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"組織はみんなで創る" 組織改善プロジェクトの取り組み

今日はCodeCampで昨年実施した「組織改善プロジェクト」について書きたいと思います。「組織改善プロジェクト」とは組織の運営方法やあり方を議論し、より良い制度設計や運営方針づくりを目指したプロジェクトでした。

規模の大きな会社であれば、上記のような業務は経営者の指示のもと、人事部がやることが多いと思います。

しかし、CodeCampには人事に専任しているメンバーはおらず、また一般的な企業にあるような「普通の社員が知らないところで勝手にルールが決まって、急に発表されるみたいなのはCodeCampらしくない!」と感じていたため、社員から有志でプロジェクトに参加したい人を募り、昨年の4月から年末にかけて取り組んできました。

自分も含め5名のメンバーが集まり、定期的にMTGを開催し、各種制度の刷新や新たな制度や取り組みの実行を行いました。

各制度のご紹介は別の記事で改めてするとして、ここでは「組織改善プロジェクト」の大きな流れをご紹介したいと思います。

1.現状把握
まず改善するにしても、どこを改善するのかを決めるために現状を把握する必要があります。そこには二つの方法を使いました。

・社内サーベイ
CodeCampではWevoxというサービスを使って、社内サーベイを実施し、社員が組織に対してどういう印象を持っているかを計りました。
・プロジェクトメンバーの主観的な意見
サーベイのみでは定量的には理解できても、生身の意見というのが不足していたため、プロジェクトメンバーから定性的な意見を出してもらいました。

上記の二つを参考に、まずは改善項目を決定しました。

ちなみに、Wevoxの総合的なスコアは利用企業の上位20%に入るくらいで、総じて利用企業の平均よりも高かったのですが、その中でもまだ改善の可能性がありそうな箇所、メンバー内にも課題感があったところに注力することにしました。

改善しようとしたものは以下の項目です。(これはWevoxに存在する項目名です。)

・会社の方針や事業戦略への納得感
・使命や目標の明示

→方針や目標が十分に明示されていない?腹落ち感が弱い?
・職務上の支援
・自己成長への支援

→明確な「上司」という存在が不在で、業務や自己成長への支援が弱い?
・評価への納得感
→評価プロセスが十分に明示されてない?自己評価と会社評価に差分がある?

2.改善案の検討
上記それぞれの項目に対して、どういう改善案があるのかをMTGで検討し、
他社の事例なども参考にしつつ、何を実行にするかを決定しました。

また、議論の過程は全てにオープンにし、Slackのチャンネルには誰でも入れるようにし、資料も全ての社員に公開していました。

3.トライアル
昨年4月から検討を開始し、7月からトライアル的に改善案を実行に移しました。具体的にどういう制度を実施したかはまた別の記事でご紹介します!(これは社内説明に使った資料の1枚です。)

4.本格導入
今年の1月からトライアルした施策の内、効果があったと結論付けたものは継続をし、また施策は自体は良いが運用上の課題があるというものは、継続しつつもやり方を変更したものもあります。

事業もそうですが、組織も常に「仮説→アクション→検証」のサイクルが不可欠であると思いますので、これからの適宜、制度や仕組みは見直していく予定です。

ただ、実際のところ、このような取り組みをしたからといって、Wevox上のスコアが大幅に良くなるとか、劇的に何かが変わるというものではありませんでした。

やはり制度や仕組みだけでは人や組織は変わらないですし、企画2割・運用8割とはよく言いますが、これからどう運用していくかの方がよほど重要なの間違いないでしょう。

しかし、良かった点としては、やはり社員を巻き込んで「制度」や「ルール」を企画したり、議論してもらったことです。組織が大きくなればなるほど、組織のルールや仕組みは不変なもの、自分が何か言ったところで変わらないものと思ってしまうのではないでしょうか。

確かに社員が1,000人くらいになれば、そう簡単にはルールは変えれないのかもしれません。しかし、数十人から数百人くらいまでの組織であれば、ややハードルは下がると思いますし、経営者や人事部も現状の制度やルールに絶対の自信を持っているわけではない気がします。

逆にいうと、前向きな意見を求めているし、そういうのは人事や経営者の仕事と諦めてしまうよりは、どうすれば自分にも会社にも良い仕組みにできるかを考えた方がお互いにHAPPYです。
(会社からすれば、そういった制度が理由で人が辞めてしまうよりも優秀な人、組織を良くしたいと思う人が残ってくれるための制度改正であれば、全然ウェルカムなわけで。)

会社にとって、事業と組織は両輪ですので、CodeCampは今後も両方において、常にPDCAを回していきたいと思います!


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コードキャンプの池田です。小学生から大人・法人まで多くの人にテクノロジー教育を提供しています。 イギリスと日本の二拠点生活を実施中。
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