるかと思いましたが、そんなことはありません。
で、Trap調にしたのは、ここからなんか味変わるよ~っていう予告です。
いいでしょ。個人的にTrapはもうぎゅうぎゅう詰めのクローズハットが味を出してると思っているので、スローテンポにはもってこいかととりあえず採用しました。

Track 20:p.h.
元々没にしていた音MADメドレーの曲目からサルベージしたものです。
といっても、たった7小節だけですが。聞いてて打込みが難しそうだな~と思っていたら、リズム難のせいですね。同じ音押してるだけじゃないのほとんど。でもピアノロールのカンニングが無いとだめです。まだまだ…

Track 21:乙女解剖
ちょっと変わった曲順リスペクトをしています。「S2」の逆順リスペクトです。[21→20]本来は乙女解剖に遅刻して重なる形なんですが、逆順で行くとp.h.のサビが短いので、断念しました。
Bellの音を使うなどして、ちょっとGothic Coreぽさを出しています。なんちゃってだけどね。

Track 22:Baqeela
言わずもがな某氏の影響を受けています。というか音MADでめっちゃ売れてたってことですけど…。こうやってメドレーにいれて派生が作られればもっと増えるから良いね。
あと、初めて打ち込んだ感想として、やっぱ音ゲー曲ってリズム難だし、どういう音なのかわかりにくいね…。特にこの曲は最後のブレイクの連打があるじゃないですか。「16分3連」の後に「3連符」って誰が分かるねん!

Track 23:神っぽいな
今回の「Got ist tot」は機械読み上げに担当してもらいました。
前は人力で7人の声を収録するなど滅茶苦茶なことやってましたけどね。

今回はテンポが遅いのもあるので、Trapぶちかましつつ、Gothic Coreみがグワーアップさせました。前からお世話になっているSample Swapさんの機械っぽいナンバーカウントも不気味さに一役買ってますね。

Track 23½(Re:12):ラグトレイン
再びのラグトレインです。ラグトレインはやはりこういう低速が合う。
ところで、この辺りも実は音MADニコニコメドレーのオマージュが入っています。
「Baqeela→神っぽいな」:OTOMAD CAPRICCIOSO
「神っぽいな→ラグトレイン」:FavOtoMæd IV Topaz
ということで、2重メドレーオマージュです。
初見で気づけた方は相当なマニアですね。

Track 24:残酷な天使のテーゼ
何だかんだでOTOMAD CAPRICCIOSOの選曲の影響を受けていますね。
二晩合作のやつがかなりクリティカルにささっているのもありますが。
あとは初めの動いてないのテーゼも印象が強いかも。

Track 25:Karakuri Spirits
最後の「ω」が最高なのでいいですよね。DJ体験。
珍しく曲をサンプリングしています。M-1入場曲の「Because We Can」です。

これはそもそも、「Masanori Spirits」という音MADで当該のシーンに入る前にBecause We Canが流れ出す演出を行うためです。

また、ωもおなじで、当該シーンで大量のスクラッチ音が流れるので、「じゃあ両側から超やかましいスクラッチいれるか~」って考えに至りました。

Track 26:Trash
チェスト~~~~!Trashの初めの「FLASH」は前から使いたかったやつです。そもそもTrashという曲自体が好きなのです。(MUSECAプレイヤーだった)今はダンスラッシュスターダムで遊べるので最高です。
なんだかんだ言って前作も使っていましたが、ちょっと音をドギツくしました。Trapドラムの影響強し。

Track 27:人マニア
もう絶対に入れるって決めてたやつ。2023年の下半期を語るうえで絶対に外せないやつです。ニコニコメドレーの「ぽぷりねっと2023」にも使われてましたもんね。打ち込みホンマに大変だった…w
奇妙な音構成すぎて、キーずらした時に「ホントにこれあってる????」ってなりました。

Track 28:Rush_E
一応はやるには流行りましたが、どちらかというと海外memeが強いですね。音MADがあることに気づいたのは「Rush_H」という音MADを発見してから。

