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金沢用水歩き24(長坂用水編)

こんにちは。「用水の街 金沢」です。金沢市には約50本の用水が流れていて、様々な風景を構成しています。その素晴らしい用水の魅力を調査すべく用水沿いを全て歩き、制覇しようと思いました。その記録をnoteで発信して、皆さんが金沢市の用水沿いを一人でも歩きたくなったら嬉しいです。残り31!!!

今回は長坂用水です!


始まりは内川ダム近くから取水して始まります!それにしてもダイナミックすぎません?笑


どこからともなく流れてくる水は側溝や窪んだ場所がある・なし お構いなく重力に逆らうことなく下へ下へと落ちていく。そして、上の写真のようにある一箇所に集まり、自然で美しい水庭を形成してまた落ちていき、川へ合流する。

護岸が整備されていない用水。用水との距離も近く道との距離もなだらかな斜面で近い。これなら用水に落ちることはないし、子供の遊び場にもなりそうだ。市内にもこれぐらいの距離感の用水が出来て欲しいものである。

ジャングルクルーズ。。。

山から流れてくる自然の水が滝になり、用水へ合流する。


手付かずの自然。市内の整備された用水もきれいだが、何も整備されていない古代のような用水も一味違った雰囲気で魅了される。地層も見れます。。。

竹藪に囲まれた用水がありました。手前に用水を見るためのベンチがある!と思って近づいたら、U字溝がひっくり返ったベンチでした。用水沿いだから用水に関係のあるベンチにしようと思ったのでしょうか。置いた人センスありすぎます。
この風景にきれいなベンチはいらない。むしろいるのはコケの生えたベンチである。ここにきれいなベンチを置くとそのベンチは風景から切り離され「ベンチ」としてここに存在する。でも、コケの生えたU字溝ベンチは風景と切り離されることなく、風景の中で存在する。全部が全部、きれいにすればいい訳ではないとこの風景から学びました。

竹藪を切り開いた用水。実際、掘ることを想像したらどんだけ時間がかかるのだろうか。

元祖石垣?


立体交差する用水がありました!

用水のウオータースライダー。ちょっと体験してみたい。。。

公園の中に流れる用水。そのため公園は二分割ができる。ただ、上の方で紹介した護岸のない用水のように緩やかな斜面にして子どもが遊べる親水空間にしてもいいのかもしれない。

整備された遊歩道。この左下ぐらいに車が走る道があり、用水は車の上を走っている。

用水の石垣の一部が取れて奥に用水が続いていく。隠しトビラみたいで面白いですね。

もう少し歩くと、用水は住宅街に入っていく。ここでは用水沿いに柵はなく、小さいコンクリートブロックが並ぶ。


小さいブロックに合わせて用水の蓋が制作されている。ブロックが先に出来てそのブロックに呼応するように蓋が作られている。見事、奥の駐車スペースの高さと高さがあっていて、隙間から用水が見れる。見事、塞いでいるのに用水が見れる良い事例である。


ブロックに合わせた私有橋?もありました。

分かる人にはわかる、暗渠の印が交差するTの字の暗渠!

そして、今日の水門シリーズ!

ツイン水門
用水の上、赤色水門
ステンレス箱付き水門
川水門
まっさお水門
網水門
ちょっと高い所水門

ここまで読んで頂きありがとうございました。                今回の長坂用水はとってもネイチャー!でしたね。他の用水についてもこれから発信していくのでこれからもよろしくお願いします。

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