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海外のミュージシャン達による自作AI曲への批評その2(Yousetsu Welders)

(注:この記事は Yousetsu Welders 時代の記事です。)



https://www.submithub.com/ というサイトにHOT AND NOTという機能があり、ミュージシャン同士でお互いに楽曲を提出して批評し合うことができる仕組みになっています。ここに自作のAI楽曲達を放り込み、批評を受けてみようという企画の第2弾です。またSpotifyにおいて重要な役割であるプレイリストの鍵を握るキュレーターたち。彼らにも楽曲を送り、その結果についても合わせて書いていきます。
今回送った曲は、EP2の3曲目 「FLAMES OF CREATION」。
(下のバナーリンクからEP2に飛べます)

キュレーター(プレイリスト作成者) の評価

1人目 アルゼンチンのフォロワー数4万人のプレイリスト
"¡Buena vibra!"(いい感じ!)
ということで、1発目で承認をもらいリストに載せてもらえることになりました。🔥🔥🔥

2人目 スェーデンのフォロワー数3千人のプレイリスト
"Hi, thank you for your submission! Cool song, I'll add it to relevant playlists. Wishing you best of luck!"(こんにちは、ご応募ありがとうございます! クールな曲です。関連するプレイリストに追加します。幸運を祈っています!)
2つ目も掲載OKをもらいました。

3人目 ウクライナのフォロワー数1万5千人のプレイリスト
An energetic and emotional hard-rock track with a very amazing chorus. I like the strong sound of the vocals and the epic atmosphere os this song. But, unfortunately, the vocal style still is not to my taste. Good luck with your creativity!"(非常に素晴らしいコーラスを備えた、エネルギッシュでエモーショナルなハードロック トラックです。この曲はボーカルの力強いサウンドと壮大な雰囲気が好きです。しかし、残念なことに、ボーカルスタイルはまだ私の好みには合いません。あなたの創造性を頑張ってください!)
結構褒めてくれていますが、最終的にはテイストが合わなかったようです。
不承認。

4人目 ドイツのフォロワー数5千人のプレイリスト
YOUSETSU WELDERS - FLAMES OF CREATION has been shared.
ということで、このキュレーターからは感想はなかったのですが、承認はもらいリストに載せてもらえました。

今回は4人のキュレーターの内3人が承認してくれました。やはりキュレーターの選択が重要だなと感じました。(曲の出来ももちろん重要ですが。)
プレイリストの掲載の期間はキュレーターによりまちまちで、短くて1週間から3ヶ月とかなり幅があります。フォロワー数の多いリストは期間が短い傾向でしょうか。

HOT AND NOTの感想

"Some refinements of the lyrics are needed. are they forgers or welders? forging steel means more like blacksmiths instead of welders. are they romanticizing the symbology of metallurgy through alchemy and time dimensions and if so then welding/welders is not something that is appropriate, in my opinion. I like the alt-rock tune, the drums could be accentuated more as many alt-rock artists differentiate themselves from metal or classic rock. as it stands, the song has more of a classic rock vibe, but I do like the melody and guitar elements in it it's just not alt-rock per se. "
(歌詞のいくつかの修正が必要です。彼らは偽造者ですか、それとも溶接工ですか?鋼を鍛造するということは、溶接工というより鍛冶屋のような意味です。彼らは錬金術と時間の次元を通じて冶金学の象徴をロマンチック化しているのでしょうか。そうであれば、私の意見では、溶接/溶接工は適切なものではありません。私はオルタナティブ ロックの曲が好きです。多くのオルタナティブ ロック アーティストがメタルやクラシック ロックと区別しているため、ドラムがもっと強調されてもよいでしょう。現状では、この曲にはもっとクラシックなロックの雰囲気がありますが、私はそのメロディーとギターの要素が好きで、それ自体がオルタナティブ・ロックではありません。)62点

"Not my usual genre. Something sounds crazy with the vocals. Not sure what it is, not sure if i'm liking it yet but it's definitely an interesting vibe for the song. I think you guys are onto something you just gotta hone it and polish it."(私のいつものジャンルではありません。ボーカルが何かおかしく聞こえます。それが何なのかは分かりませんし、まだ気に入っているかどうかもわかりませんが、この曲には間違いなく興味深い雰囲気があります。皆さんは、磨いて磨く必要があることに取り組んでいると思います。)73点

"Sounds great. Nice big full sound without turning it into a monstrous pounding. Vocals are pitched well. Deep lyrics."(いいね。巨大なサウンドにならずに素晴らしいフルサウンドです。ボーカルのピッチが良く出ています。深い歌詞。)73点

"buen sonido, mucha fuerza en la produccion, buen trabajo, me gusta la bateria y las voces estan muy bien logradas, cancion pegadiza tambien, les deseo lo mejor"(良いサウンド、プロダクションの力強さ、良い仕事、ドラムが好き、声もとてもよくできている、キャッチーな曲も素晴らしい、ご冥福をお祈りします)66点

"its a good song it just comes across as a bit of a stereotypical rock song nothing in it that new or edgy "(良い曲だけど、ちょっと典型的なロックソングにしか見えない、そこまで新しいものやエッジの効いたものは何もない)71点

今回は、キュレーターの反応がよかったのでHOT AND NOTには多く提出しませんでした。

HOT AND NOTのに曲を出すときのアドバイス

提出するときに曲のジャンルを指定するのですが、これを慎重に選んだほうがよいです。このサイトに集まるミュージシャンや業界人はみんな自分の好みの主張がとても強いようで、ジャンルが違うというだけで100点満点で20点台を平気で付けるひとがいます。ハードロックの曲をAlternative Rockに指定しただけで「これはオルタナじゃないから20点だ!」という感じです。聴きたくなければスキップもできるので飛ばしてくれればいいのですがわざわざ低い点数をつけるのです。複数のジャンルの要素のある曲もあり、1つに絞れないこともあるので、これはまあ仕方ないと割り切ることにしています。

プレミアムクレジット

余談ですが、HOT AND NOTに提出するときにクレジットが必要で、他人の曲を聴いて評価するともらえるノーマルクレジットとお金で買えるプレミアムクレジットの2種類があります。プレミアムクレジットを使うと、評価した人 (アーティスト、ブロガー、レーベルなど) とその出身地やユーザーが聞いた時間を確認することが出来たり、提出してから評価されるまでのレスポンスが早いので私はなるべくプレミアムで提出しています。

プレイリストの重要性

今回は比較的大きめのプレイリストにいくつか載ることが出来たので、そのおかげで今現在私のリリースしている曲のなかでこの「FLAMES OF CREATION」が一番再生数が多いです。参考までに、再生数の多い国順をご紹介します。
1位 フィンランド 2位 アメリカ合衆国 3位 ドイツ 4位 スェーデン 5位 メキシコ
この曲はハードロックなので、なるほどなあと思っています。フィンランドが好きになりました。

久々の記事だったので少し長くなってしまいました。読んでいただきありがとうございました。

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