なんとなく「RUSH_E 音MAD」で検索したら出てきた。


Track 29:Unwelcome School
前作から引き続いて採用。ただ、何だこのfrawlessなOTO-MADは。

今までの音MADのオマージュってなんだよ。すごすぎるだろ。合作か?一人だとしたらヤバすぎる。そんなんもう音MAD界のKors Kじゃん。

余談ですが、Kors K(音ゲーのbeatmaniaIIDX等に楽曲提供しているかた)氏は
『How to make OTOGE CORE LONG』という曲を出していますが、それがおこちら。

この曲はアーティスト名義がKors Kとなっていますが、様々なアーティストに扮してマルチな曲調で運ぶという形です。これに似たものを感じました。
だからといってこっちがどうにかできるものではないんですけど…。

あと、書いてる途中でこれも思い出した。

これもやり方が似ていますが、最高なので聞いてください。これはヤバイ。中毒性抜群。

Track 30:コロブチカ(コロベイニキ)
前のKarakuri Spiritsもそうなんですが、otoMAD-synthesis.midから拝借した選曲が数曲ある…。
このコロブチカもその1曲で、ハイスピな感じでパズルゲームの曲が合うんだ、ってなったのは元メドレーのおかげだと思います。
というかそもそもR.M.氏のメドレーがぜんぶしゅきなだけ。S2とか。


Track 31:スーパーウルトラハイパーミラクルロマンティック
これはもともと打込みを見込んでいたのですが、やる気をブーストさせてくれたメドレーがこれです。

この『音MAD -IBE-』は2023年末に見た中でマイ・ビッグヒットでした。10選にもチョイスするぐらい好きです。
初陣とは思えない Y.むるか.S氏の繋ぎが光っている1作です。

ていうかなんでこの曲っておもろいMADしかないんですか?

Track 32:Hey!カロリーQueen!
自分の処女作となる『GOTTA-NICOMIX』で打ち込んではいますが、BandLabを使用しての打ち込みで大分音が変わるはずなのでそれでいじり倒すことに。奇跡的に前の曲と音がつながっちゃった。

Track 33:可不ちゃんのカレーうどん狂騒曲
前から使うつもりでいましたが、ネタ曲として普通にインパクト強いので。
これについてはぶっちゃけあんまり語ることが無いって言ったら悪いんですけど、この辺りから苦痛の方が勝ってしまってあんまり覚えてないです。
いや、あるわ。ここもエアホーンが鳴るのは元の音MADに合わせた結果です。…それくらい?

Track 34:おどれファイアー
YOSANUKAの音MADを夜に見たせいです。
まず、YOSANUKAを説明します。これを。

いわゆる「よさぬかベイマックス」とよばれる、あぶぶ氏のシリーズです。で、本人がまさかのこれをAIソングにするという暴挙。
で、この後これ。

もうね、笑うよね。あんなジャジーからこんなアグレッシブになると思わないじゃない。まさか音MADが出来るまいとタカをくくっていましたがまさかの出来た。うせやろ?

Track 35:ファッとして桃源郷
ボンバーな後に合いそうな曲って何だろう、って思ったらこういう激しめっぽいネタ曲なんですよね。ボンバーマンの後にブルーアーカイブとかいう爆弾平気で使うゲームが出てきたので映像つなぎとして面白くなったんじゃないでしょうか?

Track 36:可不ちゃんと星界ちゃんのおつかい合騒曲
これはテコまるさんのMADが最高で入れたかったんですよね~。
ちなみに、テコまるさんといえばかつて「面白ドラ絵シリーズ」でYouTubeの一部界隈で人気になった人。あと「決戦!N【ヤバめ】」とか。
もうこの人の発想力には勝てない。

Track 37:オーバーライド
今回一番力を入れた部分です。この後の駆け抜ける繋ぎを思いつくのにちょっと時間をかけ過ぎました。ヘビーローテーションしている間に、いつの間にかメンタルチェンソーとエゴロックが重なってきて、あれ…?これって上手いこと重ならない…?とふと気づき採用。
結果、以下のようなTrack番号になっているわけです。

Track 37.1:ライアーダンサー
ここは「重音テト」でヒットした曲重ね。にすさんの「ドラウナーボーちゃん」が面白かったのもありますが。みんな見て♥

Track 37.2:メンタルチェンソー
その後にこれ。
メンタルチェンソーは2023年末に何故か何度か聞いたのよねぇ。

Track 37.3:エゴロック
これはすき。でも苦痛も勝ってくる…。音ゲーやりながら逃げてた記憶。


Track 37.4:テレキャスタービーボーイ
めちゃめちゃ良質な音MADと共にオーバーライドをオーバーライドしていきます。この辺りはかなり推したいポイント。

Track 38:裏表ラバーズ
前々から打ち込みたいとは思っていましたが、縦連多くね?
最初の「裏表ピクサーズ」はもう個人的に好きです。ああいう勢いで笑かしてくる系好き。

お前「激怒注意」と同じ作者じゃねぇーか!


Track 39:ワールズエンド・ダンスホール
エゴロック当たりの曲とこれはよく合う。Fom4-tで証明済み。というか実はアノ繋ぎ自体の構想はあったんですけど、先に取られちゃった。仕事が早い。


Track 40:アイドル
フィナーレに向けてのダッシュ。裏表ラバーズでハイスピードにして掴んだ後に、2023年のベストヒットを混ぜ込む。原理は人マニアと一緒。
ホントにこれはいろいろ見た中でチョイスするのが難しかった!ルーキーからちょっと前から好きなものまでいろいろ混ぜたいのもありましたが、ぐっと我慢して4つに絞りました。

Track 41:シル・ヴ・プレジデント
何度か打ち込んでいますが、ここまで長い尺で打ったのは初めてかも。
ポップなブラスできゃぴきゃぴさせてみました。

Track 42:smoooooch・∀・
なんだかんだでちゃんと打ち込んだのが初めてのやつ。
おそらく、自分がIIDXにハマるきっかけ、というかBEMANIシリーズ全部にハマらせるきっかけの曲で超思い入れがあります。
で、打込はいいんですけど、むずくね!?打ち込みむずくね!?
と、痛感する自分でした。アレをやってのける皆様何者…?

Track 43:ガチャガチャきゅ~と・ふぃぎゅ@メイト
     
お  ま  た  せ
     い  つ  も  の
もう自作のメドレーではほとんど皆勤賞の電波曲。
Myニコニコヒストリーを原初から歩んできている1曲です。
今回はサビ前から採用するという奇妙なことをやってみました。

Track 44:ジ・エンターテイナー
毎度毎度のクラシック枠。今回はラグタイムで行きました。
音MADが良い感じなやつだったのでそういうことですけども。
これもなんだかんだで苦戦してます。前のハイスピードな感覚からどうやってこのスローモーな感じに落とすか。言ってしまえば前まで「16分で刻んでたリズムを」「8分」で突然刻ませるようなものですから。なのでドラムは大分アバウトになっています。

Track 45:メニメニマニマニ
トリ~~~!
これを語るうえで「ホントニマニマニ」を使わないと始まんないよ。
あれホント面白すぎる。なんでこの曲も面白すぎるのばっかりなんすか。


Track ED:レクイエム: 怒りの日
もういうことはない。語り過ぎた。

…書き方が枕草子と一緒だな。
書きたいとこだけめっちゃ書くとかもうそのパターンなのよ。

終わりに

と、いうことで今後とも あずまのメドレーをお願い致します。

ちなみにこの記事の投稿時点で1000再生突破いたしました。
人生ビンゴの1マス達成です。早すぎるねぇ。

なんかあったら書くので、今後ともよろしくお願いいたします!

おわり

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